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2011年5月 5日 (木)

映画「イブ・サンローラン」

昨日(というか、もう一昨日ですが)の5月3日(火)は、

六本木ヒルズの中に入っている、「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」まで出かけて、

映画「イヴ・サンローラン」を見て参りました。

(ここから先は、ネタバレが含まれておりますので、映画の内容や結末をまだお知りになりたくない方は読まないで下さいね)。

映画は、ファッションデザイナー、イヴ・サンローラン氏のビジネス及び私生活の伴走者(パートナー)であったピエール・ベルジュ氏が、

サンローラン氏亡き後、共に暮らした自宅に置いてあった大量の美術品を処分するプロセスと並行して、

過去(サンローラン氏及び自分の人生)を回顧するという形で進行します。

貴重な映像や関係者へのインタビューを交えながら描かれているドキュメンタリー映画なのですが、

実は、フランス語の原題「L'amour Fou」(筆者訳:狂おしい愛)がストレートに表現している通り、この映画は、深く美しい愛の物語です。

クリスチャン・ディオール氏亡き後、「クリスチャン・ディオール」の主任デザイナーに抜擢され、大成功を収め、その後、自らの名を冠した「イヴ・サンローラン」をスタート、さらには、五月革命前後の社会の変化を敏感に感じ取ったスタイルを今度はプレタポルテという形で続々と発表、

サンローラン氏の前半生は、栄光と称賛に満ちていました。

その一方で、決まったサイクルで目まぐるしく新作の発表が要求されるファッション業界という過酷な世界に、彼は疲れきっていたのです。

1975年から、アルコールとドラッグへの依存が始まり、苦しむサンローラン氏を見守るベルジュ氏の苦悩も深まります。

その後、治療を受け依存症を克服、しかし、1990年代に入り、大手ラグジュアリーブランドの売上拡大競争を目の当たりにして、「ファッション業界は変わってしまった」と思い、引退を決意します。

サンローラン氏の人生について語ることは、ベルジュ氏にとっては自らの人生を語ることそのもので、間接的に、サンローラン氏の独立のために資金調達を行い、ショーの段取りを行ったり、休養のための家を探し購入するなどしていたベルジュ氏の影での尽力が並々成らぬものであることが伝わってきます。

サンローラン氏が突出した才能の持ち主であったことは疑いようのない事実だと思いますが、この映画を見て、ベルジュ氏の方も、ビジネスパーソンとしてそしてマネージャーとして非常に優れていたのだということがよくわかりました。ベルジュ氏の存在がなければ、サンローラン氏の独立もなかったでしょうし、また、長きに亘る成功ということもなかったのだろうと思います。

栄光の影にあった、通常ならばとても耐えきれないほどの苦しみ・・・それを乗り越えてこられたのは、単なるビジネスではなく、ベルジュ氏とサンローラン氏の間には、お互いに対する信頼と尊敬、深い愛があったからなのだろうと私は思いました。

魂と魂が深く結びついた愛・・・しかし、愛にはいつか、死という別れが訪れる・・・その現実に、淡々と向き合うベルジュ氏の姿が、非常に印象的でした。

過去の歴史的なシーンのビデオ、サンローラン氏の代表作、美しい美術品などを見るだけでも十二分に価値があるのですが、

この映画は、それだけでなく、

愛とは何か、そして、特別な才能を持った存在を愛してしまったが故の苦しみ、そして、愛し続けることの意味、死・・・そういったことを考えさせてくれる作品になっています。

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