吉祥寺の「ラウンダバウト(Roundabout)」さんはいいお店でした
今日(というか、もう昨日ですが)は、午後から会社に出て仕事にいそしんでおりましたので、一昨日土曜日の話題で恐縮なんですが、
土曜日は、中央線沿線で何箇所か訪問しなければならないところがございましたので、そちらに寄った後、
どしゃぶりの雨の中、前々からすごく見たかったお店、「ラウンダバウト(Roundabout)」さんに行って参りました。
実は、いつもの方向オンチが吉祥寺でも炸裂致しまして、雨の中、小1時間お店を探しまわる有様・・・。人に尋ねても正確な場所がわからず、最後にはケータイのGPS機能を発動しやっとお店にたどりつきました(最初からケータイ立ち上げておけばいいんですけどね、いつもながらに、学習能力に乏しいのでやんす)。
しかし、お店に入った瞬間、それまでの苦労が吹き飛びました。
少し男っぽくて静謐で無骨な空気感が漂う空間、置かれている商品も、文具、アクセサリーから、台所周りの生活用品、古い椅子、下着、アウターからバッグ、靴に至るまで、
衣食住、生活にまつわる善き物達がセレクトされております。
使えば使うほど、味が出てくるもの、一時の流行り廃りに関係なく、長く愛することが出来るもの、あくまでも生活者が主役で、物は脇役・・・まさに、柳宗悦氏が提唱した「用の美」の精神にマッチするようなアイテムが静かに並んでおりました。
いわゆる、ナチュラル系のファッションがお好きな方で辛口好みの方や、男性で例えば「モレスキン」のノートなど、歴史ある商品の味わいが好きで、身の回りの持ち物に拘りたい方、洗練された和の雰囲気でインテリアを統一されたい方などにお勧めです。
「コムデギャルソン」の香水が置かれていたのが、「らしいなぁ」と思いました。
それから、「マリメッコ」のショルダーバッグが、いわゆる「マリメッコ」調のカラフルな色目ではなかったこととか、
「ヤブヤム」が沢山置かれていたこととか、
「エパゴス」のかごバッグだけでなく、靴もあったことなども、印象に残っております。
後になって、「あのときのあれ、やっぱり欲しいなぁ」と、じんわり来る品揃えですね。
(上のお写真は、「ラウンダバウト」さんで購入した、「MAROBIYA」さんの白半袖Tシャツと、計量カップ。うっかりしてレシートをなくしてしまったので、価格が書けません・・・ごめんなさい)。
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これは…『arts and science』と同じようなスタイルのお店なんでしょうか? 私も東京に行く機会があれば立ち寄りたいです。
こういったこだわりのあるお店はやはり東京に集中するのでうらやましいです。
投稿: aki | 2010年10月12日 (火) 22時26分
akiさま、たびたびコメントありがとうございます。
確かに、テイストは「アーツアンドサイエンス」に似ております。
但し、「アーツアンドサイエンス」はオリジナルが主体なのに対して、「ラウンダヴバウト」さんは品揃え(仕入れ)型のショップさんですが。
いいお店ですので、是非足を運んでみてください。
投稿: 両国さくら | 2010年10月12日 (火) 22時38分
私も、前からよく行っていて品揃えのセンスにいつも脱帽していました。
何か、ふと気になるものがいつも、そこにある と言った感じでしょうか。
時間の流れが、外界とは違う感じがとても好きです!
投稿: chaoz | 2010年10月19日 (火) 02時00分
chaozさま、コメントありがとうございます。
おっしゃられるとおり、例えていうなら、お店というよりは、お茶室の中とか、ギャラリーの中とかの空気感に似ていますよね。
今度吉祥寺に行く時にも、またのぞいてみたいと思っております。
投稿: 両国さくら | 2010年10月21日 (木) 01時14分