食品売り場の活気が魅力ー東急百貨店たまプラーザ店
さて、日曜日にプレイバック、ということで、
東急田園都市線のたまプラーザ駅前にあるもう1つの商業施設・東急百貨店たまプラーザ店さんについても少しだけ書いてみたいと思います。
前にも書いた通り、この日の夕方はあいにくどしゃぶりの雨だったということ、日曜日の夜だから皆さん早めに帰宅したいのだろうなということを差し引いても、
駅をコの字型に囲んでいる商業施設「たまプラーザテラス」さんに比べると、
地下1Fから3Fまでしか見なかったんですが、やっぱりちょっとお客様は少なめかなという風に思ったんですが、
東急さんらしい強みも幾つか発見することが出来ました。
1つは、食品売り場が賑わっていたことです。
地下は、特にお惣菜関係のショップスタッフさんの声が大きく、動きもきびきびしていました。ブランド名を忘れてしまったんですが、非常に大きくて美味しそうなクロワッサンとか、少しお値段は良いけれど食べたくなるような銘品が揃っており、準郊外でありながら、所得水準が高いお客様向け、という雰囲気になっておりました。
東急百貨店さんは、デパ地下ブームの先鞭をつけた「東急フードショー」を有する企業さんですが、デパ地下、やはり強し。ファッションは他業態との価格競争に押され気味ですが、食品に関しては、「少し高くても美味しいもの、安全なもの、こだわりの食材を」というニーズはやはり強いですよね。
それと、3Fの紳士服売り場に上がった瞬間、お客様の数が思ったより多いので「おやっ」と思ったんですが、
3Fの端の方に催事場があって、そこで九州のうまいもの市、みたいな催し物をやっておられたんですよね。
この催事場にも、かなりお客様が集まっていました。そして、明らかにここを目がけてエスカレーターを昇って来られる方も・・・。
たぶん、賛否両論あって、「お洋服に食べ物の匂いがつく」とか、「売り場の品位を損ねる」、「無理してでもワンフロアをアパレルで埋めた方がよい」というご意見もあるのではないかと思いますが、
私は、準郊外で小型の百貨店さんなので、むしろこれは正解、お陰で紳士服の売り上げ向上にもつながるのではないかという風に感じました。
さらには、そのせいではないかと思ったんですが、
気のせいか売り場の照明が、
1Fの奥部分(手前はリニューアルされている雰囲気でした)及び2Fの婦人服売り場よりも、
3Fの紳士服売り場&催事場の方が、明るかったんですよね。
催事場のスポットライトのせいだったんでしょうか?
何にせよ、1Fの奥と2Fがちょっと暗いのが気になった分、3Fはいい感じだな、と思いました。
あと、1Fに、東急ハンズさんの品揃えの中から、コスメとステーショナリー、それに、ネイルケアのショップだけをピックアップした小型の「hands be」という業態があって、
面白いなと感じたんですよね。
昨今は文具ブームですが、話題のフリクションボールとか、手帳類も充実していました。
レディスアパレル系は、1Fに一部キャリア系ブランドもございましたが、事実上50代以上が主力だと思いましたが、
たまプラーザテラスの方には、大人向けのブランドは「ビースリー」さんほか1、2店舗くらいしか見当たらなかったので、
棲み分けが出来ていて、これはこれで良いのではないかと思います。
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