イケア(IKEA)の出店拡大とネット通販開始
今日4月30日(金)付けの日本経済新聞さんの朝刊に、家具・インテリア関連の大型専門店、イケア(IKEA)に関する記事が掲載されておりました。
イケアは、現在まだ関東に3店舗、関西に2店舗しかお店がないんですが、
ミカエル・オルソン最高経営責任者(CEO)が、同紙の取材に対して、
「今後は九州や名古屋地区を皮切りに全国に店舗網を広げる。東京近郊にも出店し、首都圏でもシェア拡大を狙う」(同紙より引用)という趣旨のご発言をされたようです。
この記事の末尾には、「日本での売上高は約520億円で前の期に比べ1.4倍に伸びた」とございまして、
売場面積が4万平米級の大型店とは言え、1店舗で年商100億円を叩き出しているというのは、凄いことだなと思います。
さらに、この記事の中には、
待ちに待ったネット通販が、ついに今年10月から始まる、ということも述べられていて、
非常に嬉しく思いました。
ブランドイメージが浸透するまでは慎重な姿勢を取る、という考え方もありだろうなとは思っていたんですが、
恐らく、実店舗での商品に対するクレームが想定を下回っていたであろうこと(クレームが多い商品をネット通販した場合、法律をタテに取って「返品不可」にしたとしてもお客様の心の中には「期待値を下回った」という不満感を残してしまうという問題があります)、
日本の宅配便が非常に発達しており、商品を運んでいるうちに破損するという心配はないとわかったであろうこと、
そして何より、お客様からのご要望が非常に多かったであろうことが、
同社をネット通販に向かわせた要因になっているのではなかろうかと私は思います。
まずは法人用からということのようですが、私の周囲でも、両国は船橋店から比較的近い場所にあるからということも大きいと思うんですが、「事務所の収納用品なんかをイケアで買いそろえたんですよ」という話を結構良く聞きます。
同社の商品は同業他社の商品と比較すると破格に安いですが、1点単価は激安のアパレル通販などと比べると相当に高いので(例えば、30,000円の商品が100点売れるとそれだけで300万円になる)、
知名度・検索数も高い企業さんですし、本気を出せばネット通販でもあっという間に月商10億円超えは可能なのではないでしょうか!
既に合理的なパッケージングが完成していますので、物流に関してはほとんど問題はないように思います。受注管理システムの部分だけでしょう。
休日にわざわざ船橋や横浜のお店まで出向くということは結構大変なので、さくら的には、なるべく早く一般向けのネット通販も始めて頂きたいなと思う次第であります。
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Q秋葉原のドン・キホーテにはAKB48劇場とAKB48SHOPがありますが名古屋のSUNSHINE SAKAEにはSKE48劇場のほかにSKE48SHOPってありますか?Aありません劇場の公演後にグッズ販売をするときがありますQ名古屋のドンキホーテにもAKB48のグッズは売っていますか?Aドンキホーテ パウ中川山王店に期間限定でショップがありますが 在庫のみなので欲しい商品が必ずあるとは限らないので早めに行った方がいいと思います!Q名古屋ドンキホーテ...... [続きを読む]
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