「陰気女子」のファッションは何系に逃げれば良いのか?
暑いですねぇ〜。
こう暑くて、忙しいと、時折思考が思いっきりネガティブな方向に飛んでいったり致します。
最近、ネットや雑誌のストリートスナップを見ていて思うんですが、
陰気な雰囲気の男子というのは、世間的には許容されていると思うんですが、
陰気な女子、というカテゴリーは、
今の時代にあってもやはり許され難いポジションにあるんだろうなと、
そこに、「ジェンダー」の見えざる壁を感じてしまったりしております。
2000年以降は、日本の社会においては、昔は夫婦漫才とか、今いくよ・くるよさんのような「でぶやせ」コンビなとのようなパターンしか存在しなかったお笑いの世界で、
多様なタイプの女性タレントが活躍するようになってきて、
ということは、女性がだんだん社会の中で弱い立場ではなくなって、
演じる側も思い切った表現に踏み込むことが出来るようになってきたのと、
見る側の方も、男性漫才師などと同様に、彼女達の繰り出すネタを「わっはっは」と笑い飛ばせるくらい、
女性というのはしなやかでしたたかで強い存在になってきたように思うんですが、
「女性」で「暗い」というのは、残された最後の砦なんでしょうね、きっと。
かくいう私も、根は元々3%くらい暗いところがあると自分では思っておりますので、
「今日はブルーやわ〜」と思った朝に何を着るべきか、考えてしまいます。
昔一世を風靡したDCブランド(ギャルソンさんとかヨウジさん)の時代、90年代のアントワープ・シックスの時代、これらのファッションは、自分の気分を表す服がどこかにないか探し求めていた暗い女子達にとっては、一筋の光明足り得たと思うんですが。
今だと、せいぜい、森ガール系が一番それに近いのかな。
「可愛い」とか「和好み」程度のところで止まっていると、まだまだ男子受けがいいんでしょうが・・・。
しかし、暗い女子、負けるな!身の回りの男子をゲットするよりも、人生の探求に興味がある方は、アートや文学や音楽etc., 自分の問題意識をとことん掘り下げられるジャンルに行けばよいのではないかと思います。
最近は、現代美術のアーティストさんでも、男性顔負けのスケールの大きさを感じさせてくれる方が増えている(つまりは、お笑いの世界と同じで、社会が変わって来たことの反映で、自分に小さなところでブレーキをかけずとことんまで「やってやる!」という人が増えている)ように思いますので。
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