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2011年4月30日 (土)

「ガールズアワード(Girls Award)」を見てきました

今日(というか、厳密にはもう昨日になってしまうんですが)は、

代々木第一体育館で開かれた「ガールズアワード(Girls Award by CROOZ blog 2011 SPRING/SUMMER)」を見てきました。

私はTGCこと「東京ガールズコレクション」さんは第2回目からずっと見ているんですが、「ガールズアワード」さんを見るのは初めてで、

しかも取材ではなく、自腹で購入したチケットの自由席からの鑑賞でしたので、非常に楽しく拝見出来ました。

私は、「ガールズアワード」さんは今回が3回目の開催かと思っていたんですが、厳密にいうと、2009年の秋に初回の公演があったようです。そして、第2回目から会場が代々木第一体育館に変更、大型のB2C向けリアルクローズのファッションショーの1つとして定着しつつあるようなんですが、

実際に生で拝見してみて、いろいろと感じるところがございました。

まずは、客層についてなんですが、

平均年齢を取ると、恐らくTGCよりはかなり若いのではないかという気が致しました。

理由はたぶん、まだイベントとして若いので、リピーターといってもリピートの回数が少なく、エイジが上がったリピーターが少ないのではないかということと、

どうやらクルーズブログさんのご招待枠があったようで、その列に並んでいる子達の年齢が、中高・専門学校・短大・大学生から社会人1、2年生までといった感じに見えたからです。

客層に関するもう1つの特徴ですが、「ガールズアワード」さんの来場者には、K-POP、韓流アイドルのファンが多いです!

SHU-I、AAA、JUNO、ZE:Aのステージになると、自分が応援しているアイドルの名前を書いた画用紙を大きく掲げて声援を送っている人達が沢山いらっしゃいました。ファッションショーの時の人気モデルやタレントさんへの声援も大きかったんですが、韓流アイドルに対しては、さらにもう一段、ヒートアップした雰囲気がありました。

ただ、私はそれは必ずしも悪いことではなくて、他の大型ファッションショーとはひと味違う、「ガールズアワード」さんの個性になっているように思います。ファッションよりもスター目当てだったお客様であっても、ファッションショーを同時に見ることでブランドへの興味を抱くようになる可能性も高いと思うんですよね。

肝心の、ファッションショーについてですが、レギュラーステージ11ブランド+特別ステージ4つの計15ステージで構成されていました。

私はそのうち、一番最後のレギュラーステージ「ラブレス」以外は全て拝見したんですが、

今回の「ガールズアワード」さんに関しては「ユニクロ」「ルミネ」「フォーエバー21」、この3つの特別ステージの印象が、やはり非常に強く残りました。

何と言うか、時代を象徴しているように思ったんですが、東京の都心に近いところで生活している人ならば、ファストファッションと駅ビルのルミネさんという上記の3店舗さえあれば、他のお店には行かなくても十二分にワードローブが賄えてしまう・・・そういう時代なんだなぁと。

特に、「フォーエバー21」さんのショーが、かなりイケていることには、改めて感心させられました。特に安可愛いアクセサリー類が沢山揃っていて、お値段が本当に安いのでじゃらじゃらと重ね付けすると可愛いんですよね。

初期の頃のTGCさんは、マルキュー系のギャルブランドと共に伸長した感がありましたが、今日のショーを見ながら「一時代が去った」という感を抱きました。

ただ、来場者の年齢構成の若さを考えた際に、今回の「ガールズアワード」さんに登場したブランドさん達の多くは、「大人っぽすぎる」という風にも思ったんですよね。7、8年前ならばそういう若い子がギャル系ブランドにマッチしていたんですが、今の時代だと、本当はクロスカンパニーさんとかポイントさんのようなナチュラル系ブランドさんにも登場して欲しい、そんな風にも思いました。

最後に、今回の「ガールズアワード」さんは、東日本大震災の後に初めて東京で開かれた大型のB2C向けファッションショーでしたので、

運営面で相当なご苦労があったのではないかと思います。

会場で配布されていたパンフレットの裏面に、「地震災害時のご案内」が印刷されていたこと、

チャリティーオークションが開催されていたこと以外に、

過去の「ガールズアワード」さんを拝見していないので今回だけではないことなのかもしれませんが、

ランウェイを歩くモデルのライブ映像を大写しにするための大型スクリーンが、正面の1箇所にしか設けられていなかったこと(TGCの場合は、両脇、それと確か背面にもあったような記憶が・・・。節電のためなのか。そのため端の方の席の人は非常に画面が見にくかったはず)、

休憩時間のCMがほとんどなかったこと(地震後、一旦開催するかどうか保留にしていた時期があったためスポンサーを獲得する時間がなかったのか、あるいは、CM自粛の風潮のためだったのか・・・)が

気になりました。

何にせよ、B2Bイベントとは異なり、一般の若い方々が沢山来場する有料のイベントですので、ご関係者の方の相当なご苦労があったのではないかと思います。

その成果があって、お客様がファッションショーやミュージシャンのステージを見て本当に喜んでおられるお姿が印象に残りました。こういう時期だからこそ、予定通り開催することが出来て、本当に良かったのではないでしょうか。

おまけの一言:ファッションのステージ以上に、ICONIQさんのステージが一番ファッショナブルだったかも!3曲唄ったんですが、3曲とも衣装を変え、最後の1曲では髪型まで変えて、本当に素敵でした。

2011年4月29日 (金)

ひとり言

疲れているのか、

自分の中の、批評する力が、弱っていることを感じます。

ゴールデンウィークも、何だかんだでかなり予定が入っていたんですが、

少しゆっくり休もうと思います。

2011年4月26日 (火)

日本の「打算」、中国の「打算」

細々とですが、中国語を勉強していて面白いなと思うのは、

同じ表記なのに、日中で意味が異なるケースが存在することです。

言葉が大陸から伝わって日本に定着するまでの間に、伝言ゲームの聞き取り間違いや勘違いがあったりしたのか、

あるいは、お国柄の違いが自然と意味にまで反映されてきたのか、

その理由を推察すると、本当に言語の世界は奥が深いなというか、面白いなと思ってしまいます。

そういう例の1つが、

   「打算」

・・・という言葉で、

日本では、「あの人は打算的だ」などと否定的な意味に使われることが多いんですが、

中国では、「○○するつもりだ」とか「これからのことを計画する」という意味で、否定的なニュアンスはないんですよね。

そもそも、「算」の字は、

中国でも日本でも「計算する」という意味なんですが、

ある思い、大志の下に、きっちりとした戦略、戦術、
数値目標があって、初めて初志貫徹が可能となる、というのが、

中国的な考え方なんだろうと思います。

中国の方々の商売上手な点に関して、いろいろな見方があると思いますが、
見習うべきところも多いんじゃないかと、私は思っています。

特に、起業家、クリエーターの方々は、きっちり「打算」すべきです。
思いだけでは、売ってナンボのファッション業界で生き残っていくのは難しい。

私自身が商売をやっている訳ではないのにおこがましい言い方だと思いますが、
ジャーナリストでもプロデューサーでも同じことで、
特に、アジアで飛躍したい方はそのことを常に念頭においておく必要があるように感じています。

2011年4月25日 (月)

最近の出来事と雑感(地震後の展示会、ファッションショーなど)

このブログでは、3月末に北京に行った際のレポートを長期に亘って書かせて頂いておりましたが、

先週と先々週は、東日本大震災で当初の計画を後ろ倒しにされた合同展示会や個展、ファッションショーを回ったり、自社主催のセミナーなどで、慌ただしく過ごしておりました。

小規模な卸型のブランド、クリエーターの方々、特に東北地方の工場さんとの関わりの深いアパレル系の方々にとっては、まずは生産面のご対応が非常に大変だったようです。「一部のサンプルは自ら制作した」という声も、沢山耳に致しました。ブランドさん及び工場の方々の、「1日も早くビジネスをきちんと前に進めたい」というご努力に、敬意を表したいと思います。

チャリティーグッズを企画・生産し、展示会場で販売なさっておられる展示会さん&ブランドさんも、幾つもございました。アクションが早いことと合わせて、なおかつ、私が拝見した物に関してはデザイナーさんの企画らしいデザイン面でも優れた商品ばかりだったことに感心致しました。

次シーズン向けの受注に関しては、もう少し先にならないと全体像は見えてこないのではないかと思いますが、厳しいとの前予想に反して、「前シーズンより既に伸びている」というお声もあり、企画力と価格のバランスが良いブランド、市場にないタイプの商品でなおかつ時代性を捉えた企画を打ち出しているブランドはきちんと実績を上げておられるなという風に感じました。

リーマンショック以降地震前までの状況として、ギフトショー以外の合同展がいずれも苦戦している印象がありましたが、

今春、渋谷区さんの渋谷区文化総合センターの中にあるインキュベーション施設(創業支援施設)「文化ファッションインキュベーション」が本格稼働し、こちらの中で開かれた複数の合同展がいずれも盛況で、

地震のせいであまり報道されていませんが、

個人的には、「風が変わりつつある」という印象を強く持ちました。

立地的には最高の場所、渋谷駅から徒歩5分という場所で、展示会場が安く借りられるということは、若手企業や中小企業にとってはメリットが大きいです。もっと早くこういう施設が出来ていても良かったんじゃないか、都内で最も、「あったらいいねという場所にあるファッション系の支援施設」だと思います。

こちらは、場の持つパワーのみでも十二分に「みんなのたまり場」となりうる場所で、こちらで開催される合同展示会が、現状の合同展地図を塗り替えていく可能性も大いにあるように思います。

最後に、ファッションショーについて。

今回、何のためにショーをやるのか、ということの意味を、東コレ系ブランドの方々は改めて考えられたのではないかと思います(実際、ブログに思いを綴っておられるブランドさんも幾つもございました)。

サンプルが間に合わない、外国人モデルが帰国してしまった、3月の時点では計画停電が実施されていた、といったことから、やむなく休止されたブランドもあったように仄聞しております。

頑張って開催されたファッションショーには、沢山の来場者が詰めかけ、いつもにも増して熱い拍手が寄せられていました。

私は、今回は、「インプロセスバイホールオーハラ」「ヒスイ(HISUI)」と、「ジェニーファックス」&「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」の3本のショーを見せて頂きました。

「インプロセスバイホールオーハラ」は、フェミニンなスタイルの中にも、見る人の心に、少しだけ引っかかる何かの仕掛けを混ぜ込んだコレクションで、幾何学柄のワンピース+ニットなどのスタイリングを打ち出していました。

今回は、ネットメディア等の報道によると、「もう1つのアールデコ」というテーマだったそうです。

それで納得がいったんですが、最後の方に出て来たスタイリングが大正時代のモダンガール風に見えたのは、期せずして「日本のアールデコ」に近いムードになったんでしょうね。

「ヒスイ」は、前半は少しマニッシュで大人っぽい雰囲気のジョッパーズスタイルやモノトーンコーディネート、中盤からカラフルなニットワンピが登場し、最後はランウェイ上でデザイナー自らがモデルにドレスを着せ付ける形でニットのロングドレスなどの大作が披露されました(ちなみに、そのニットは、メイド・イン・墨田です)。

月と雲と大地と太陽というテーマに沿った4点のドレスの後に、フィナーレではもう1点、日本の原発地図を刺繍したドレスが登場。

まさに、今、日本で生活している私達が直面している痛みであり、何らかの方法で乗り越えて行かなければならない課題をストレートに呈示するコレクションでした。

「ミキオサカベ」は、ファンタジスタ歌磨呂氏による「最前ゼロゼロ」とのコラボによるショーだったんですが、秋葉原からアイドルグループ「でんぱ組.inc」がやってくるということで、

会場のTSUTAYA六本木店には、ショーを見に来ている人と、「でんぱ組.inc」のファンが混在し、

店内は超満員でした。

ダークなムード溢れる「ミキオサカベ」本来のコレクションと、村上隆氏のフィギュアのようなカツラをかぶった「でんぱ組.inc」が身につけているフワフワの砂糖菓子のようなドレスが、

ネガとポジの関係なのか・・・実はねじれの関係で、永遠に交わることはないのでは、という風に思いながらも、

次第に難しいことは忘れて、「でんぱ組.inc」の唄とダンスがとても楽しく、一緒に盛り上がっておりました(笑)。

アートには、「創造する喜び」「鑑賞する喜び」「所有する喜び」「(所有しているアートの)資産価値が上がる喜び」があり、

ファッションには、「創造する喜び」「着る喜び」「見られる喜び(&評価される喜び)」「見る喜び(&評価する喜び)」があると私は以前から思っていますが、

アートに関してもファッションに関しても、

アートの分野ではインスタレーション、ファッションの分野ではB2C型のファッションショーにおいては、「鑑賞」とか「見る」という静的で一方的なアクションではなく、

双方向型で感動がその場でシェアされていく「参加する喜び」が加わってきているように思います。

坂部氏は、東コレ系のデザイナーの中では、そのことに自覚的な先鋭な方々の一人だと思うんですが、

アートと異なり、セールスのことを考えると、「着る喜び」に関する仕掛けをショーの準備と同等かそれ以上に綿密に行っていく必要があるのではないかという風に思います。

それと、今回ものすごく残念だったのは、

アキバとご自身のコレクションがポジとネガ、というわかりやすい仕掛けの裏に、

もう1つ、本当は、

「ジェニーファックス」がポジで、「ミキオサカベ」がネガ、というストーリーが存在したんじゃないかということです。

HIROMIXを想起させるようなネーミングだけでなく、クリエーションの中身も、

日本の女性アーティストの表現の中にある感覚に共通するガーリーな甘さと毒、色使いなどに見られる「だけどアジア」な感じ(SHUEH JEN-FANGデザイナーは台湾出身でヨーロッパで学んだご経歴の持ち主ですので)は、

現在のアジアの現代美術ブームを考えても、まさに旬なのではないかと。

「ジェニーファックス」、これからもいい商品をつくっていってほしいなと思います。

セルフプロデュースの仕方、そして、プロモーションやセールス面のキーマンを日本以外の地域に求めるということも考えると、可能性は格段に広がるように思います。

2011年4月23日 (土)

2011年3月北京レポートその11〜ストリートスナップ(後編)

北京のストスナ・後編です。

1.先日繊研新聞さんも書いておられましたが、展示会場だけでなく街中でも女性の方々が持っているバッグはみんな大きなサイズなんですよね。まだまだ、「高いブランド物をどうせ買うなら大きくて目立つ方がよい」というお考えなのか、あるいは中身の問題なんでしょうか(女性でも富裕層はパソコンやiPadなどを常時持ち歩いておられるのかも、と私は思っているんですが)(三里屯)。

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2.キャリアっぽいファッションの方(三里屯)。

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3.帽子を目深に被っている男性。帽子ファッションは、これから伸びて行くように思います(三里屯)。

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4.北京の人気高級ブランド「ホワイトカラー」の男性ショップスタッフの方々。黒服が制服みたいです(三里屯)。

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5.椅子に座って話しておられる男性が、日本のファッション業界の方みたいであまりにもかっこいいストリートファッションでしたので、思わずパチリ(三里屯)。

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6.カラフルなスキニーパンツorレギパンを履いた女性。背中が大きく開いたニットとのコーディネイトで、インパクトがありました(三里屯)。

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7.ニーハイブーツも、結構見かけました(三里屯)。

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8.4月1日(金)は冬に逆戻りしたような天候でしたので、皆さんダウンジャケットもしくはコートを着込んでおられました(西単)。

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9.赤のダウンジャケット。CHICの会場のダウンジャケットのブランドが集積した展示場でも赤の商品は沢山打ち出しされていましたが、やはり、幅広い層に売れる色のようです(西単)。

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神戸コレクション2011上海(KOBE COLLECTION 2011 SHANGHAI)

北京のストリートスナップの続きを選ぶ気力がないので、

自分へのメモ書き&皆様にもご紹介しておきたい中国の話題を1つアップしておきます。

4月16日(土)に上海で開かれた「神戸コレクション2011上海(KOBE COLLECTION 2011 SHANGHAI」は、

今回が5回目の開催だったのですが、過去最高の盛り上がりだったそうです。

中国のネットメディアにも非常に沢山の記事が掲載されておりました。

公式サイトを、ご紹介しておきます。

KOBE COLLECTION 2011

それと、モデルの平野由実さんの中国語のブログも、いい感じですね(^^)

Hirano Yumi Blog

2011年4月21日 (木)

2011年3月北京レポートその10〜ストリートスナップ(前編)

これから2回に亘って、北京のストリートスナップをご紹介致します。

当たり前のことですが、ファッション業界人が集まる展示会場2箇所(インターテキスタイル北京とCHIC)に集まっておられる業界人の皆様は一般の方よりもかなりお洒落でしたし、

三里屯エリアのファッション感度の高さは北京の中では群を抜いているように思いましたが、

他のエリアでも、昨年と違って、スポーツウェアを街でのおしゃれ着にしておられる方をほとんど見なくなったということに象徴されるように、

非常に速いスピードでファッション化が進んでいるように思いました。

ではでは、お写真をどうぞ。

1.フリンジ付きのブーツをキーアイテムに、全身モノトーンで決めていた女性。かっこいい方で、非常に目立っていました(インテキ会場)。

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2.右の女性のような、日本の80年代を彷彿とさせるようなDCっぽいスタイルの方もちらほら見かけました(インテキ会場)。

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3.向かって右の女性はショーパン(ショートパンツ)姿、左の女性はロングワンピと、2人共日本のヤングファッションに近い雰囲気です(インテキ会場)。

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4.前髪をまっすぐに切りそろえたマッシュルームカットと、フレームが印象的な眼鏡、そしてショートパンツにブーツというバランスが、この方ならではの個性を醸し出しています(CHIC会場)。

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5.去年も思ったんですが、ビビッドカラーの中ではやはり赤がダントツの人気みたいです。私も中国出張用に赤いお洋服を買った方がいいかな、と思うくらいです。(CHIC会場)。

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6.カジュアルなカップル。何気ないけれど、女の子のお洋服の分量感がオシャレだなと思いました(三里屯)。

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7.中国人じゃないのでは? と思ってしまうような、お洒落なカップル(三里屯)。

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8.こちらは、二人とも全身黒で決めたカップル。カップルの皆様方は、日本と同じで、何となくファッション傾向が似ているんですよね。微笑ましいです(三里屯)。

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9.真ん中の女性のカラータイツに注目(三里屯)。

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2011年4月20日 (水)

2011年3月北京レポートその9〜王府井

4月1日(金)は、午後3時過ぎからはポツポツと雨が降り始め、気温も一層下がって、まさに、冬に逆戻りしたかのような悪天候になって参りました。

西単から、北京一の繁華街、日本でいうと、銀座のような場所になるかと思うんですが、王府井(ワンフーチン)に移動し、こちらの商業施設を見て回りました。

この日の夕刻は本当に寒かったので、お客様の引けが早く、午後6時頃には客数がぐんと減ったな、という感じになっておりました。地元の方々が早々に帰宅しているのに、あまり長居をするのはどうかなと思ったので、私も現地時間の午後6時半頃には王府井を出ることに致しました。

1.王府井のメインストリート

この辺りは歩行者天国っぽくなっているようで、タクシーでは入れません。新しいタイプのお店と、地方から出て来たおじさんおばさん向けのお店が混在しています。昨年見たときと同様、後者のタイプのお店もやはりよく売れていました。

去年はなかったように思ったんですが、帽子の専門店さんも出来ていました(中国の人は帽子をかぶっていない、と言われた時期がありましたが、そういう時代ではなくなってきている、ということです)。

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2.東方新天地の入口

地下鉄王府井駅とつながっているショッピングセンター(SC)です。

1Fには「ファンケル」(「ファンケル」さんは中国ではかなりご成功なさっておられるように思います)「エスプリ」「CKカルバンクライン」「ポールアンドシャーク」「ジバンシィ」「コーチ」「S.T.デュポン」「マックスマーラ」「ダズル」「オーチェリー」「アディダス」などが、

B1Fには、「サブウェイ」や「デイリークイーン」などからなる飲食のフェイスもかなり広く取られていますが、

靴の「BELLE」「スティーブマディン」「エコー」や、「I.T.」「EQ:IQ」「フルラ」「リーバイス」「JBNY」「ELAND」などのショップが入っていました。

ちょうど「オンリー」「ヴェロモーダ」「ジャックジョーンズ」のショップが改装中で閉まっていたんですが、その代わりということなんでしょうか、イベントスペースで販売を行っておられました。

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3.北京市百貨大楼。前述した東方新天地や、後述する北京APMに比べて、おごそかな雰囲気が漂っています。北京市民かそうでないかを問わず、このエリアにやってくる富裕層でコンサバな方、プレタ的なお洋服が欲しい方向けの品揃えです。

昨春には、南館が改装中だったんですが、今回は綺麗な状態を見ることが出来ました。

1Fは「ポルト」「ロレックス」「S.T.デュポン」「ヘンリコットンズ」「ブルックスブラザース」「コーチ」「プリマクラッセ」など。

2Fはミセスの売り場で、「ピエールカルダン」「F.LADY」「D&V」「china silk」「GIRWEAR」など。日系のブランドでは「23区」「M.TSUBOMI」と「MUJI」が入っています。

3Fがレディスヤングで、「ダズル」「ティーニーウィニー」「トライベッカ」「オーチェリー」「I.T.」「エスプリ」「ジェシカ」「BASIC HOUSE」「マンゴ」など。

4Fはメンズで、「エーグル」「ジープ」「マルコアザーリ」「ヤンガー」「GARDKAI」「LOGIO」といったラインナップです。

こちらの百貨店さんの地下には、セルフサービス式の大きな食堂があって、安くて美味しくて、お野菜もたっぷりとれます。300円か500円も出せばお腹いっぱいになりますので、王府井辺りでどこでご飯を食べたらよいか迷ったらGO、ですね。

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4.北京APM。地下1Fから6Fまであるファッションビルですが、

1Fから3Fまでぶちぬきの店舗になっている「ザラ(ZARA)」の来店客数の多さが、このビルでは何と言っても目を惹きます。ファッション感度の高いお客様が多いです。

その他のテナントさんは、1Fではメンズの「G2000」(2Fもあり)、「GAP」(2Fもあり)、「ナイキ」(2Fもあり)、ジュエリーの「周大福」、2Fでは「ジャックジョーンズ」「CA」「DHC」、3Fでは「速写」「EXR」、ジーンズの「+TOUGH」、「LILY」「ユニクロ」などです。

午後5時頃「ユニクロ」さんを見たのですが、寒いせいか、店内のお客様の数は少なめでした。それでもレジ前には5人のお客様の列、そして、中国でのいつものパターンで、行列を作っているお客様のかごの中には何着もの商品が入っていました。

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2011年4月19日 (火)

「マウジー(MOUSSY)」の北京旗艦店、西単大悦城に4月16日オープン

一昨日書いたエントリの補足です。

中国の新浪.comに、

MOUSSY北京首店于西单大悦城盛大开业」(筆者訳:マウジーの北京旗艦店が西単大悦城に盛大に開業)

・・・という記事が掲載されておりましたので、ご紹介しておきます。

オープン日は、4月16日(土)、「マウジー」さんのショップは、中国本土では、上海の3店舗に続く、4店舗目だったみたいですね。

記事文中には、「美腿牛仔裤」(筆者訳:美脚ジーンズ)なんて記述が見られます。

2011年4月17日 (日)

2011年3月北京レポートその8〜西単

とても寒かった4月1日(金)、金融街購物中心を見た後、吉野家でお昼を食べてからタクシーに乗って西単に移動しました。

西単は、たぶん今北京の中心部では一番ヤングの支持が高い街なのではないかと思います。日本の東京のどこかの街に例えたいところなのですが、実はどこにも似ていなくて、

こちらの街の人気は、西単大悦城という大型ショッピングセンター(SC)のパワーによるところが大きいです。

このSCの中には、「H&M」(1、2F)、「ザラ(ZARA)」(1、2F)、「ユニクロ」(3F)、「無印良品」(1F)や、韓国のイランドさん系の「PRICH」(2F)、「E・LAND」(3F)、「WHO.A.U.」(3F)とか、「速写」(4F)、「JBNY」(4F)、「BASIC HOUSE」(4F)、「ハニーズ」(4F)、「リーニン」(5F)、「プーマ」(5F)などが入っております。

去年もそうだったんですが、中でも「H&M」と「ザラ」の人気の高さは飛び抜けていました。

先日繊研新聞さんにベタ記事が掲載されていましたが、バロックジャパンリミテッドさんの「マウジー(MOUSSY)」の北京1号店のショップが「COMING SOON」の状態になっていたのと、

3Fにも「無印良品」がオープンするという表示が出ておりました(1Fからの移動なのか、好調なので1Fと3F両方にショップを設けるのか、どちらなのかわかりませんが)。

西単では、もう1箇所、君太百貨の1Fから5Fまでをざっと見て回りましたが、2Fのヤングレディスの売り場はおよそ半分のスペースが改装されるとのことで、特売が大々的に行われていました。

この百貨店さんは、3Fがメンズで、4Fがまたレディスという、日本ではあまり見られないフロア編成になっていましたが、4Fには日系ブランドの「ココディール」が、今春から入店しておられるようでした。

1. 西単大悦城。上海にある大悦城と同じ系列らしいです。

Imgp1084

2.君太百貨。西単大悦城には、確かに「セフォラ」は入ってはおりますが、君太百貨を見ていると、中国でも日本と同じく、百貨店ならではの化粧品売り場の優位性というのがあるように思います。

婦人靴売り場には、トレンドを反映してか、カラフルな色使いのパンプスやサンダルが沢山揃っていました。プライスラインは、新光天地よりも2、3割安、といった感じでした。

Imgp1088

2011年4月16日 (土)

2011年3月北京で買ったものその3〜「ベッレ(BELLE)」の靴

靴

明日詳しく書かせて頂きますが、西単というところにあるショッピングセンター(SC)・西単大悦城の中にあった靴のショップ「ベッレ(BELLE)」で、

自分用のローファーを購入致しました。靴を中国で実際に購入したのは、初めての経験だったので、なかなか面白かったです。

「ベッレ」は、中国の百貨店さんではよく見かける有名ブランドです。

パイソン風に加工してありますが、素材は牛革で、お値段は1,090元(日本円で約15,000円)でした。

中国をウォッチしておられる皆様は既にお気づきのことと思いますが、靴に関しては日系企業がこれから伸ばしていけるポテンシャルは非常に高いように思います。

2011年4月14日 (木)

2011年3月北京で買ったものその2〜「ウー(Woo)」のスカーフ

ウー

北京で買った自分へのお土産第二弾です。

この写真のスカーフは、2回目に三里屯ビレッジに行った際に、北区の地下1階に入居していたスカーフショップの「ウー(Woo)」でゲットしました。

「ウー」は、漢字では女偏の右側に、無という時がくっついている文字です。

以前にも、このお店は上海で見たことがあって、完全にチャイナテイストがウリだなぁと思っておりましたが、いかにも中国で買ってきましたよ、みたいな柄のスカーフをたまには身につけるのも悪くないかな、と思って、3点ほど試着したものの中から選びました。

日本と同じく、「花鳥風月」は中国の絵画でもテーマに取り上げられることが多く、華やかで美しいですよね。もっと鮮やかな紅色や青色、グリーンなどの商品もございましたが、優美な雰囲気のこの商品が手持ちのスカーフ達とかぶらない色目だったので、この商品に決めたのです。

シルク100%で、お値段は198元(約2,800円)でした。

この商品は、大判ではなく、先が剣のように尖っている細長いタイプですので、そんなに高くはないのですが、

「ウー」さんのホームページをご覧頂くとおわかり頂けると思いますが、例えば200センチ×80センチのパシュミナ100%のピンクのストールは3,280元(約46,000円)と、かなり値が張るものも沢山置かれています。

素材そのものは悪くないと思うのですが、色出し、柄、そしてブランド価値と価格とのバランスをどのように考えるか、こういう商品を安いと思うか「中国のブランドなのに高いわね」と思うかは、人それぞれだろうと思います。私個人の意見としては、「日本人の方で、この商品を高いと思う方は買わない方がよいかも」と思っています。

「ウー」さんは、ショップのある立地や商品内容から推察するに、これまでは恐らく、中国を訪れた外国人観光客向けのお土産物需要を狙ったお店だったのではないかと思うのですが、ブランドを大きく成長させるためには、自国のドメスティックな消費をしっかり取り込むことが肝要なのではないかと思います。

きちんと、ブランドビジネスを展開していって頂きたいものですね。

「ウー」のショップは、現在、上海に6店舗、北京に6店舗ございますので、気になる方はぜひご自身の目でチェックなさってみてください。

2011年4月13日 (水)

2011年3月北京で買ったものその1〜「ヴェロモーダ」のTシャツ

買ったもの

北京の商業施設のレポートもあと2回ほど書かせて頂くつもりですが、

その前に、今日は北京で買ったものについてのご紹介を少し。

4月1日(木)に2回目に三里屯に行った際に、デンマークのベストセラー社のブランド「オンリー」「ヴェロモーダ」「ジャックジョーンズ」の3ブランドの複合ショップを見てきたんですが、

「オンリー」より若干大人向けのお洋服が揃っている「ヴェロモーダ」で、去年に続いてTシャツを1枚購入致しました。お値段は、199元(日本円に換算すると、2,800円程度)でした。

去年買ったビッグTシャツも、なかなかお洒落で、着ていると周りの人によく褒められたんですが、

このTシャツも、プリントが印象的なのと、ゆったりした襟ぐりとストリングス使いになっていてウエストラインをキュッと絞れる部分とのバランス感が絶妙で、

きっとまたヘビロテしてしまうんじゃないかと思います。

この商品以外に、もう1型、いいなと思うトップスがあったんですが、非常によく売れていて店頭の商品が最後の1点になっていてサイズが合いそうになかったので、そちらは断念し、

写真のTシャツは、購入分と、ワンサイズ大きいものと2点を試着し、ショップスタッフの方にどちらがよいと思うか見て頂きました。

「オンリー」や「ヴェロモーダ」では、どの商業施設のショップでも、わたしがたどたどしい中国語で話しかけているにも関わらず、「中国語がお上手ですね」と必ず褒めて下さいました。

これ、本当に上手だからではもちろんなくて(本当に上手だったらそもそも外国人だとわからない筈ですので)、このお店のショップスタッフさんは、「お客様を褒めることが大切」だということをちゃんとご存知なんですよね。

三里屯のショップでは、最初に接客して下さった男性(後で女性スタッフもフィッティングまで呼んで来て2人での接客と相成った)に、「貴方はマレーシア人ですか」と言われたのには、「何で〜」と一瞬思ったんですが(後述しますが、残念ながら日本人観光客が激減しているため、まさか日本人が1人で買いに来るなんて思いもされなかったのだろうと思います)、

商品のストリングスの長さを調節するのは女性スタッフ、トークを投げかけるのは男性スタッフと、絶妙の二人三脚の接客で(後で思ったんですが、男性が女性のお客様の体に触れるのは問題があるため、わざわざ女性スタッフを呼んできたのだろうという気が致しました)、

サイズが異なる2点を見比べて、「こちらの方がいいですよ」と、きっぱり言い切って下さったので、

安心して決断することが出来ました。

このショップ、アプローチの速さだけでなく、フィッティングにお客様を誘導してからクロージングに持って行くまでの接客もとてもうまいです。また、レジの担当が別の人になっているのも、金銭の授受やお包みを素早く間違いなく行うという意味でも、よいことなのではないかと思います。

それと、去年も書きましたが、レディスを担当している女性スタッフが、他のブランドさんのショップと比べて皆さんヘアメイクも含めてオシャレなのが、売れている(というか、彼女達がよく売っている)秘訣なのではないかと思います。

女性でもメンズの「ジャックジョーンズ」の担当になっている方々は、そこまでではない子達が多く、適材適所の配置だなぁと。

後、今回気づいたのは、レディス売り場に配属されている男性陣の、「アゲアゲトーク術」(褒められて気分の悪くなる人はいないですからね、ホント)も、ポイント高いですよね。

「ザラ」や「H&M」に比べ、客層の幅はぐんと狭く、ヤングに絞られていますが、そこが逆にこのブランドさんの良いところだと思います。

レジのご担当者に伺ったところ既に北京だけで160店舗になっているとのことで、機会があれば今後は北京や上海ではなく、2級都市以下の地方での「ヴェロモーダ」などのショップの様子、お客様の反応を是非見てみたいなと思っています。

2011年4月12日 (火)

2011年3月北京レポートその7〜金融街購物中心

4月1日(金)。この日は、前々日、前日と打って変わって、最高気温7度、しかも午後から雨が降ってくるという悪天候でした。急に冬に逆戻りしたかのようなお天気で、ウールのカーディガンとカシミアのスカーフを持ってきておいて本当に良かった〜と思いました。

この日は、朝一番から、北京市内の西の方にある(西単よりもさらに西北の方向になります)、金融関係の企業さんが立ち並ぶ場所に程近いところにある金融街購物中心というショッピングセンターに行って参りました。

日本で売られている北京のガイドブックを見ると、近くにあるインターコンチネンタルホテル、ウェスティンホテル、リッツカールトンホテルの全てに、「フィナンシャルストリート」という地名がくっついておりますが、中国語ではそれがズバリ「金融街」という表現になるんでしょうね。

このSCも、三里屯、新光天地、国貿に負けず劣らず、高級感漂うブランド揃えになっております。

ただ、メインのブランドが知名度の高いラグジュアリーブランドを中心に同じ顔ぶれになっていても、品揃えの中身、ショップスタッフさんの雰囲気、そして、メインのブランドを取り巻くサブブランドの顔ぶれの違いによって、日本と同様に商業施設の個性が微妙に異なっているのが、面白かったです。

三里屯がミニ表参道、新光天地が伊勢丹、国貿が北京の中では中庸的なポジションにある商業施設だとしたら、ここは、日本で言うと昔のバーニーズニューヨーク新宿店が取り込んでいたような、金融系ヤンエグが好むようなテイスト、「モードだけど実はコンサバ」「黒服好き」「辛口好き」な感じが底流にあるのかな、といった感じが致しました。

そのことが如実に現れていたのが、2Fにあった「I.T.」さんのショップです。今回私が見た中では、こちらが北京市内の「I.T.」の中では一番大人向けのブランド揃えになっており、取り扱い商品の平均単価も最も高いのではないかと思いました。

もちろん、「ツモリチサト」とか「コムデギャルソン・プレイ」のコーナーは大きいんですが、「ユリウス」「マスターマインド・ジャパン」「ネイバーフッド」などが目立っていましたし、「Y-3」と「マルタン・マルジェラ」のフェイスも広かったですね。

それから、このSCの中には、香港でもおなじみの、「レーン・クロフォード」も、1Fから3Fぶち抜きで、かなり広いスペースで展開されております。

こちらも、日本ブランドをかなり沢山入れて下さっており、「サカイ」「トーガ」「ジョンブル」(I.T.さんの傘下に入りましたが)「ア・ベイシング・エイプ」「カラー」「ホワイトマウンテニアリング」などが目を惹きました。

一昨年の秋に、香港の「レーン・クロフォード」を見ましたが、そのお店同様、アパレル、服飾雑貨だけでなく、インテリア・生活雑貨(北京店では3Fの約半分)、コスメ(同1Fの約半分)も取り扱っておられます。

素晴らしかったのがウインドウ・ディスプレイで、画家に背景の絵を描いてもらって、それに合わせる形で春らしい色彩の商品を陳列しており、全体的にエスタブリッシュな雰囲気の漂うこのSCの中での、セレクトショップならではの存在感を見せつけておりました。

ちょうど私が店内を見ているときに、欧米人2名と中国人(たぶん)2名の偉い人っぽい人達のグループに、このお店の幹部のような方(この人もたぶん中国人)が、英語で店内のMDの説明をして回っている場面に出くわしました。

英国の本部の方がお見えになっていたのか、後で業界紙を読んで知ったのですが、今月「レーン・クロフォ−ド」さんは香港と北京のお店でアメリカのセレクトショップ「オープニング・セレモニー」さんと協業したイベントも開催されるようですので、そういった関係の方でもお見えになっていたのか、あるいは別の業界関係者の視察だったのか・・・いずれにしても、北京店側の幹部の方の非常に流暢な英語には感心させられました。

北京の商業施設では、なかなか英語が出来る方には出くわしませんが、このお店にはかなり沢山おられますので、日本から行かれた方もお買い物はしやすいと思います。商品のセレクトのレベルも高いです。

後、ちょうど私がこのお店を訪ねた4月1日(金)に「ディオール・オム」がオープンしていて、取材のカメラも沢山入っていましたが、

このSCもそうなんですが、日本と比べて、北京の商業施設は平均的にメンズ対レディスの構成比を出した時のメンズの比率が高いように思います。

日本の百貨店なども、昔はメンズがもっと売れていた(だからメンズ売り場を2Fに配置していたお店もあった)時代もありましたので、

これが、数年後には、レディスが大きく伸びてメンズが相対的に下がる、という見方もあるかもしれませんが、

私は中国の場合は、男女平等の国であるということと、男性の富裕層が奥様や彼女に任せず自分で「これ下さい」的な買い方をしておられる様子を見るにつけ、

「将来的にも、日本ほどにメンズとレディスの差はつかないのではないか」という気がしており、

日系の企業さんにとっても、やり方次第でメンズのポテンシャルはレディス以上に非常に高いのではないかという気がしております。

それから、最初に述べた、ラグジュアリーブランドではない、サブブランドの話ですが、このSCさんの場合は、例えば中国でカシミアの一貫生産を手掛けておられるオルドスさんの「1436」(ショップスタッフの方に、「御社のことを知っていますよ」と言ったら、とても喜んで下さいました)とか、

ロシア、韓国のブランドだったり、日本では無名なイタリアのブランド(その代わり価格は有名なラグジュアリーブランドより低めに設定してある)などが見られました。

では、お写真をどうぞ。

1:金融街購物中心の外観写真。「グッチ(Gucci)」のマークが見えています。「ルイ・ヴィトン」と「グッチ」は、このお店でもやはりよく売れておりました。

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2:同じく、金融街購物中心の外観。「レーン・クロフォード」は、中国本土では現在はこの1店舗のみらしいです。

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3:金融街購物中心の向かいに並んでいた飲食街。味千ラーメンは、まだオープン前でした。吉野家でお昼を食べて移動したんですが、日本と違って女性の1人客も多く、入り易い雰囲気です。

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2011年4月11日 (月)

2011年3月北京レポートその6〜国貿

3月31日(木)、この日は、最高気温が22度という、温かいを越えて、日中はちょっと暑い1日でした。

午前中は地下鉄の国貿駅の上にある、中国国際貿易中心を見て参りました。

このショッピングセンター(SC)は、上層階はビジネスエリアやホテルなどになっているようで、地下1F、1F、2Fにファッションを中心とする物販のショップや飲食店などが入店しているんですが、

複数のエリア(区)に分かれて構成されており、全体はかなり広く、慣れない人だと買い回りはしにくい構造になっているなと思いました(気づかないうちに道路の反対側の方に行ったり、かなり遠くまで行ってしまっていて元の場所に戻りにくいということです)。

あるエリアの1F(一部2Fまで)には、「ルイヴィトン」「ロエベ」「トッズ」「フェラガモ」「シャネル」「グッチ」「ブルガリ」「カルティエ」などのラグジュアリーブランドがズラリと揃っており、

その付近の2Fには、「ジョン・ロブ」「エルメネジルド・ゼニア」「ベルルッティ」「ポール・アンド・シャーク」など、メンズのハイブランドの塊があり、

また、別のエリアには、「ダイアン・フォン・ファーステンバーグ」「DKNY」「ヘンリ・コットンズ」など、もう少し買い易い価格帯の(といっても中国の庶民が買えるような価格ではとてもとてもありませんが)ディフュージョンブランドが集められている、といった具合です。

このSCの端の方に、日本の通販企業「フェリシモ」さんのショップがありました。ウェアと雑貨小物が置かれていましたが、日本で言うとOLさんが「可愛い」といって買いたくなるような、生活をちょっとうるおすような商品を揃えたお店が中国では全くもって不足しておりますので、ポテンシャルは高いのではないかと思いました。

午前11時くらいの時間帯だったのに、3人ほどお客様が入っていて、私の目の前でも売れていっておりました。ネット通販も既に中国でも開始なさっておられるようですが、頑張って頂きたいなと思います。

1:中国国際貿易中心の向かい側をパチリ。後で思ったんですが、あちら側もSCの一部だったのかもしれません。「ドルチェアンドガッバーナ」「カルティエ」のショップが見えております。

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2:1の写真の、向かってその右側。

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3:「ジョルジョ・アルマーニ」のショップ。昨年春に北京に来た時に、夜中にタクシーの車窓から見えた金ピカのアルマーニのショップは、ロケーションから見てこのお店だったのだろうと思います。

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4:中国国際貿易中心の入口。

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5:SCの端っこ、「フェリシモ」さんのショップの先の方に、アイススケートのリンクがありました。

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6:香港系のセレクトショップ「ジョイス」が、間もなくオープンするようで、「coming soon」の看板が掲げられていました。

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7:中国国際貿易中心から少し北方向に歩いていくと、斜め右前方に、門のような格好をした大胆なデザインの目立つビルが見えて来ます。後で、タクシーの運転手さんに伺ったところ、「あれがCCTV(中国中央電視台)ですよ」とのこと。

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2011年4月 9日 (土)

2011年3月北京レポートその5〜新光天地

3月29日(水)には、三里屯に行った後、引き続き事業開発研究所(株)代表取締役・島田浩司氏にアテンドして頂いて、新光天地を見に行って参りました。

私は、ガイドブックで「新光三越」という店名を見て、「新光天地の近所に新光三越の店舗がある」と思い込んでいたのですが、

そうではなくて、新光天地という大型のショッピングセンター(SC)の中に小さな売り場が設けられているのではないかということでした(時間がなかったので探し出すことは出来なかったのですが)。

このSCの1階には、著名なラグジュアリーブランドが勢揃いしております。また、靴の平場の取り扱い商品のプライスラインも北京の他のエリアに比べて高く、力のある売り場なのだなということが一目でわかりました。

来店している方々も、見るからに富裕層、商売で儲けていたり、外資系企業に勤めているんだなといった雰囲気を醸し出している方々ばかりでした。

ビジネス街の国貿駅から地下鉄で1駅東に行った場所にある大望路駅が最寄り駅で、仕事を終えた後にショッピングを楽しむには非常に便利なロケーションです。プライスゾーンが高いブランドさんにとっては、ヤングが多い三里屯が、まだまだショールーム的な意味合いが濃いであろうことに対し、新光天地は、例えて言うと日本の伊勢丹新宿店さんのような、「実際にモノが動く、売れて行く場所」になっているのだろうと思います。

「バーバリー」などは、新光天地のすぐ隣に路面店を出していましたが、島田先生がおっしゃっておられた通りで、SCの中に入れなくても、この並びに出店出来るだけで価値は大きいでしょう。三里屯ビレッジ南区で見た「ホワイトカラー」の路面店もありました。

すぐ向かいに、リッツ・カールトンホテル、JWマリオットホテルという、外資系の高級ホテルがありますので、それらのホテルの宿泊客も取り込めますね。

1:上海と同じく、富裕層が集まる場所には必ず「スターバックスコーヒー」が出店しています。うっすらと、向かいの「エンポリオ・アルマーニ」のサインが映り込んでいるのも見えますね。

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2:「フェンディ(FENDI)」。

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3:「グッチ(Gucci)」のショップも。

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2011年3月北京レポートその4〜三里屯(後編)

続いて、三里屯ビレッジ北区の様子です。

まずは、3月30日(水)に写したお写真から説明していきます。

1:「I.T.ベイジンマーケット・コムデギャルソン(I.T. Beijing Markert Comme des Garcons)」。写真にも写っておりますが、同じビルの中には、今年2月に香港のセレクトショップであるI.T.さんに買収された「ア・ベイジング・エイプ(A Bathing Ape)」も入っております。

何度か書いておりますが、「コムデギャルソン」は中国で買うと割高なので、ショップスタッフの方に「我是日本人」と言うと、まず積極的に商品を薦めて来られることはないですね。

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2:「アンテプリマ」。前の社長さんは日本人の方でしたが、このブランドさんを経営しているフェニックス・グループは香港系企業と言い切って良いかと思います。上海のプラザ66というラグジュアリーブランドが軒を並べる高級ファッションビルにも入っておられますが、中国においてもハイブランドのポジションで着実に地歩を固めつつあるのではないでしょうか。

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3:夜の三里屯ビレッジ北区の様子。南区はヤングが多くアクティブな雰囲気ですが、北区はプライスゾーンが高い商品が多い大人の街といった風情で、いい感じのデートコースですね。

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ここからは、2回目の訪問時、3月31日(木)の撮影分です。

4:南区と北区の間には、昔ながらの建物が残っています。

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5:南区と北区に、「3・3」というファッションビルがあって、ここが非常に面白かったです!

中はちょっと薄暗いんですが、いわゆる、個店さんが軒を並べております。

偽物ブランドが多いのはちょっとNGなんですが、韓国系のブランドとか、ネイルサロンとか、この界隈を訪れるおしゃれが好きなお客様で、「知名度の高いブランドは高すぎて手が出ないわ」とか「他にもっともっとこだわりのある面白い服はないのかしら」と思っているお客様を拾っております。

ショップの雰囲気も、お客様がこない間は本を読んだり食事をしたりしながらチャンスを待っている、という、ちょっとゆるい感じが良かったです。一旦接客に入るとショップスタッフの皆さんはかなり積極的でした。

こういうごった煮の楽しさ、管理されていない自由な空気感は、SPA型のショップではどうしても出せないですね。

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6:「I.T.ベイジンマーケット・コムデギャルソン(I.T. Beijing Markert Comme des Garcons)」の中には、本物の象かと思うような大きな象のオブジェが置いてあります。

柱の黒い水玉は、「コムデギャルソン」のシンボルですが、この水玉を眺めていると、東京都現代美術館のキュレーターである長谷川祐子氏が看破したように、まさに「川久保玲氏はファッション界の草間彌生氏」だなぁと思えてきます。

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7:スウェーデンのガラス器のブランド「コスタ・ボーダ(COSTA BODA)」のショップ。お店で伺ったところ、中国に既に12店舗ご出店なさっておられるとか。

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8:「セオリー」。うっかりして、「セオリーさんは日本のブランドですよね」と聞いてしまったんですが、「ニューヨークのブランドです」との回答でした。間違えちゃってごめんなさい。会社は日本の会社(ファーストリテイリングさん系)ですが、ブランドはNY発で正解です。

「ユニクロ」さんと同じく、ショップスタッフさんは非常によく教育されていて、丁寧な接客を受けることが出来ます。

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9:「ランバン(LANVAN)」。メンズ、レディスの展開です。例えば、レディスのジャケットが16,800元と、激高です。

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10:三里屯ビレッジの東側の道路の向かい側には、沢山のバーが軒を並べていました。外国人が沢山飲みに来る場所でもあります。

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実は、三里屯北区の一番の見所は、これまで述べて来たような外資系ブランドのショップではなくて、

地下に入居している中国系のブランドさん達です。

1人を除いて他は全て上海と北京のデザイナーの商品を扱っているセレクトショップ「B...N...C...」や、

香港系の、メンズとレディスの布帛シャツ、ブラウス及びカットソー生地のシャツを扱っている「パイ(派)」、

中国のDCブランドの草分け的な存在である「ズカズカ(ZUGZUG)」、

日本のギャル系ブランドに近い匂いを持っている中国の人気ブランド「ダズル(DAZZLE)」等々。

三里屯ビレッジに行かれる方には、外資系(中国にとっての)企業のMDや店舗運営が日本とどう異なるかをご覧になられるのも良いかと思うんですが、

中国系のブランドさんの成長著しい姿もきちんと見て帰られることをお勧めしたいです。

日本の「45RPM」が間もなくオープンするということも告知されていましたよ。

2011年4月 8日 (金)

2011年3月北京レポートその3〜三里屯(前編)

今回の北京行きに当たって、絶対に行ってみたいなと思っていた場所の1つが、三里屯でした。

昨年の12月末にオープンしたばかりの、「I.T.ベイジンマーケット・コムデギャルソン(I.T. Beijing Markert Comme des Garcons)」を、是非この目でみたかったんですよね。

ということで、3月30日(水)に、CHICの会場におられた事業開発研究所(株)代表取締役・島田浩司さんにご無理をお願いして、

北京の新名所になっているという噂の三里屯に連れていって頂きました。

実は・・・その翌日もう1回、一人で行って、ゆっくり見てきたんですが、なかなかに、イケてました!

一言でいうと、「表参道を狭い場所にコンパクトにまとめて人工的に作った」、とでも表現すればよいでしょうか。

ラグジュアリーブランド、スポーツブランド、日本ではロープライスゾーンに入るけれども中国では中の上くらいかな、というポジションのSPAブランド(ベストセラー社やユニクロさんなど)、そして、中国現地の有力ブランドが軒を並べ、ブランドのステータスを誇示しております。

お洒落なカップルが多くて、来街者のファッションをウォッチするのが非常に楽しかったですね。

ではでは、お写真をどうぞ。

1:現在建設中の三里屯SOHO。下層階は商業エリアになるみたいでした。

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2:三里屯ビレッジ南区の「アディダス」。昨春と異なり、街着としてスポーツウェアを着用している人は他のエリアでも激減していましたが(つまりは、ファッション感度が上がったということです)、31日(木)に訪れた時には「アディダス」さんの店内ではスポーツシューズの売り場は賑わっておりました。

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3:同じく南区の「ユニクロ」。中国では、こちらのお店だけでなく、以前から私がたまに訪ねる都市どこでもそうなんですが、1人で4着も5着もレジに持ち込んで買うお客様が多いんですよね。日本と同じで、「まとめ買いセール」をやっているせいもあると思いますが。

それと、日本と違って、安いから買っている訳ではなく、「ユニクロのテイストが好き」な層がいるような感じが致します。

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4:「マンゴ」。接客がなく、お客様が勝手に商品を見ておられる感じでした。半袖Tシャツ199元(日本円で2,800円程度)、ショートパンツ239元(同4,000円程度)です。

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5:アップルストア。三里屯ビレッジの北区・南区の全ての店舗の中で、ぶっちぎりの大人気!日本の銀座のアップルストアさんと同じで、黒山の人だかりです。

帰りの送迎車の中でツアーのガイドさんに聞いたところ、「iPhoneは2年前に上陸したものの、人気がありすぎて、なかなか買えない状態」なんだとか。

ショップスタッフさんは私がつたない中国語で尋ねても操作方法や日中のモデルの相違点などをとても親切に教えて下さいました。ピンイン入力で簡体字の出現率が非常に精度が高かったことに感心しました。

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6:中国系セレクトショップの「ノボ(NOVO)」。このショップは、スニーカーとストリートカジュアルウェアに特化したタイプの店舗です。

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7:中国の有名百貨店やショッピングセンターを総ナメしているデンマークのベストセラー社の「ヴェロモーダ(VERO MODA)」。隣に「オンリー(ONLY)」、2Fに「ジャックジョーンズ(JACK JONES)」が入っております。

この店舗は、北京の旗艦店との位置づけだろうと思ったのですが、「ジャックジョーンズ」の中に、「R.D.D.」という、他のお店ではみたことがないメイドインイタリーのハイプライスなデニムのラインが置かれていました。ジーンズで日本円で16,000円くらいです。

後述しますが、今年もまたまた「ヴェロモーダ」で1点お買い物致しました(^^)

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8:I.T.さんのオリジナルブランド「イズエ(IZZUE)」。ストリート×モード、といった感じ。このブランドさんのどのショップもそうですが、こういう商品が好きそうなコアな客層が集まってきて、ショップスタッフさんとの会話を楽しんでいる、という感じです。

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9:「JBNY」と「速写」。「JBNY」さんは、元々商品企画は悪くなかったと思うんですが、1年振りに拝見し、さらにぐんと良くなって来られたのではないかと思いました。日本でいうと、DCブランドさんとか、センソユニコさん系のショップに近いポジションだったと思うんですが、今シーズンの雰囲気を見ると、それらのブランドとトゥモローランドさんの「ギャルリービー」の中間くらいにシフトしてきたかも、という感じですね(お客様側の感度もぐんぐん上がっている、ということの反映なのでしょうね)。

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10:南区の一番北に位置する、中国系のブランド「ホワイトカラー(WHITE COLLAR)」。高級プレタですが、バッグ、靴から食器などに至る、ライフスタイルブランドとして展開されているところが凄いです。

31日(水)に1人で入店した時にびっくりしたのは、ショップスタッフが全員男性だったこと!「女性はいないんですか?」といったら、奥から1人呼んで来て下さいました。

このお店で、私の中国語の「シルク」という発音が全く通じなかったのには、閉口しました(苦笑)。

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2011年4月 7日 (木)

2011年3月北京レポート(中休み編2)〜『大周末hotspot』のホームページ

昨日現物のお写真と共にご紹介した、

北京のフリーペーパー『大周末hotspot』なんですが、

検索をかけてみたところ、ブログが見つかりました。

最新号は載せておられないみたいなんですが、少し前のバックナンバーの表紙と、中身の写真の一部、そして、どういう内容を取り上げているかを、かいつまんでご説明なさっておられます。

ブログを拝見してわかったんですが、まだ創刊4年目を迎えたばかりの、若いメディアのようですね。将来が非常に楽しみであります。

このリンク先には、春節=旧正月(中国のお正月は旧暦で祝う)に向けての特集号の中身が取り上げられております。

「創意新春 之 紅包福字」(筆者訳:クリエイティブな新春のお年玉袋、福文字)と銘打って、10人の著名人にお年玉袋と福文字をデザインしてもらっているんですが、

何ともはや、めでたい!見ていると、非常に気分が高揚して参りますね。本当に、福々しいです。

2011年4月 5日 (火)

2011年3月北京レポート(中休み編1)〜『大周末hotspot』

大周末
大周末

すみません、北京のレポート、書き始めたばかりなんですが、お持ち帰り仕事があるので、今日は北京の小ネタでご勘弁願います。

インターテキスタイル北京の会場から、CHICの会場に移動するタクシーの中に置いてあった

フリーペーパー『大周末hotspot』(筆者訳:「周末」は日本語の「週末」の意)に思わず目を奪われ、

読み古されて後ろ表紙がかなりボロボロになっていたんですが、

「ここでチャンスを逃したらもうどこでも手に入らないかも」と思ったので運転手さんにお願いして頂いて帰りました。

「我愛×××」(筆者訳:我×××を愛す)というテーマで、

アーティストやデザイナー、俳優などが、国際的な著名人に扮し、その様子をフォトに収めたものです。要するに、「コスプレ」ですね。

それぞれのページには、元ネタとなる「真似された側」の著名人の写真と、「真似た側」=コスプレイヤーの写真の両方が掲載されており、著名人のプロフィール及び、コスプレイヤーへのインタビューが掲載されております。

(インタビューの質問項目を訳すと、全員に対して共通の質問で、

貴方は彼をどのように評価していますか?

貴方は自分のどんな点が彼に最も似ていると思いますか?

もし貴方が彼に会って一言言えるとしたら、どんな風に言いますか?

ちょっとの時間この役づくりをして、何を得ましたか?

貴方は、『大周末hotspot』のこの活動に、自分のどんなところが惹き付けられていると感じていますか

・・・の5項目)

取り上げられている著名人は、アインシュタイン、草間彌生、フリーダ・カーロ、ジェームス・ディーン、イザベラ・ブロウ、荒木経惟、マリリン・モンロー、デビット・ボウイ、ビートルズ、ピーター・マリノ、レディ・ガガ、ビョーク、マーク・ジェイコブス、チャップリン等々・・・。

お写真でご紹介しているページは、両方のページ共、わかりやすい人物だと思ったのでチラリとお見せしているんですが、さて皆様、誰と誰のコスプレか、おわかりでしょうか?

私がすごくいいな、と思ったのは、何ページかは、このフリーペーパーの編集者達自身が成りきり著名人してしまっていること!

本当に、メディアを作っていくってことは、そういう、作り手自身の持っている強い熱が、まずはクリエーターを動かし、広告主を動かし、読者をも巻き込んでいくということなのだろうと思います。

中国には既に、こういうメディアが育ちつつあるんですよね。

インタビューの最後の項目「貴方は、『大周末hotspot』のこの活動に、自分のどんなところが惹き付けられていると感じていますか」に対して、

何人ものクリエーターが、

「好玩」(筆者訳:楽しかった)、「有意思」(同:有意義である)、「創意」(クリエイティブだ)と回答していましたが、

皆さんが感じた「楽しい」が、読者である私にもビンビン伝わってきましたよ!

言葉の壁はありますが、こういう方々と、一緒にメディアを作ってみたいものですね。日本的時尚人也愛『大周末hotspot』的COSPLAY!

2011年4月 4日 (月)

2011年3月北京レポートその2〜中国国際服装服飾博覧会(CHIC)

3月29日(水)の午後には、インターテキスタイル北京の会場である北京中国国際展覧中心から、

タクシーで北京空港近くの北京中国国際展覧中心新館まで移動し、

中国最大級のアパレルブランドの展示会「中国国際服装服飾博覧会(CHIC)」を見て参りました。

いやはや、噂には聞いていたんですが、こちらの展示会も凄かったです。

日本の大型の合同展示会、IFFとかroomsのようなものとか、もっと規模の小さい、実際にその場でセレクトショップさんや専門店さんからの発注が得られるような、商品1点1点をバイヤーに見せるための展示会とは、意図が全く異なり、

参加ブランドが、ブランドの世界観やストーリーを見せるための場になっていました。

なおかつ、子供服のゾーンだけは、若干小さいブースもあったんですが、

他のブースはどれもこれもどでかい!

「うちの会社は中国の大企業」「1,000店舗以上を目指しています」というような企業しか、そもそもこの場にはエントリなさっておられないんだな、

この展示会は、前述したブランドの世界観やストーリーと合わせて、企業力を見せつける場なんだな・・・そういう印象を強く持ちました。

バイヤーさん達の動き方を見ていても、ブースの受付に名刺を置いていくだけ。もちろん、既知のブランドの方と長話をしているお姿もあるにはありましたが、「実際の商談は後日」「物云々ではなく、○○エリアの代理商を任せてよ」ということなんだろうなと思った次第です。

インテキと同じく、CHICも何と、9つの館を使って、カテゴリー別のブース編成が行われており、

E1館 メンズ
E2館 カジュアル
E3館 ダウン、レザー
E4館 キッズ
E5館 ファッションショー、イベントスペース
W1館 海外
W2館 海外、ファッションアクセサリー
W3館 レディス
W4館 レディス、デザイナー

上記のようになっていました。

E1のメンズ館には、映画撮影のセットをイメージした「杉杉」とか、天井と壁面のないユニークなデザイン(まるで中国の古墳のようでした)のブースの「利郎」等々、

特にスケールの大きい面白いブースが揃っていて(ものすごくお金をかけておられるなと思いましたが)、見ていて非常に楽しかったです。

それから、E3館では、「JIAO」というブランドさんが縦横に何十体も赤のダウンコートを着せたマネキンをズラリと並べている中に、

ポツンと1点だけ、白地に、袖や裾の一部が赤、青、グレーに切り替わっているダウンを混ぜているディスプレイがピカイチでした(ちょっとモンクレールのディスプレイを意識なさっておられるかも、とは思いましたが)。

その他、モデルさんを立たせる(レディスだけでなくメンズやカジュアルも)、ミニファッションショーの開催、スポーツウェアのコーナーでのヨガの実演、雪を降らせる、子供服のコーナーでのキャラクターのかぶりもののパフォーマンス(一緒に写真撮影しておられる方が沢山いました)等々・・・アパレルさんの展示会ですから、派手派手度はインテキ以上です。

そういう中国ブースの様子や、イタリア、フランス、韓国等の海外勢の立派なブースに対して、

日本の企業さんでは、ジャパン・パビリオンには入らず単独で出展しておられた「オリーブ・デ・オリーブ」さんのブースが、出色だったように思います。「現地企業と遜色がない」「本気で取り組んでおられる」ところが、素晴らしいと思いました。

私が行ったのは2日目の、それも午後でしたので、来場者は少し落ち着いた雰囲気になっていましたが、
知り合いの日本人の方のお話を伺うと、初日は朝一番から、黒山の人だかりで大変だったとか。

「来場者数が10万人以上」(日本でいうと、ギフトショーさんの熱気に近いですね)というのは、嘘ではないだろうなと、実際に行って見て肌で感じた次第です。

2011年3月北京レポートその1〜インターテキスタイル北京

北京からは、昨日4月2日(土)の午後1時過ぎに、日本に到着しておりました。

その足ですぐに出勤、少し仕事をした後、通っている中国語の学校にお土産を届けに行ってから自宅に戻り、荷物の整理をした後は完全に休養を致しました。

北京で携帯から短いエントリを上げさせて頂きましたが、向こうに到着した翌日の3月30日(水)と31日(木)は、最高気温が20度を超える暑い1日で、日中はそれこそジャケットの中は半袖で充分といった感じだったんですが、

4月1日(金)には、急に冬に逆戻り、最高気温が7度、おまけに午後からは雨がザーザー降りしきる悪天候でした。

私が今勉強中の中国語の教科書には、「中国には『朝には毛皮のコートをきていても、昼にはシルクに着替え、暖炉に火をつけていたのに、スイカを食べている』ということわざがある」と書いてありましたが、

まさに、そのことわざを地で行くような体験が出来た訳です。

ということで、若干体調が崩れ気味だったんですが、週末にゆっくり休めましたので、今日からは元気一杯、暫くの間(最低でも10回)は、北京のレポートを綴って参りたいと思います。


ということで、第1回目の本日は、3月29日(水)に見に行った、テキスタイルの見本市、インテキこと「インターテキスタイル北京」がテーマです。

実は、そもそも今回北京に行った第一の目的は、中国最大級のアパレルの展示会「CHIC」を見ることでして、インテキを見る予定にはしていなかったんですが、

展示会場を間違えてしまったんですよね〜(お恥ずかしい)。

インテキが開かれていた展示会場名は(注:中国簡体字表記ではなく、日本の漢字に直して記します)「北京 中国国際展覧中心」で、

「CHIC」は、「北京 中国国際展覧中心(新館)」なんですが、

新館は、昔からある展示会場の隣にあるだろうと、勝手に思い込んでいたのです。

実際はそうではなくて、全く異なる別の場所にあって、インテキの方の会場は市内にあるんですが、CHICの会場になっている新館は、空港の近くの、市内からは遠く離れた場所にあります。

インテキの会場に行って見て、そのことに気づいて愕然としたんですが、せっかく来たのだからついでに少しだけ見て行こうと頭を切り替えて、2時間くらいだけブースの様子を見ることに致しました。

2000年代の中頃、何度か上海で開かれているインターテキスタイル上海を見たことがあり、その時の様子は私のブログでもご紹介させて頂いておりますが、

現在のインテキは、7月の深セン(今年は7月7日から9日)、10月の上海(同10月19日から21日)と、この3月の北京(3月30日から4月1日)と、年3回、中国国内の異なる場所で開かれているようです。

今は深センでも開催されているんだ、ということは、日本の業界紙さんではあまり紹介されていないように思うんですが、北京に来て初めて知りました。主催者は、メッセフランクフルトさんです。

上海のインテキも、非常に規模が大きく、出展者数が多い展示会ですが、

北京も昔見ていた上海のインテキ以上の規模でして、会場は何と9つの館で行われておりました。

内訳ですが、

1A1 スーツ用生地
1B1 スーツ用生地、レディスウェア用生地
1A2、スーツ用生地
1B2 レディスウェア用生地
2  国際館
3  サロンヨーロッパ
4  国際館
5  機能性衣料、スポーツウェア用生地
6  レディスウェア用生地
7  レディスウェア用生地、服飾資材
8A  レディスウェア用生地
8B  カジュアルウェア用生地
9  服飾資材

上記のようになっておりました。

私は、2時間くらいで1号館、3号館、4号館、8号館だけをざっと見て回ったんですが、

2004、5年頃の上海のインテキと比べて、中国の企業のブースが非常に派手になっていることに驚きました。

大きい小間のブースではデジタルサイネージでの企業PRは当たり前、自社の生地を使って作った2次製品を着用したモデルをブースの前に立たせたり、フラワーアレンジで壁面部分を美しく飾る、果ては中国の琴やピアノの生演奏まであって、

皆さん客寄せに懸命です。

「これが本当に川上の展示会なの?」という感じで、本当にびっくりしましたね。

もちろん、ちゃんとトレンドコーナーも設けられていて、出展企業からピックアップしたスワッチをテーマごとに編集して見せておりました。

現在、私はどちらかというと本業の方では雑貨関連の企業さんとのお付き合いが中心になっているため、

実は最近はテキスタイルの情報から遠ざかっており、細かい部分の見方が甘くなっていると思いますが、

中国の企業が手掛けているテキスタイルに関しては、分野によっては相当レベルが上がっているように思えるものもありますが、

「うーん、これはまだまだでは?」と思えるものも多くて、

例えば高密度のナイロン、ウールの縮絨など後加工の技術、綿のカットソー生地などに関しては、

やはり日本の技術には遥かに遠く及ばないのではないかという気が致しました。

ただ、それも価格との相談、ということになるのでしょうし、

プリントの色柄などを見ていると、明らかに中国の国内市場の好みに合わせているんだろうなと思えるところもあって、

感性の問題に関しては、「日本の方が感性が高い」と考えていると、うまくいかないんじゃないか、という風に思いました。

「感性が異なる」ということなのだろうと思います。

実際、大きなブースの中に、幾つか飛び抜けて美しいディスプレイで、置いてある生地やサンプルの二次製品にも、強い拘りを感じさせてくれる企業が幾つか存在しました。

時間がなかったので、出展者の方々とあまりお話が出来なかったのが残念だったのですが・・・。

あと、一般的に言うと、「大きなブースの方が商品内容が良い」傾向が非常に強かったですが、小さなブースの中に、商品内容や色が絞り込まれていてとても感度が高いなと思えるところがたまにあって、

聞いてみるとそういう企業さんは「日本の商社さんや大手アパレルの○○さんと取引があります」と教えて下さったりしました。

ご苦労が多い割に、そういう企業さんはしっかり儲かっておられるのか、中国国内において日本ばかりに目を向けていると、損をされるのではないか・・・口に出して言うのは止めましたが、展示会全体の様子を見て、「あちら側」の立場に立ってものを考えると、そういう思いがちらりを頭をかすめましたが・・・。

日本の企業さんでは、国際館4に、チクマ、岩渕、クラボウ、双日ファッション、サンウェル、瀧定名古屋、東光商事、ヤギの8社が出展しておられました。

(写真は、後日まとめてご紹介致しますね)。

2011年4月 1日 (金)

今日の北京は寒いです

いきなり、冬に逆戻りしました。西単から王府井に移動して、まだまだ売り場探訪は続きます。

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