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2011年1月10日 (月)

「トランスフォーメーション(Tranceformation)」(東京都現代美術館)

昨年の8月に、東京国立博物館で「誕生 中国文明」(注:忙しかったので、ブログに感想をアップしておりません。ごめんなさい)を見て以来、

5か月振りの美術鑑賞ということで、時間にゆとりがあるというのは本当に幸せですね(^^) 。

清澄白河の東京都現代美術館まで、「トランスフォーメーション(Tranceformation)」を見に行って参りました。

いつものごとく、家事勉強用事もろもろを済ませてから家を出たので、到着が午後3時前になってしまったんですが、

既に多くの皆様がブログやツイッターなどでつぶやいておられるとおり、この展覧会は映像作品が多いので、とても3時間やそこらの時間では全てを見ることは不可能です(何せ、マシュー・バーニーの「クレマスター3」だけでも、180分もの大作ですので!)。

なので、じっくりご覧になりたい方は、午前中から出向かれることをお勧め致します。

館内に入って驚いたんですが、来場者の9割とまでいったら大げさですが、8割5分は完全に20代30代の若い方々ばかりで占められておりました。

また、作品の多くも、2000年以降、ゼロ年代に発表されたものが多く、まさに、リアルタイムのモダンアートに関心のある方が集まってきておられるんだな、ということを実感致しました。

この展覧会は、東京都現代美術館のチーフキュレーターである長谷川祐子氏と、宗教学者の中沢新一氏の共同企画とのことで、

ひょっとしたら中沢氏の問題意識が強く反映されているのかもしれませんが、

昔から洋の東西を問わず悪魔とか霊、異形の民などというものは存在していて、「この世」の中の常識だけでは収まりがつかない物語を紡がれていったのと同じく、ジェンダー、バイオテクノロジー等の現代的な問題に対峙したアーティストが生み出した、「文化的境界」を超えた存在が、この展覧会の中では沢山呈示されていました。

韓国のアーティスト、イ・ブル氏の作品などは典型的なのですが、オブジェとして作られた怪物の姿はまるでRPG(ロールプレイングゲーム)に登場するキャラクターのようでもあり、現代の社会においては、美術界のアーティストよりも、むしろ映画やアニメ、漫画、ゲームなどの世界のクリエーター達の方が、より大衆にわかりやすい形で物語を語っているようにも感じます。

マシュー・バーニーの作品も、見方によってはハリウッド映画的だな、という風に見ることも出来るような気が致しました。

アートに詳しい方の見方は全く異なるのかもしれませんが、むしろ私は、新興国から登場したアーティストの、民族的伝統を色濃く反映させた作品の中に、

急速に発展する社会の中に生きる人間のゆらぎというか、

自ら変容を望む以上に、外部環境の変化によって自分が変わっていかざるを得ないような状況下に置かれた人々の心が垣間みれるような気がして、

いいなと思いました。

具体的には、インドのジャガンナート・パンダ氏と、パキスタン生まれ、ニュ−ヨーク、ベルリン在住のシャジア・シカンダー氏の作品です。

パンダ氏の作品の中に登場しているインドの神様の姿を見て、何故か天明屋尚氏の作品を思い出しました。(インドの戦う神様だから? パンダ氏の作品は、今の日本=ポストモダンよりはもっと手前のところ=モダンの時代に突入しようとしている国のもの、という感じですが、神様を描いている部分だけは雰囲気が密教の絵にはちょっと似ていました。文化的ルーツは、根っこのところで日本につながっているのでしょうか?)

シカンダー氏の方は、インスタレーションや絵画も素晴らしいのですが、特に映像が良かったです。宗教的なモチーフを使って、権力とはいかなる存在か、善と悪の問題などを表現しておられました。

アニメーションだけでなく、音楽も秀逸でした。こういう作品は、iPadなどのタブレット型端末が普及して来た時代にマッチしていると思うんですよね。一般の方にダウンロード販売、というやり方も、あり得るように思います。

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