環境省、「スーパークールビズ」を提唱
節電のため、今年の夏は暑さ対策をいろいろ考えなきゃな、と、
首都圏在住の皆様はお考えだと思うんですが、
環境省が、従来の「クールビズ」スタイルに加えて、
より一歩踏み込んだ「スーパークールビズ」スタイルを発表されました。
同省の報道発表資料によると、「スーパークールビズ」とは、
「従来から訴求している『室温28℃』や『ノー上着』といったクールビズの取組をさらに徹底し、日常の様々な工夫で快適に過ごす取組を推進」することを指すようです。
環境省では、これまで6月1日から9月30日までだったクールビズの期間を、今年は前後1か月ずつ延長し5月1日から10月31日までとしておりますが、
6月1日から「スーパークールビズ」が立ち上がるものとし、
具体的には、ドレスコードとして、
昨年までは認めていなかった、
ポロシャツ、アロハシャツ、スニーカーを認め、
Tシャツも無地のものを執務室のみの着用ならば可能、サンダルも執務室のみの着用ならば可能としております。
実際のところ、業種によってどこまでのカジュアル化が可能かというのは様々ではないかと思いますが、
従来の夏物企画に多かった「冷房で体を冷やさないようにするための羽織物」などは今年はオフトレンドで、
清涼感のある素材使いの物、洗えるスーツなどのニーズが高まるのではないかと思います。
今年はバーゲンの早期化もささやかれておりますが、それ以上に、秋物の立ち上がりの持っていき方にも工夫が必要ですよね。
とにもかくにも、「暑いから大変だ〜」と思わずに、ライフスタイルの変化を楽しんでしまおう、くらいの気持ちで、臨んでいきたいですし、
ファッション業界人としての立場からは、ビジネスシーンにおいてもプライベートシーンにおいても、カジュアル化=だらしなかったり、着こなしが単純化して面白くなくなる、とならないような、
新しい提案をいろいろ仕掛けていきたいなという風に思います。
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