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2010年8月31日 (火)

「サリースコット(Sally Scott)」のブランドディレクターは皆川明さん

次号からは隔月刊に昇格するということで、季刊のムック本としては最後の号になる宝島社さんの雑誌『リンネルvol.10』を読んでいて初めて知ったんですが、

森ガール系の代表的なブランドさんの1つである「サリースコット(Sally Scott)」のブランドディレクターは、

「ミナペルホネン」のデザイナー・皆川明さんなのだそうです。

もう、何年か前からのことみたいで、著名なファッションブロガーさん達がこの話題を相当前に取り上げていらっしゃるみたいですね。お、お恥ずかしい〜。

でも、ほんと、まさにぴったり、という感じが致しますね。

温もりのあるテキスタイルやニットの色使い、柄に特徴があるところは、「サリースコット」と「ミナペルホネン」は似ているんですが、

お洋服のシルエットは異なりますので。

「サリースコット」の方が、着こなしはしやすいように思います。

2010年8月29日 (日)

商業界『ファッション販売』10月号に無印良品ネットストア様とZOZOTOWN様について書かせて頂きました

雑誌『ファッション販売』10月号は、さながら「秋の特大号」といった感じで、

非常に盛り沢山な内容になっておりますが、もうご覧頂きましたでしょうか?

リアル発の有力企業・クロスカンパニーさんの特集と合わせて、

ファッション系ネット通販企業・スタートトゥデイさんの特集が掲載されております。

そのうち4ページ、前澤友作社長インタビュー「ZOZOTOWNの快進撃ーセレクト系以外のジャンルも広げ11年555億円、13年1000億円目指す」の部分を、私が執筆させて頂きました。

また、連載「おしゃれネットショップBookmark」の方では、無印良品ネットストアさんをご紹介させて頂いております。

ゾゾさん無印さん共、ネットの本質を非常によく理解なさっておられる企業様ですので、ものすごく面白いお話を伺うことが出来ました。

取材に応じて頂きましたことを心より感謝致しております。ありがとうございました。

ZOZORESORT

無印良品ネットストア

「ダブルシー(WC)」がムック本発売、TGCにも出演

さっき、amazon.co.jpをチェックしてみたら、

「ファッション」のカテゴリでムック本『ダブルシー本(主婦の友生活シリーズ)』が1位になっておりました(証拠の画像です↓↓↓)。

8_2

まだ予約中なんですけどね。発売日は9月7日(火)ですので、私も書店で買い求めたいと思っております。

古着ショップ「ウィゴー(WEGO)」さんのオリジナルブランドである「ダブルシー(WC)」、ホント、絶好調ですね。プロデューサーであるタレントの若槻千夏さんの独特のセンスが光ります。

既存のマルキュー系のブランドさんと比べて、ティーンエイジャーに支持されるようないい意味での子供っぽさ、わかりやすさがあり、アニメやサブカルチャーの分野とクロスするようなPOPな感じが今風だなぁと。

「ダブルシー」さんは、9月4日(土)に開催されるTGCこと東京ガールズコレクションにも参加されるようで、ステージが今から楽しみであります。

WC(ダブルシー)


ダブルシー本 (主婦の友生活シリーズ)Bookダブルシー本 (主婦の友生活シリーズ)


販売元:主婦の友社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

2010年8月26日 (木)

テキスタイルコンバーター上位25社の合計売上高が15年で3分の1に

今日8月26日(木)付けの日本繊維新聞さんの1面トップの記事は、

非常にシビアな現実について触れた内容でした。

同社が毎年行っている「テキスタイルコンバーター調査」において、

上位25社の売上高の合計が、

15年前と比べて約3分の1に減少している、というものです。

少し詳しい数字をご紹介させて頂きますと、

1996年 4,453億円(100と仮定)
2010年 1,609億円(36.1)

・・・となりますので、厳密にいうと、3分の1よりは若干多い割合になっておりますが、

それでも、「激減」と見るべきレベルに達してしまっているということには変わりありません。

たまたま、現在読ませて頂いている、小島健輔先生の新著『ユニクロ症候群』のP11に、

「衣料品の市場スケールと輸入単価/購入単価/輸入品浸透率推移」というグラフが掲載されておりました。

そのグラフが、前述した日本繊維新聞さんに近い期間での衣料品の市場規模の推移を示しておりましたので、こちらも引用させて頂きますと、

1997年 17.62兆円(100と仮定)
2009年 11.91兆円(67.6)

衣料品の市場規模は、13年間で約3分の2に減ってしまっているということで、

こちらの方も、相当に深刻なんですが、

3分の2と3分の1では、かなり落ち込みのカーブには差がありますよね。

前者は、あくまでも「上位25社の比較」ですので、この間育って来た中小の個性派コンバーターさんの売り上げは含まれておりませんから、それを差し引いて考える必要がありますが、

衣料品(アパレル)市場以上に、コンバーターの市場がシュリンクしている理由は、

海外からの直接調達が増えていること、コンバーター経由のテキスタイルに対しても、プライスの低い商品へのニーズが強まったことにあるということが、

この数字の差に如実に現れておりますよね。

もちろん、勝ち残っているコンバーターさん達も手をこまねいている訳ではなくて、

自ら製品事業に乗り出しておられますし、

今後は海外、特に中国のアパレル向けの輸出に活路を見出そうという動きが強まってくるのではないかと私は思います。

伊勢丹新宿店さんでジャン・ポール=エヴァン氏の“美味しい”セミナー

今夜は最初は、

現在伊勢丹新宿店さんの1F「ザ・ステージ」で開催中の

「サカイ“ザ”ツアー(SACAI "THE" TOUR)」について書くつもりだったんですが、

ホームページでこの情報を見つけたので、急遽変更↓↓↓

<ジャン・ポール=エヴァン>伊勢丹新宿店8周年記念セミナーー伊勢丹I・ONLINE

うちの会社でも、ここ2年ほどですが、年1回だけファッションデザイナーの方を囲んで、お茶とお菓子付きという形の茶話会を企画しておりますが、

両国でも本当はこんなセミナー、やれたら最高ですよね!

一見、高そうなセミナーに見えるんですが、巨匠のお手製のお菓子を、巨匠自らの解説付きで、これでもか、これでもか、これでもか・・・というくらい試食させて頂いて、さらには、お土産まで付いて5,250円というのは、

期待値を遥かに超えております。

もう、このホームページのセミナー案内のページを拝見しているだけでも、ものすごく満足感がございます。

スイーツって、いいですよね。こういう高級なスイーツでも、庶民であっても、頑張れば十分に手が届く贅沢、しかも、体が健康な方であれば、老若男女、みんなで楽しめますので。

一度だけ伊勢丹さんの「ジャン・ポール=エヴァン」のカフェで飲んだショコラショの、予想に反して、カカオのコクはあるのに、べたついた甘さではない、非常にすっきりとした上品な甘味が、脳裏に蘇って参りました。

最近疲れ気味ですので、秋物のお洋服を見に行ったついでに、久々に「ジャン・ポール=エヴァン」に寄って、元気の素=チョコを買ってみようかな、と思います。

2010年8月24日 (火)

「ガールズアワードジャパン2010AUTUMN/WINTER」にエビちゃんもえちゃんがそろい踏み

フジテレビさん主催のガールズイベント

「ガールズアワードジャパン(GIRLS AWARD JAPAN)」さん。

2010年5月の第1回目のステージは、私は見ていないんですが、

沢尻エリカさんとか、ジュンスさんとか、歌手の皆さんのステージの方に注目が集まっておりましたが、

9月18日(土)に代々木第一体育館で開かれる第2回目(「GIRLS AWARD JAPAN 2010 AUTUMN/WINTER)」)は、ファッションにも力が入っておりますよ。

エビちゃんこと蛯原友里さんと、

もえちゃんこと押切もえさんが

揃って出演されるそうです(リンク先のページの下の方をご覧ください)。

昔の『CamCan』を読んでおられた皆様、そして初期の頃の東京ガールズコレクションをご覧になっておられた皆様にとっては、なつかしいですよね。

エビちゃんはご結婚されましたし、すっかり大人になった(とオバさんが語るのも変ですが)
お二人のステージ、ものすごく楽しみですね!

いやはや、それにしても、最近はガールズイベントが花盛りというか乱立状態で、始めから「フリー(FREE)」=ご招待席を多く用意することを覚悟したビジネスモデルを考えておられるケースも多々あるように推察いたしますが、

採算性の点は、さくら的には、ちょっと気になるところです。

ファッション業界では4年先を行ける高卒が有利!?

業界のプロの方々と話していて、

「この方、まだお若いのにすごくご経験を積んでおられるな」と思うことがちょくちょくあるんですが、

よくよくキャリアを伺ってみると、高校を卒業してすぐにファッション業界に飛び込んでおられる、というケースが多いです。

もっと言うと、「高校時代からショップでバイトしていた」というお話もよく聞きますが、

そうなると大卒の人より、4年どころか、5年から7年早く現場を踏んでおられる訳です。

一般的に、若い時の方が、ファッションに対する「好き」の思いが強く濃い場合が多いと思いますし、
現場の先輩達もお客様も、若くてやる気があって、素直な性格の人をかわいがってくれるでしょうから、

持って生まれたセンスに商品知識がかけ算で加わって、「すごい人材」が育っていく訳です。

とはいえ、短大卒、大卒だから駄目という訳でもないんですが、もし「仕方なく」ファッション業界を選んでいるとしたら、その時点で「好き」だからどんどん前のめりに進んでいる人よりも、何十歩も遅れをとってしまっているという気がします。

但し、語学力が必要とされる外資系企業さんとか、商社さんの正社員とかいった職場は、高卒の方にとってはハードルが高い(エントリする資格が与えられない)場合もあると思いますが。

学歴に関して最近感じていることが2点ほどあって、

ファッション業界周りで高学歴な方が多い業種の双璧が、

商社さんの繊維部門(最近ではライフスタイル部門に改組している企業さんが多いですが)と並んで、

百貨店さんだと思うんですが、

百貨店さんは高学歴な方々を本当に生かしきれていないなと。

20数年前の地方百貨店さんはそうだったんですが、高卒の接客力の高い正社員の方が沢山おられましたが、

ひょっとしたらもう一度、総人員の数を減らすと同時に、多様なタイプの人材によるハイブリッドな組織に戻していく必要があるんじゃないかと。

高卒、大いに歓迎、そして、外国人観光客の多いエリアでは、まずはアルバイトから、中国人や韓国人の人材が必要とされていると思います。

そして、ここで育った、雑草のようにたくましい人材をアジアの店舗に振り向けられてはどうかと。

もう1点は、高校でも短大でも大学でもない、もう1つ、ファッション業界内においては重要な存在であるはずの専門学校さん、そちらの教育のあり方です。

最近どんどん4年制のコースが増えて、親御さん達にとっては、へたをすると子供さんを大学に行かせるより遥かに高い授業料を納めなければいけないという状況になってきているようです。

年々子供っぽくなる学生さんと、長時間労働でどちらかというと厳しい現場が多いファッション業界の狭間にあって、専門学校さんのご苦労も多いと思うんですが、

高卒からすぐに現場に入る場合と比べて、現場との乖離を拡大させるような教育であっては意味がないんじゃないかと。

クリエーションと現実感覚・現場感覚というのは、矛盾するところも大きいと思うんですが、

9割方の学生さんにとって必要なのは、クリエイティブな要素の強弱の差はあれ、単なるコスチュームではなく、マーケットの中で受け入れられて行く「商品」を作り売るための現場感覚なのではないかと私は思います。

2010年8月23日 (月)

「エモダ(EMODA)」の松本恵奈さんが歌手に!楽曲を発売

今日8月23日(月)付けの繊研新聞さんに挟み込まれていた、繊研さんがフランスで開かれているテキスタイルの見本市「プルミエール・ヴィジョン」の会場などで無料で配布なさっておられる「THE SENKEN」の中でも、

この方の話題が顔写真入りで取り上げられていたんですが、

今、ノリに乗っておられるマークスタイラーグループのブランドさんの1つ「エモダ(EMODA)」のカリスマプロデューサー・松本恵奈さんが、

ボーカルとして唄っておられる楽曲を発売されたそうです。

(ひと昔前だと、こういう時は、「CDを発売した」と記すところなんですが、HMV渋谷店が閉店する今日この頃ですので、「楽曲」とか「曲」と表現するしかないんでしょうね)。

今秋の新店オープンに合わせて、TVCMもオンエアされているようで、そのBGMを歌っているのが松本さんみたいです。

YouTubeにCMがアップされておりましたので、さくらのようにTVをあまり見ない方、是非ご覧下さいませ。

蛇足ですが、さくら的には、マークスタイラーさんはいいブランドを沢山お持ちだなと思っておりますが、最近はなかでも荻原桃子さんの「ムルーア(MURUA)」にすごく惹かれております。私のようなオバさんが申し上げるのはものすごくおこがましいことだと思いますが、シーズンごとにどんどん磨かれてきているなと思います。

ギャル系のブランドさんなどについては、「セクシー系」と言われながらも実は男前だなぁ(プロデューサーの言動も含めて)と感じてしまうことが多々あったりするんですが、

「ムルーア」は、色っぽいですね。向上心があって、気骨のある女の子なんだけど、すごく色気がある。そんな女の子に似合う服。そういう感じに、惹かれます。

2010年8月22日 (日)

「ジェラートピケガーデン(gelato pique Garden)」、デビュー

ふわふわもこもこ、不況下の巣ごもりブームにマッチした「おうちウェア」の先駆けとなった

マッシュスタイルラボさんの「ジェラートピケ」から派生した新ブランド

ジェラートピケガーデン(gelato pique Garden)」が、

今秋から実店舗&オンラインショップでデビューしたようであります。

サイトで商品を拝見した限りでは、

ギャル系ブランドさんと森ガールが合体するとこうなるのかな、といった印象。

もっと言うと、おウチに籠っていた子達はそろそろ外へ、森ガール達も、森からBIOブームなり、山へと、そろりそろりと動き始めているのかな、という気分なのでありましょう。

今秋は、ニットに力を入れてくるブランドさんが多いのではないかと思いますが、

「ジェラートピケガーデン」さんでも、ざっくりした横編みのニットが充実しているみたいですね。

顔の良い商品で、それでいてお値段がお手頃なところが、魅力的であります。

私は、カウチン柄のセーターについていたメイプルリーフを見て、思わずカナダ出身のブランド「ディースクエアード」を想起しちゃいました(このブランドのレディスは最近はこんな感じではないんですけどね)。

公式サイトに掲載されている写真の、「貴方は赤毛のアン? それともアルプスの少女ハイジ? オズの魔法使いのドロシー?」とでも突っ込みたくなるような雰囲気の、ちょっと大げさなかつらが、可愛いです。

2010年8月21日 (土)

コムデギャルソンが空港に出店するかも?

最近はWWDジャパンさんが、なかなか面白いですね。
(というか、恐らく他社さんも情報をつかんでおられても、会社の方針で慎重に対処しておられる「フライング情報」をバンバン書いておられますので)。

今日自宅に届いた8月23日号の空港ビジネス特集の中にも、そんな情報が盛り込まれておりました。

空港内の商業施設に、「C 社を始め、アヴァンギャルドなデザイナーズブランドの出店も検討されているという」というくだりの、「C社」というのは、

ずばり、コムデギャルソンさんのことだと私は想像しております。

中国出張用に私自身も最近また1枚購入したんですが、ギャルソンさんの「PLAY」のTシャツは、香港や中国本土などアジアからの観光客のヤングに大人気ですからね。

日本の百貨店の中で、観光客の皆さんがこのTシャツを指名買いしておられるお姿はよく拝見しておりますし、中国に行った際も必ず何人かハートに目玉の入ったロゴ入りのこのTシャツを着用しているヤングを見かけます(今春北京でも2人見かけました)。

空港にお店があれば、わざわざ百貨店まで買いにいって、別のカウンターに行って免税手続きをしてもらう手間もはぶけるので、ファンには喜ばれると思います。最後に買えば、移動の際にいちいち持ち歩かなくてもいいですし。

それともう1点は、ギャルソンさん側が、既に土産物店の業態を有しているに等しい状態なので、話が早いだろう、という事情もございます。前に東京都現代美術館で開かれていた「ラグジュアリー」という展覧会の際に、Tシャツや香水などをコンパクトに配置したコムデギャルソンの土産物コーナーを見て、「商売上手だな」と感心した記憶がございますが、あの状態のまま空港に持って行っても即開店出来ると思うんですよね。

ギャルソンさんだけでなく、イッセイミヤケさんエイネットさん関連の商品も、空港向きなのではないかと私は思います。

空港内の商業施設での商売は、ちょうどインバウンドとアウトバウンドの境目に位置するものだと思うんですが、ファッション産業がそれなりに強い国では、いずれも国を代表するような「ブランド」のショップが軒を並べておりますので、

日本の空港にも、日本を出国しようとしている外国のお客様に対して、旅の最後までジャパンファッションを堪能して頂き、気にいった商品を買ってお持ち帰り頂けるような場を作っていって頂きたいなと思います。

ベイクルーズさんも中国に熱い視線!?

WWDジャパンさんの8月16日(月)号には、もう1つ注目すべき記述がございました。

香港・九龍地区の「ザ・ワン」という商業施設にビームスさんユナイテッドアローズさんアーバンリサーチさんが出店するということ、

ビームスさんとUAさんはその後中国にも進出するという、既に他紙&他のネットメディアでも報道済みのニュースに混じって、

記事の末尾の方にちらりと

「ベイクルーズが中国進出に向けたリサーチを進めている」というくだりが!

セレクトショップさんの中国出店がらみの記事で同社の名前が出たのは、これが初めてのことではないかと思います。

ユースカルチャーに強いビームスさん、最近は母業態の「ユナイテッドアローズ」から派生したよりプライスゾーンの低いところを狙った業態開発が目立つUAさんと異なり、

ベイクルーズさんの場合は、ここ2年ほどの「100年に1度の不況期」にあっても、特にレディスでは「セレクトショップの中では感度レベルを落とさない」イメージで伸ばして来ている(売上高も前期はビームスさんを抜いたそうですしね)印象があるだけに、

中国ではどのような進出形態・ストアポジショニングを取っていかれるのか、要注目であります。

2010年8月20日 (金)

ギャップ社「オールドネイビー(OLD NAVY)」がついに日本上陸!?

お盆休みの期間って通常は企業さん発のニュースはあまり出ない時期なんですが、

今年は結構気になるものが沢山ございました。

どうしてもスルーしがたいものにだけ備忘録的に触れておきたいと思いますが、

WWDジャパンさんの8月16日(月)号に、

ギャップ社(GAP社)が、傘下の『オールドネイビー(OLD NAVY)』をいよいよ日本上陸させるらしいとの趣旨の記事が掲載されておりました。

複数の不動産業界の方から聞き込みをなさっておられるようなので、2011年春か秋に1号店が出るか・・・との同紙の予測は、当たる可能性が高いのではないかと私は思いました。

「オールドネイビー」は、「ギャップ」のいわゆる一角下のブランドです。私はアメリカに行ったことがまだないので、並行輸入品でしか現物を見たことはないんですが。

今は「ユニクロ」さんが「ジーユー(g.u.)」をリリースされたので、ブランドポジショニングがイメージしやすいのではないかと思いますが、

ネット上で得られる情報では、今の「ジーユー」よりは「オールドネイビー」のMDの方がはるかに魅力的なのではないかと思いますし、

そもそも、ギャップ・ジャパンさんは本家ギャップさんにとっては相当に親孝行な子供=つまりは、そこそこうまくいっておられるように思います。

首都圏のあちこちの「ギャップ」のお客様の入りや買い上げ率は、「ユニクロ」さんほどではないものの、安定感がありますし、

私はラゾーナ川崎でよく見ているんですが、「バナナリパブリック」は、日本市場に合わせた商品政策が奏功しキャリアやインポート好きの30〜40代から根強い人気を得ております。

2業態共、接客力も高いですしね。

WWDジャパンさんが書いておられる通り、既に5,000名もの人材を抱え、育ててきているという実績は大きいと思います。

小売業は人ありきですから、よい店長、よいショップスタッフがいなければ出店してもうまくはいきません。ギャップ・ジャパンさんの場合は、既に人垣を築いておられるし、国内の有力な商業施設さんとの間の信頼関係もある。今度はバナリパよりも、はるかに広い客層が取れる安い商品ですから、快進撃が期待できるのではないかと思います。

2010年8月19日 (木)

神コレ初参加ブランド「パナジ(panaji)」、かっこ良さそう

神コレこと神戸コレクションさんに今秋初参加するブランドさんをチェックしていて発見!

ネット上で拝見する限りでは、王道のギャル系ブランドを大人化した、というよりも、少しフォークロリックというか、エスニックな香りも入った、セレクト系っぽい匂いのあるブランドで、いい商品ですね↓↓↓

パナジ(panaji)

こちらのブランドを企画・販売なさっておられるのは、ウエイブインターナショナルさんでした。
なるほど、マルキュー系ブランドの「ゴア(goa)」が大人化したと思えば、納得であります。

ということで、「ウエイブインターナショナル」と検索をかけてみたところ・・・、

私が半年ほど前に書いたエントリ「ウエイブインターナショナルさんの雑貨セレクトショップ『ゴールドアウル(gold owl)』」がヒットして、

「ブランド選球眼は変わらないな〜」と笑ってしまいました(^^)

個人的には、「ゴア」も好きですし、ビジネスとしてもいいポジションを取っておられるなと思います。

「ゴア」は、メンズもいいですよ。特に、巻き物(ストール)系がものすごく充実していますね。メンズの方が長さもあるので、色を選ぶ必要はありますが女性でも私のように身長の高い方にとってはチャレンジしてみる価値はあると思います。

最近「ゴア」のメンズの売り場を拝見したら、ファー付きのアシメトリーなデザインの大振りなベルトの面白いものがいろいろ入荷していました。

2010年8月17日 (火)

商品の卸ではなく「ストア」業態の中国進出相次ぐーココカラファインさんも中国に1号店

お盆休み前に日経MJさんに掲載されていた記事なんですが、ネット上でも見つけたのでご紹介しておきます。

ココカラファイン、中国に1号店、日本の化粧品前面に、店舗形態の早期確立急ぐ。2010年08月11日 / 日経MJ(流通新聞)ーJAPAN SHOP

中国簡体字が表示出来ないので二重線の表記になっておりますが、ココカラファインホールディングスさんの子会社・セガミックスさんによる「セガミ美羅城店」の1号店が出店したエリアは、

上海の有力な商業エリアの1つ、シージャーホイのようです。

記事文中に、中国にも日本の薬事法に似たような、薬局間の距離が一定以上でなければならないという法規制があるんですね。それと、外資のドラックストアの進出も容易ではないということで、

困難が大きい分、

この参入障壁が崩れてきたときのチャンスは、非常に大きいと思います。

記事の中に書かれてあるとおりで、上海で「ワトソンズ」以外に、品揃えが豊富でセミセルフスタイルの薬局というものをまだ見かけたことはございませんので。向こうで風邪でも引いたら、何か心配だな・・・といつも思っておりました。

「フランフラン」さんとか、アイウェアの「Zoff」さん、「JINS」さんなど、続々と中国進出の話題が新聞やネットニュースを賑わせておりますが、

セガミックスさんの事例同様、

メーカーさんもしくは問屋さんが商品を中国に広く卸して売って行こう、というビジネスモデルではなく、

日本国内においても、消費者、生活者のライフスタイルに合ったおしゃれだけれども買い易い価格帯の「ストア」(SPAもしくは品揃え型小売業態)の有力企業だということに注目したいと思います。

中国は、既に、単にものを作るだけなら、かなり良い商品を作れるレベルになっており、単純なモノ対モノの比較では、最早日本企業の競争優位性は低い(特に軽工業レベルでは)ように思います。

ファッション産業、ライフスタイルビジネスにおいては、先方がまだ未成熟な「ストア」としてのビジネスモデルでの参入ならば、

きめ細かな売り場編集の技術やストアイメージの演出、標準化されたサービスの素晴らしさ、顧客ニーズを反映した企画ー生産ー物流ー販売(SPA型)もしくは仕入れー商品アソートー販売(品揃え型小売業態)の仕組み構築の優位性を存分に生かして、

中国のお客様に喜んで頂ける可能性が飛躍的に高まるように思うんですよね。

やはり、日本での勝ち組が、中国でも有利、だということです。

東京に戻ってきました

今日の午前中で夏休みは終了、ということで、

午後の新幹線で東京に戻り、少し会社に出て仕事をして、

夜はヨガ教室にも行って参りました。

岡山では、久々にゆっくり休めたので、少し中長期的なことにも頭をめぐらすことが出来ました。

かつては岡山の老舗ジーンズメーカーだったんですが、昨年8月に、マイルストーンターンアラウンドマネジメント株式会社に事業譲渡されてしまった、(株)ボブソンさんの庭瀬工場だった場所の横を車で走ったんですが、

以前は確かアウトレットもやっておられたその広い建物が取り壊されてしまって、更地になろうとしているのを見て、

ファッションビジネスは遊び心を持ってやっていかなければ、お客様に喜びと感動を与えることは出来ないものだけれども、

遊びそのものではない=やはり、厳しいビジネスなのだ、ということを、改めて強く感じました。

今年後半も、スピード感を持って新しいことにトライしていきたいと思います。

2010年8月13日 (金)

帰省中

只今、新幹線の中です。今日から16日まで、田舎でのんびりして参ります。
最近忙しくて、体をあまり動かせていなかったので、ウォーキングをやったり、ヨガをやったりして、硬くなった体をほぐしたいですね。
本も何冊か持って帰っているので(新幹線の中では、竹川圭さんの「紳士 靴を選ぶ」を読んでいます)、久々にゆっくり趣味の読書に励めるのも楽しみです。という訳で、本格的なエントリーは16日夜からの再開になりますことをご了承下さい。
それでは皆様も、よい夏休みor週末を!再見!

2010年8月12日 (木)

「モンクレール エス(Moncler S)」の「シズル」が欲しい

最近は残業に次ぐ残業で、すっかり両国に根が生えたような生活を送っていたんですが、

今夜は用事があったので、久々に会社を早く出て渋谷に行っておりました。

ついでに、この間から気になって気になって仕方なかった、

「サカイ(sacai)」の阿部千登勢デザイナーによるコラボ2シーズン目となる

「モンクレール エス(Moncler S)」を、

西武百貨店渋谷店さんでチェックして参りました。

蛇足ですが、「モンクレール」さんはダウンジャケットのブランドさんなので、コラボは秋冬シーズンのみ、のようであります。

ショップスタッフの方のお話ですと、

既に、シブヤ西武さんと梅田阪急さんのみの先行販売の期間は終了しており、

他の展開店舗さんでもご購入が可能とのことでしたが、

シブヤ西武さんに関しては、もうかなりの商品が完売しており、サイズ欠けも多かったです。

しかし、今日は、本当に、行って良かった(^^)

さすがは阿部デザイナー、非常に完成度の高い服だと思いました。

3着試着させて頂いたんですが、特に、「シズル」と命名された品番が素晴らしかったですね。

アームホールは非常に小さいんですが、パターンが良いので着心地は最高です。

テントライン、そして、袖口近くの中綿のふくらみや、ストリングスでの可変的なシルエットによって、

若くてスタイルの良い方が着ると似合うのはもちろん、

50代、60代で、少し背中が曲がってきていたり、重いコートを着るのはしんどい、という方にこそ

着て頂きたいなと思える服でした。

サイズは、00、0、1、2とあるそうですが、(ということは当然のごとく私は2になってしまうんですが)、

下にセーターを着ることを考えると私がもう3キロ体重が少なければな・・・(Tシャツ1枚なら十分問題ないんですが)というところが気になったのと、

それ以上に問題なのは、お値段。

特に、「シズル」は26万円台でしたので・・・私の収入で変えるレベルのお洋服ではないな、と(涙)。

他の2型も、10万円台、11万円台なので、

その1着を買うために2か月はファッション商品を買うのを諦めなければなりません。

ということで、今迷っているところですが、

スポーツウェア&完全防寒着っぽい通常のラインと異なり、トレンチコートとか普通のブルゾン感覚で羽織ることが出来る「モンクレール エス」は、

たぶん早めに完売してしまうんじゃないかな、という気がいたしますので、

リッチな皆様は、お早めに売り場に行かれることをお勧めいたします。

PS.「モンクレール エス」は、全ての型番に頭文字がSで始まる女性の名前がつけられているようなんですが、ということは、「さくら(sakura)」もあったんでしょうか?

2010年8月11日 (水)

香港のおしゃれブログ「POPBEE」

ネットサーフィンしていて、こんなサイト(ブログ)を発見しました↓↓↓

POPBEE

着こなしの説明の中に、かなり沢山「日本で買ってきた」という表現が出て来るのが興味深いですね。

日本のファッショニスタ同様、

「H&M」や「forever21」「ユニクロ」なんかと、高いブランドとの組み合わせ(ハイ・アンド・ロウ)が非常にうまい方ですね。

それと、サイトはプロに構築してもらっているようですが(サイトの下の方に「Design by Remix」とございますので)、「ワードプレス」の綺麗なレイアウトの良い見本のようなサイトだと思います。

2010年8月10日 (火)

第11回JFWに、「ヴァンキッシュ」「リズリサ」などが参加

今年の10月に開催される、

第11回JFW(Japan Fashion Week in Tokyo、東京発日本ファッションウィーク)の参加ブランドが発表されました(nissenmediaさんの記事でどうぞ)。

メインイベントである、東コレこと東京コレクション・ウィークにおいては、

メンズの有力ブランドさん達が先シーズンで東コレを卒業してしまったのが非常に寂しいんですが、

新しく、お兄系の高感度ブランド「ヴァンキッシュ」さんと、

マルキュー系の「リズリサ」さんが参加されるみたいで、

この辺の東京・渋谷らしさが濃厚なブランドさんは海外のプレスの注目を集めそうです。

東コレと同時期に開催される「ルームス・リンク」も含めて、

うちの会社(&私)が陰ながら応援しているデザイナーさん達が沢山参加されるみたいなので、

とても楽しみにしております。

この頃には、仕事も一段落している筈(というか、一段落させます!)なので、仕事とはいいながら、ファッションの秋を思う存分堪能したいですね。

2010年8月 8日 (日)

「陰気女子」のファッションは何系に逃げれば良いのか?

暑いですねぇ〜。

こう暑くて、忙しいと、時折思考が思いっきりネガティブな方向に飛んでいったり致します。

最近、ネットや雑誌のストリートスナップを見ていて思うんですが、

陰気な雰囲気の男子というのは、世間的には許容されていると思うんですが、

陰気な女子、というカテゴリーは、

今の時代にあってもやはり許され難いポジションにあるんだろうなと、

そこに、「ジェンダー」の見えざる壁を感じてしまったりしております。

2000年以降は、日本の社会においては、昔は夫婦漫才とか、今いくよ・くるよさんのような「でぶやせ」コンビなとのようなパターンしか存在しなかったお笑いの世界で、

多様なタイプの女性タレントが活躍するようになってきて、

ということは、女性がだんだん社会の中で弱い立場ではなくなって、

演じる側も思い切った表現に踏み込むことが出来るようになってきたのと、

見る側の方も、男性漫才師などと同様に、彼女達の繰り出すネタを「わっはっは」と笑い飛ばせるくらい、

女性というのはしなやかでしたたかで強い存在になってきたように思うんですが、

「女性」で「暗い」というのは、残された最後の砦なんでしょうね、きっと。

かくいう私も、根は元々3%くらい暗いところがあると自分では思っておりますので、

「今日はブルーやわ〜」と思った朝に何を着るべきか、考えてしまいます。

昔一世を風靡したDCブランド(ギャルソンさんとかヨウジさん)の時代、90年代のアントワープ・シックスの時代、これらのファッションは、自分の気分を表す服がどこかにないか探し求めていた暗い女子達にとっては、一筋の光明足り得たと思うんですが。

今だと、せいぜい、森ガール系が一番それに近いのかな。

「可愛い」とか「和好み」程度のところで止まっていると、まだまだ男子受けがいいんでしょうが・・・。

しかし、暗い女子、負けるな!身の回りの男子をゲットするよりも、人生の探求に興味がある方は、アートや文学や音楽etc., 自分の問題意識をとことん掘り下げられるジャンルに行けばよいのではないかと思います。

最近は、現代美術のアーティストさんでも、男性顔負けのスケールの大きさを感じさせてくれる方が増えている(つまりは、お笑いの世界と同じで、社会が変わって来たことの反映で、自分に小さなところでブレーキをかけずとことんまで「やってやる!」という人が増えている)ように思いますので。

「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」での「Sleep」×「エバゴス(ebagos)」かごバッグ限定抽選販売

おお〜このカゴバッグは、すごい!!!ものすごく、迫力があります。

さすがは、「エバゴス(ebagos)」さん。しかも、元ジュディ・アンド・マリーのYUKIさん×スタイリストの大森伃佑子さん×アートディレクターの平野文子さんのトリオによる「Sleep」とのコラボ商品。

雰囲気が、雑誌『装苑』さんの世界観っぽいです。

秋冬にかごを持つのって、通好みな感じでおしゃれですよね。

オンラインで注文しても買えないかも、の、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」さんでの抽選販売だから、欲しい方はもっと欲しくなるかも。

2010年8月 6日 (金)

折れ曲がるまな板「ジョセフジョセフ」

日本繊維新聞さんのウェブサイト「ニッセンメディア(nissenmedia)」さんを見ていて初めて知りました!

こんな便利そうなまな板があったなんて。切ったお野菜がこぼれ落ちないですし、片手で持ち易そうなので、Goodですね。

ここに登場しているのはハンドルや背面にラバーがついた進化系バージョンらしいので、ということは、私が知らなかっただけで、以前から折れ曲がるまな板そのものは存在していたんですね。

「ジョセフジョセフ(Joseph Joseph)」というブランド名らしいです。(アパレルでも英国のブランドで「ジョセフ(Joseph)」というブランドがございますよね)。

本国のサイトを見つけましたので、ご紹介しておきます。

Joseph Joseph

2010年8月 5日 (木)

雑誌『sweet』が107万部突破、渋原間無料バスの運行へ

電子書籍の時代だ何だって、あたふたしている出版関係の方も多いかと思うんですが、

「先のことを考えるときは、いつ頃、どのくらいの層にまで市場性が広がるのかを冷静に予想する」ということと、

「今、目の前におられる自社のお客様に最大限に喜んで頂けることを考える」ことを忘れて、

先走りすぎても、利益は生まないと思います。

宝島社さんは、書店さん、読者、そして広告主のニーズとウォンツを非常によく掴んでおられると思います。

同社の過去の歴史を見ても、時代性を見抜いた損切りが非常に早い企業さんだと思うんですが、
それと同時に、先走りすぎず、ここが得手とする領域、というところでの粘っこい動きをされるところが、

一般的な出版人のスタイルとは異なるように感じています。

『sweet』は、青文字系雑誌と異なり、どちらかというとファッションに一番お金をかける客層がターゲットで、広告主にとっては最も力の入るゾーンを狙った雑誌です。

まさに、買いたい気持ちを喚起する、背中を後押しする存在だと思うのです。

広告出稿したり、付録をつけることによって、実際に認知度が上がった、商品が売れた、という成果が出ることが、次の企画の魅力度アップにつながり・・・好循環を生んでいきますよね。

fashionsnap.com さんに出ていた、8月14日、15日に渋谷〜原宿間に無料バスを走らせる、という記事にも、

まさに、「お客様のお買い物のお手伝い」という意味合いを感じて、非常に感心致しました。

ネットを使って云々、ではなく、資金力と人脈がないと出来ないリアルでの派手なアクションを。これこそが、大手ならではの強力なプロモーション手法だと思います。

2010年8月 4日 (水)

700品目の値下げ&各種サービスの充実でパワーアップするイケア(IKEA)

8月2日(月)付けの日経MJさんに、

「イケア 価格競争力を向上ー700品目20〜30%値下げー」という見出しの記事が掲載されておりました。

記事文中にある通り、イケア(IKEA)さんが毎年1回値下げをしておられるということは、前から知っていたんですが、

日経MJさんによると、今年は700品目を20〜30%値下げするとのこと、

その主力品目が家具になる、というのも、家具は元々値の張るものですから、ファミリー層にとっては嬉しいことですよね。

更に、

「配送料金は最低価格を従来の半額の990円にし」

「家具の組み立てサービスの費用も購入商品価格の20%に統一」

「ソファやベッドの無料下取りも始めた」(以上日経MJより引用)

これらも、非常にインパクトがあります。

正直、普通は新聞はニュースネタとして「ふむふむ」と思いながら読み流すことが多いんですが、

私自身が、「久々にイケア(IKEA)に行ってみるか」という気にさせられましたので。

「いい物を極力安くお客様にご提供する」という、同社の徹底したお客様志向には、感心させられます。

しかし、この記事の中では、ホームセンターのニトリさんのことをイケア(IKEA)さんの「ライバル」であるとはっきり名指しで記してあったんですが、

実のところ、例えば国道沿いの近隣に軒を並べている紳士服ロードサイドショップ同士のように、

同一業態、近似するビジネスモデルでの競合ではなく、

出店のスタイルが全く異なり、商品テイストも顧客ターゲットも現時点では異なると思えますので、一見、この2点がライバルであるということを日頃は忘れそうになるんですが、

イケア(IKEA)さんが北欧ブランドというよりは徐々に日本社会にとって当たり前の存在として定着していき、

その一方で、ニトリさんが、若いファミリーを意識した「おしゃれ化」を進めていくにつれ、

徐々に「かぶる」&「ぶつかる」局面が増えてくるだろう、ということは、間違いないだろうと思います。

しかし、記事の末尾に書いてあった、「日本の家具市場は業界推定で約2兆6000億円で、05年に比べて8000億円も縮んだ」というくだり、不況だけでなく、ライフスタイルや価値観の変化も根底にあるのでしょうが、ファッション業界と同じく家具の業界も本当に厳しいですね。

2010年8月 3日 (火)

<8/4>夜、ゾゾ(ZOZO)さん子会社・澤田社長セミナーは、残席12席です

今日(というか、時計の針が12時を回りましたので、もう昨日、ですが)、午後10時頃会社を出る時には、

(株)スタートトゥデイコンサルティングの澤田宏太郎社長のセミナー(第3回KFCネットマーケティングセミナー)

残席12席ほどになっておりました。

定員を一度100席から163席に増席したんですが、

今度満席になりましたら、完全に受付を締め切らせて頂きます。

今、とか、明日の朝早めのお時間ですと、たぶんまだ間に合うと思いますので、

「明日4日夜のセミナー、時間が空いたのでやっぱり行けそう」と思っておられる皆様、

もしよろしければ、お早めにお申し込みを入れてくださいネ。

◇◇◇第3回KFCネットマーケティングセミナー<8/4>◇◇◇

◆テーマ:「ZOZO運営実績から考えるアパレルEC成功の条件」(1時間半)

◆講師:澤田宏太郎氏(株式会社スタートトゥデイコンサルティング代表取締役)

*澤田宏太郎氏プロフィール
1970年生まれ、神奈川県出身。早稲田大学理工学部を卒業後、(株)エヌ・ティ・ティ・データに入社。その後、コンサルティング会社2社を経て、(株)スタートトゥデイコンサルティング代表取締役就任。

 ☆ゾゾリゾート(ゾゾタウン) http://zozo.jp/

◆司会:伊藤みゆき氏(株式会社ウズリー代表取締役、KFCオンラインショップ研究会主任講師)

◆とき:平成22年8月4日(水)午後6時半〜8時(午後6時開場)

◆ところ:国際ファッションセンター(株)会議室KFC Room 101号室
     (墨田区横網1-6-1-10F)
*地図はコチラ↓↓↓
http://kfc-fashion.jp/archives/map/index.pjp

◆受講料:1名様につき1,500円

◆定員:163名 (残席あと12席です)。

*セミナーお申込みフォームはコチラ↓↓↓
http://kfc-fashion.jp/contacts/form.html

「ブラック・コムデギャルソン」が、セレクト業態に改組

私のブログには、ギャルソンファンの方のご訪問が多いので少しだけ書いておきますが、

ギャルソンさんの「イマージェンシー(緊急事態)ブランド」として開設されていた、

「ブラック・コムデギャルソン」が、

8月末の伊勢丹新宿店さんを皮切りに、

順次、他ブランドとのセレクト業態「エディテッド ブラック・コムデギャルソン」に改組されていくと、

8月2日(月)付けの繊研新聞さん、WWDジャパンさんなど、業界紙各紙が報じておりました。

過去のヒット作のデザイン、パターンをそのまま活用し、素材もそこまでは高価なものではないものを使って黒と白だけで展開するブランド・・・ということで、

オープンした時は、

「さすがにギャルソンさんは、不況への対応が早いな」と感心致しましたが、

結局、私自身はブラックでは1点も買わず仕舞で、「コムデギャルソン・コムデギャルソン」なんかで別の商品を買ったりしておりましたね。

そして、まだら模様ながら、景気も少し戻ってきたかな・・・と思うや否や、

さっと切り替えるこのスピード、さすがであります。

私はそこまでの熱狂的なギャルソンファンでも何でもないんですが、お買い物に出ていい商品に全然巡り会えなくて、買う物がなくて欲求不満気味になると、

ついふらふらとギャルソンに入ってしまうので、

そして、過去の買わなかった商品の記憶が、ギャルソンさんの場合は非常に鮮明に脳裏に蘇ってきて、「今度は買っといた方がいいよ〜」という気分についついさせられてしまうので、

忘れた頃に、たぶんまた1着、購入してしまうのでありましょう。

2010年8月 2日 (月)

日本の「ギャップ(Gap)」で「GapBody」のヨガラインが9月から発売

雑誌『ヨガジャーナル日本版 vol.12』をペラペラめくっていて知ったんですが、

日本の「ギャップ(Gap)」で、今年9月から、

「GapBody」という下着やハウスカジュアルなどのリラックスウェアのカテゴリの中に、

これまで未発売だったヨガラインも加えて下さるそうです。

「GapBody」自体も、日本での発売は昨秋からですから、まだそんなに古いブランドではないんですよね。

たぶん少し大きめのサイズも充実しているのではないかと思うので、とても期待しております!

米国本国のギャップには、もう1つ、「Gap」とは全く別のスポーツブランド「アスレタ(Athleta)」というのもあって、

こちらはもう少し個性的な商品なんですが、日本にはまだ上陸しておりません。

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