WWD@100、やはり読み応え、あります。
皆様そうだと思いますが、そろそろ忘年会シーズンに突入、ということで、
ホロ酔い加減で気分良く帰宅したところ、
郵便ポストに、毎週楽しみに読ませて頂いております、WWDジャパンさんの最新号(11月29日号)が届いておりました。
私がこのブログとツイッター(twitter)で叫んだから、という訳ではないと思うんですが、
WWDさんのNY版の創刊100周年記念企画第3弾として、
先日このブログでもご紹介させて頂きました、
「WWD@100、WWD@30+1」が本紙とは別刷で挟み込まれておりました。
先般若き日の三宅一生氏へのインタビューが再録されていたのを読み、
感動に胸を打ち震わせたのですが、
今度は、1979年12月10号の山本耀司氏のインタビューが載っておりましたね。
WWDさんは、記事の無断転載・引用を禁じておられますので、内容のご紹介は差し控えさせて頂きますが、
若手デザイナーの皆様には、是非同紙を買って読んで頂きたいなと思いました。
何しろ、掲載されているお写真が若い!たまたま、なんですが、異業種の私の知人に風貌が似ており、びっくり致しました。
コメントも、本当に、いい意味での突っ張りと、素直さ、謙虚さが同居している感じが山本氏らしくて、
岡山に居た頃、なけなしのお小遣いをためて「ワイズ」のショップに向かっていた頃の気持ちを思い出しました。
まだこの特集の全てを読んではいないんですが、他の記事も、ものすごく興味深い内容ばかりです。
専門外の分野ですが、コスメに関する記事で、「台頭するナチュラル&オーガニック化粧品 80年の歴史を紐解く」も面白く読ませて頂きました。
ドイツにおけるナチュラル&オーガニック化粧品の始祖、「ヴェレダ」のコンセプトの基になっているのが、
シュタイナー教育で有名なルドルフ・シュタイナー氏の人智学であることなど、
奥深いなと思いました。
私個人は、コスメの潮流のすべてがオーガニック一色になるとは思ってはいなくて、
大手さん発のマス向けのブランドさんとか、百貨店を主販路とする外資系化粧品さんも然り、メーキャップアーチスト系のメイク中心のブランドさん、それに、コンビニやドラッグストアで売られている安可愛いコスメ等々と共に
共存していくものだと感じていますが、
ナチュラル&オーガニック化粧品が登場した時代背景とか、消費者、生活者に求められる理由というのが、
この記事を読んで非常によく理解出来ました。
こういう、骨太で読ませる海外の記事を、今後も是非、どんどんご紹介頂けるとうれしいです。
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