ルミネ池袋とエソラ池袋
連休最終日の今日は、お昼頃からまずは六本木の国立新美術館に行って、「ルーシー・リー展」を見た後、池袋に移動して、
今年4月1日に、旧メトロポリタンプラザショッピングセンターから改名、リニューアルというか、新たに誕生したルミネ池袋と、
昨年11月末よりオープンしているエソラ池袋を
見て参りました。
「ルーシー・リー展」の感想は明日以降に記すとして、忘れないうちにルミネ池袋とエソラ池袋の印象を記しておきます。
ルミネさんの方は、3F以上の階の床が、タイルに張り替えられていなくてまだ古い木製のままで、照明も暗くて、
まだまだこれからテナントさんも変わったり改装されていくのかな、と思ったんですが、
B1から2Fまでは、ピュアヤングやヤング向けのロープライスで強力なショップさんブランドさんが入っていて、興味深かったです。
ワールドさん関係のブランドの多さにもびっくりしたんですが、
一番目を惹くのは、何と言ってもポイントさんのブランド複合型ショップ「コレクトポイント」です!
「コレクトポイント」さんの商品内容は、一年前と比べると格段に進化しておられるように感じました。特に、服飾雑貨の充実振りには目を見張るものがあります。
解放感のある売り場なので、年代の高いお客様にとっても入り易いようで、40代50代の方もかなりお買い上げなさっておられるようでした。
他のブランドでは、色使いが美しく、こだわりのあるリゾートカジュアルの「アーモワールカプリス」(4F)さんや、アリシアさんがやっておられる70年代調のブランド「IN&OUT」さん(5F)なんかがお客様を集めていました。
池袋に関してはルミネさんはイメージキャラクターに新宿や横浜などでおなじみの「ルミ姉」は起用していません。池袋は元々、西武百貨店さん側の西口方面の方が、東武百貨店さんや旧メトロポリタンプラザ側の東口方面よりも、「若向き」「おしゃれ」というイメージがあり、他所のルミネに大挙して入店しているセレクトショップは、池袋パルコに既に入ってしまっていて、パルコさんが駅ビル的な役割を果たしている感があります。
今後、ルミネ池袋を、どういう方向に持っていかれるのか。来街者数は非常に多い街なので、いろいろなやり方、考え方があると思います。非常に楽しみですね!
一方、エソラの方なんですが、小さく細長いビル、そして、立地的には駅の一番はしっこの方の場所であるためか、高感度なショップに絞り込んだテナント揃えになっていました。
オープンから約半年、既に地元の方には、「オシャレな売り場」とのイメージが行き渡っているようで、このビルに入って行かれる方はほとんど100%といっていいほどファッション感度が高い方ばかりでした。
パルグループさん系、ベイクルーズさん系と、未曾有の不景気の中にあっても個性的なMDをつらぬいてこられたセレクトさんには、やっぱり根強いファンがおられるんだなぁということを感じましたね。
また、5Fには、あの「ロイヤルフラッシュ」さんが! このお店にも、男女を問わず、ファンが多いんですよ。「ロアー」とか、「ドレスキャンプ」の沢山の商品を、私も今日は久々に拝見致しました。
エソラ池袋は、エチカ池袋と同じく、東京メトロさんとメトロプロパティさんが共同で開発なさっておられるようですが、
地下道でエチカからエソラまで歩くと、結構距離があるなぁという印象です。今日試しに歩いてみましたが、エチカのメインストリートから外れた、片側にだけ5店舗ほどお店が並んでいるところを過ぎると、何もないところを歩かなければならなくなります。
ただ、地上に出ると、ルミネからエソラは、一本道路を隔ててすぐのところにあって、「結構近いな」という気分になるんですよね。不思議なんですが。
エチカがオープンしたとき、「来街者数が少なく苦戦するのではないか」という声をちらほら耳にしたんですが、元々のブランド揃えからして、それを計算に入れた上でのビルのように私は思いました。
なので、問題は、そもそもの目標設定をどの程度にしているのか、そして、テナントさん側に対しても、来街者数のレベルに見合う条件の設定にされているのかどうかが、お互いに儲かるかどうかのポイントになるのではないかという気が致します。
(写真1枚目はJR池袋駅改札の中から外に向かって、2枚目はルミネ池袋のB1、3枚目はエソラ池袋のB1、4枚目は、エソラの1Fから、ルミネの1F方向に向かって、5枚目はエソラ1Fを写したもの)。
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