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2011年5月24日 (火)

リズ・クレイボーン子会社のケイト・スペードニューヨークが韓国イ・ランド社と中国で合弁事業開始

本当は昨日書いておきたかったんですが、自分へのメモ書きとして残しておきます。

Liz Claiborne arm kate spade forms JV with E.Land-China TexNet

10年契約で、2020年までに300店舗の展開を目指すとのことですが、

中国市場の広さを考えると、決して多すぎる数字ではないように思います。

昨日5月23日(月)付けの繊研新聞さんには、「現在、ケイト・スペードは中国で路面店2点、インショップ3店を展開している」とあったんですが、

そういえば今年3月に北京に行った際にインショップの店舗を見たような記憶があります。「ルイ・ヴィトン」や「グッチ」などのラグジュアリーブランドよりは安いですが、「コーチ」クラスの価格帯ですので、向こうでは富裕層でなければ買えない商品だと思いました。

元々、中国の方々は赤を筆頭にビビッドカラーが大好きですので、「ケイト・スペード」ブランドの商品企画は市場に合っているもののように思います。

イ・ランドさんは、既に中国の商業施設に大量の店舗を怒濤のごとく展開しておりまして、営業面での実績は十二分にお持ちで、

なおかつ、MDに関しては、アメリカのブランドにリソースを求めているというか、かなりよく似たコンセプトなんですが、

商品はしっかり丁寧に作られていて、なおかつトラッドにも適度なラブリーさが盛り込まれていたりと、ちゃんと中国市場に受けそうなポイントは抑えてあります。

全身コーディネートのルックもしっかりと組まれていて、内装や什器にも凝っており、ブランドの世界観を表現した売り場づくりもとても上手です。

なので、「ZARA」「H&M」「ONLY」などのヨーロッパ発のSPAは、イ・ランドさんのブランドと比べると雑だなぁという風に見えるんですよね。

そういう企業さんなので、「ケイト・スペード」も、きっと、うまく広げていかれるのではないかという気がしております。ひょっとしたら、現地向けの企画として少しこってり感のあるディテールの商品が投入されるかも、という気はいたしますが。

ちなみに、China TexNetの記事の最後の方に記されている通り、ケイト・スペード・ニューヨークの合弁事業はアジアで2例目。最初の事例は、皆様よくご存知の通り、日本でのサンエー・インターナショナルさんとのお取り組みです。

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