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2011年4月26日 (火)

日本の「打算」、中国の「打算」

細々とですが、中国語を勉強していて面白いなと思うのは、

同じ表記なのに、日中で意味が異なるケースが存在することです。

言葉が大陸から伝わって日本に定着するまでの間に、伝言ゲームの聞き取り間違いや勘違いがあったりしたのか、

あるいは、お国柄の違いが自然と意味にまで反映されてきたのか、

その理由を推察すると、本当に言語の世界は奥が深いなというか、面白いなと思ってしまいます。

そういう例の1つが、

   「打算」

・・・という言葉で、

日本では、「あの人は打算的だ」などと否定的な意味に使われることが多いんですが、

中国では、「○○するつもりだ」とか「これからのことを計画する」という意味で、否定的なニュアンスはないんですよね。

そもそも、「算」の字は、

中国でも日本でも「計算する」という意味なんですが、

ある思い、大志の下に、きっちりとした戦略、戦術、
数値目標があって、初めて初志貫徹が可能となる、というのが、

中国的な考え方なんだろうと思います。

中国の方々の商売上手な点に関して、いろいろな見方があると思いますが、
見習うべきところも多いんじゃないかと、私は思っています。

特に、起業家、クリエーターの方々は、きっちり「打算」すべきです。
思いだけでは、売ってナンボのファッション業界で生き残っていくのは難しい。

私自身が商売をやっている訳ではないのにおこがましい言い方だと思いますが、
ジャーナリストでもプロデューサーでも同じことで、
特に、アジアで飛躍したい方はそのことを常に念頭においておく必要があるように感じています。

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