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2010年11月17日 (水)

書評:湯谷昇羊著『巨龍に挑むー中国の流通を変えたイトーヨーカ堂のサムライたち』

中国進出を考えておられる企業、ブランドの方は必読ではないかと思う本です。

今年は中国に関する本をかなり沢山読みましたが、一番胸に突き刺さる内容でした。

90年代後半、“流通夜明け前”の成都、北京における、

イトーヨーカ堂さんの社員の皆様の、文字通り、獅子奮迅の働きによって、

GMSが少しずつ中国のお客様に支持されるものになっていく様子がつぶさに描かれております。

中国に赴任した社員の方々がことごとく激痩せしたという話など、本当に凄まじいです。

この本を読むと、現在はともかく、少なくとも15年前のタイミングでの小売業への進出は、

ヨーカ堂さんのように、元々日本国内でも厳しい姿勢で商売をなさっておられた企業さんだから、

何とか成し遂げられたのではなかろうか、という感じがいたします。

仮説−実験ー検証の繰り返しによる品揃えの改善と、

中国人の人材育成、

その2点に関わる記述が、具体的な実例を以て、迫真の描写で展開されています。

前々から思っていたのですが、ファッション業界周りの日系企業の場合は、日本でもあるジャンルにおいて強者であり、自社独自の勝ちパターンを持っている企業さんが、それを中国に持ち込みその強みで押して行き、中国でも実績を上げる・・・というケースが大半であるように思っていて、

もちろん、戦術論の部分は、「現地化」ということにはなるんですが、

強みの源泉になっている部分は、変えない、

IYさんの場合も、そういう好例の1つであるように感じました。

ドミナント化に拘って成都と北京以外に安易に店舗を拡大しないこと、

そして、人材が育つまでは多店舗化に慎重であること、

この辺の粘っこい姿勢は、もちろん、とことんいいお店を作ること=お客様のためになっていくことで、本当に凄いなと思います。

巨龍に挑む―中国の流通を変えたイトーヨーカ堂のサムライたち−Book巨龍に挑む―中国の流通を変えたイトーヨーカ堂のサムライたち−

著者:湯谷昇羊
販売元:ダイヤモンド社
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