アレキサンダー・ワン(Alexander Wang)の革小物デビューは、ネットから
Style.comさんや、海外のブログなどに出ていた話題なんですが、
ファッション・デザイナー、アレキサンダー・ワン(Alexander Wang)氏が、
お財布や小さな革小物のシリーズをスタートさせるようです。
その最初の売り場は、リアル店舗ではなくネット、
それも、C2Cサイトの雄、「イーベイ(eBay)」が2009年の11月から開設している
「ファッション・ヴォールト(Fashion Vault)」の中で、
24時間限定で販売されるようで、ちょっとびっくり致しました。
通常の「ファッション・ヴォールト」さんは、ギルト(gilt)さんなどに近い感じの、
マークダウンしたブランド品を期間限定で売っている、いわゆるフラッシュマーケティング(Flash Marketing)のコーナーだと思いますが、
招待制は取っておらず、eBayのIDを持っている人ならば誰でも購入可能だということで、イメージ的には、ギルトさんに比べると、ポピュラー(大衆的)な雰囲気のサイト(売り場)のように思っておりましたので。
果てさて、どちらが先に、ラブコールを行ったのでしょうか?
アレキサンダー・ワンが前から出しておられる大きなバッグ類とか靴をご覧になったことがある方はお多いのではないかと思いますが、
彼のお洋服と同じく、少し辛口なテイストではありますが、いい感じの味付けがしてあって、
色目的にもコーディネートしやすく、なおかつそこまで高くない価格設定ですので、
以前からレザーグッズにも人気が集まっていたように思います。
ここに来て、更にお財布や小さな革小物を出されれば、大きなアイテムよりは更にとっつきやすい、買い易い物ですから、益々ブランドの人気にとって追い風になるのではないでしょうか。
そんな風によくよく考えると、ラグジュアリーブランドよりも価格的にはもう少し下のゾーンの、元々アクセシブル・ラグジュアリー(手の届くラグジュアリー)のポジションを取っている「アレキサンダー・ワン」にとっては、アクセス数がケタ違いに多く、ユーザーの層が幅広い「イーベイ」さんは、ブランドをアピールするにはいいメディア兼売り場だという風に考えられたのかもしれませんね。
お財布や小さな革小物は、ネットで買っても失敗しにくい(サイズ感がわかっているため)商品ですので、「ファッション・ヴォールト」さんでもかなり売れるのではないかという気が致します。
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