『ザ・サルトリアリスト(THE SARTORIALIST)』
ラゾーナ川崎のビッグカメラに行ったついでに、本屋さんに寄ってブラブラしていたら、この本が目にとまったので。amazonで買った方がお値段は安いとわかっていたんですが、ついつい自宅に連れて帰ってしまいました。
発売は、もうかなり前にネット上でも話題になっていましたが、2009年の8月。
人気ブログを編集した書籍ですので、毎日webで見られるものを、わざわざ紙メディアで所有する必要はないのかもしれないけれど、
15年前とか、10年前よりは長足の進歩があるとはいえ、
やはり、写真の表現力、色の再現性においては、
紙に1日の長があるなという風に感じます。
こうやって、改めて、ネットで見ていた日々のストリートスナップをまとめて眺め直してみると、
ファッションとか、着こなしじゃないんだ、
究極は 「人」 なんだ・・・
という風に思えてきますね。
特にヨーロッパは、不惑の年齢を超えた大人が、
皆さん素敵です。
自分の個性を知り、個性を生かす、
ルールを知り、そして、少しだけルールの枠をはみだす、
他者の個性を肯定する、
文化的成熟が、そこに存在します。
さらには、
『ザ・サルトリアリスト』からは、「人」が生きる場としての「街=都市」、
各々の「街=都市」が持つ固有の歴史と文化を背景にした異なる空気感も伝わってきます。
それぞれの「街=都市」に、それぞれの春夏秋冬があり、
服を身にまとう「人」がいる。
1枚1枚の写真をゆっくり眺めていると、四季おりおりの気温や、街のノイズまでが写真の向こうから聞こえてくるような気がしてきます。
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