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2011年7月30日 (土)

パウル・クレー|おわらないアトリエ

今週の日曜日、7月24日(日)の出来事を今頃に記すのはお恥ずかしいんですが、

遅筆をお許し下さい。

会期がもう終盤に迫っているということで(明日7月31日日曜日が最終日ですね)、

東京国立近代美術館で開かれている

展覧会「パウル・クレー|おわらないアトリエ」を見て参りました。

会場入口の写真をfacebookにアップしましたところ、

何人もの方から、「私も見ました」とのコメントを頂きました。

さらには、「すごく混んでいました」とも。

私が会場を訪れた際も、非常にお客様が多くて、なかなか絵に近寄れない状態でした。

日頃はわりとマイナーな展覧会に足を運ぶことが多いせいか、こんなに賑わっている展覧会を見たのは、そうですね、2009年の春に東京国立博物館で開かれていたカルティエ特別展「Story of ...」以来でしょうか。

展示会場自体がそんなに広い面積ではないことと、レイアウト上、完全な一方通行ではなくお客様が行き交うようになっていたことも関係しているとは思いますが、

それだけではなく、パウル・クレーは、やはり日本では非常に人気がある作家さんなんだなと、改めて思いました。

この展覧会に関するレビューや感想は、既にネット上にも沢山上がっておりますが、

01現在/進行形||アトリエの中の作品たち

02プロセス1|写して/塗って/写して||油彩転写の作品

03プロセス2|切って/回して/貼って||切断・再構成の作品

04プロセス3|切って/分けて/貼って||切断・分離の作品

05プロセス4|おもて/うら/おもて||両面の作品

06過去/進行形||“特別クラス”の作品たち

上記のような流れで展示されております。

01では時系列順の作品展示になっておりますが、

02から05までは、パウル・クレーが試みた斬新な方法論別に作品をまとめて見せております。

作品を切り分けて別々のものとして成立させるとか、表だけでなく裏にも絵を描くなと、

平面の長方形の四角い枠の中に絵を収めるという一般的な絵画のあり方を所与のものとせず、

人間の本来の「視る」という行為の多様性、複眼的立体的な思考は、素晴らしいですね。

思ったのですが、パウル・クレーが生きた20世紀には、

既に写真が存在しており、

風景や物の様子を現実に近い形で描写するという行為には、最早あまり意味がない時代になっていたはずです。

改めて、「視る」ということ、「描く」ということ、さらには、「描いたものを第三者に観てもらう」ということの根源的な意味を問うた作品群だったんだろうなと思いました。

そして、パウル・クレーが多くの人に愛されているのが、色使い、色と色との組み合わせのやわらかな美しさのせいなんだろうなということも、改めて強く感じた次第です。

手描きの線で形作られた四角達の手描きらしい微妙なゆらぎに、優しさを感じますよね。

この展覧会で一番最後に辿り着く場所には、

1933年からパウル・クレーが亡命先のベルンのアパートの一室に設けたアトリエが再現されていました。

ナチス・ドイツ時代に人生の晩年を迎えたパウル・クレーは、果たしてどのような思いで創作活動を行っていたのでしょうか。

2011年7月28日 (木)

ベルメゾンネットの「大きいサイズSHOP」、リニューアルオープン

千趣会さんの通販サイトである、ベルメゾンネットさんの中の、

「大きいサイズSHOP」が、本日、リニューアルオープンされたとのことです。

大きいサイズSHOPーベルメゾンネット

レディスのLLから10Lサイズまでを取り扱っておられるとのことですが、

こういうニュースは、華やかではないせいか、ファッション業界ではあまり話題に上らないんですが、

「自分が着られるお洋服をどこで買ったらいいの?」という切実な悩みを抱えておられるお客様の立場に立つと、

ものすごく価値あるお仕事だなと思うんですよね。

私も大柄な人間ですので、本当に困っておられる方々の気持ちはよくわかります。

実店舗だと、商圏内の人口が少ない地域などでは、大きいサイズ、小さいサイズは非常に非効率なビジネスになってしまうんですが、

ネットならばそういう問題はございませんし、

もう1つ、今回の千趣会さんのリニューアルのプレスリリースにも書かれている通り、

「お客様の声を聞く」ということが、

リアルよりもむしろネットの方がやりやすい部分もあったりするように思います。

トップページの下の方にある、

「サイズ別に探す」のコーナーは、素早く目的のページにたどりつけるので非常に良いですね。

2011年7月27日 (水)

商業界『ファッション販売』9月号に、ギルト・グループ様とユーチューブ様について書かせて頂きました

今月号(9月号)の『ファッション販売』に、

久々に私の記事が2本掲載されておりますので、

是非ご覧下さい。

連載「おしゃれネットショップBookmark」では、

招待制ファミリーセールサイトのギルト・グループ(Gilt Group)様を取り上げさせて頂いております。

ピーター・グラスカー社長を取材させて頂いた内容をまとめたものです。

そして、ファッション業界ニュース「ファッションアイ(FASHION EYE)」のコーナーで

グーグル(Google)様が開催されました、動画投稿サイト「ユーチューブ(YouTube)」のイベント

{そのために、アメリカのカリスマコスメ動画投稿者、ミシェル・ファン(Michelle Phan)さんが来日されました}について

ご紹介させて頂きました。

いずれも、ブロガー冥利、ネットワーカー冥利につきる、非常に楽しい取材でした。

ネットビジネスに関しては、やはり、新しい動きの多くがアメリカから生まれておりますので、

サービスのディテールについてはもちろんのこと、

アメリカならではのアントレプレナーシップ(起業家精神)、チャレンジ精神、ビジネスへの情熱、ワクワク感など、「魂」の部分を

今後も積極的に皆様にお伝えしていければと思っております。

取材にご対応下さいました関係者の皆様に、心から感謝致します。

Michelle Phanさんのチャンネル-YouTube

ギルト・グループ

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8月30日(火)夜、国際ファッションセンター(株)でメンズトレンドセミナーを開催します

最近あまりブログで会社の催し物のご案内はしておりませんでしたが、

お一人様でも多くの方にお知らせしたいことがございますので、久々に、告知させて頂きます。

以前から、いろいろなお客様からリクエストを頂いていた、

メンズファッションのトレンドセミナーを、今年から、8月と3月に開催することになりました。

講師は、(株)プレール代表取締役・栗山志明先生です。

栗山先生の講座を過去にご聴講されたことのある方はご存知だと思いますが、

栗山先生のトレンドセミナーは、「パリやミラノのコレクションでこんなデザインが多かったですよ」といった内容のみの紹介ではございません。

世の中の動向(政治、社会、経済)や、市場の動向の定点観測等を行って、幅広い情報を収集し、生活者が今求めているモノ、コトはどういうものなのかということを踏まえた上での、

コレクショントレンド、ジェネラルトレンド(テーマ、スタイル、色、素材、アイテム動向など、商品企画の前提となる情報のこと)なのです。

当セミナーは夜間の時間帯に実施して参りますし、価格帯もリーズナブルですので、個人的に受講したいという方でも参加しやすいのではないかと思います。

専門的な内容の講座になりますので、ご受講は、申し訳ないのですが、ファッション業界の方に限らせて頂きますが、宜しければ是非、国際ファッションセンター(株)の産業支援ホームページ内のセミナーお申し込みフォーム上からお申し込み下さい。

意欲のある皆様のお越しを、心よりお待ちしております!

◎ ◎ ◎ 2012春夏メンズトレンドセミナー ◎ ◎ ◎

●講師
栗山 志明氏(株式会社プレール代表取締役)

●とき
8月30日(火)午後6時半〜8時半

●ところ
国際ファッションセンタービル10F KFC Room 100
(墨田区横網1-6-1)

*会場の地図はコチラ↓↓↓
http://kfc-fashion.jp/archives/map.index.php

●受講料
5,250円(消費税、資料代等を含む)

●定員
40名

◆講座内容
・2012SSメンズコレクショントレンド
・2012SSメンズジェネラルトレンド

詳しくは、国際ファッションセンター(株)・産業支援ホームページ内、「2012春夏メンズトレンドセミナー」のページをご覧下さい↓↓↓

2012春夏メンズトレンドセミナー ー国際ファッションセンター(株)

2011年7月24日 (日)

ライフスタイル型ショップにパワーアップーリニューアルした「ロンハーマン」千駄ヶ谷店





18日(月)に行った場所についてのエントリを、まだ書き終えていませんでした。

6月18日(土)に拡大リニューアルオープンしたばかりの、「ロンハーマン」千駄ヶ谷店に行って参りました。

既にネットニュースさんや業界紙さんなどの報道で皆様ご存知かと思いますが、「拡大」と言っても、新たな建物を建てて店舗面積を広げた訳ではございません。

以前私がこちらのお店を訪れた時には、「ロンハーマン」さんの隣に、「スターバックスコーヒー」さんと「アフタヌーンティーリビング」さんがあったんですが、

それらが全て「ロンハーマン」に変わっておりました。

そして、スタバの代わりに、「RHcafe」が、

アフタヌーンティーリビングの代わりに、食器やラグマット、石鹸、コスメなどの生活雑貨のコーナーが設けられていた、と言ったら、手っ取り早いご説明になるでしょうか。

アパレルと生活雑貨(衣)だけでなく、食、住のジャンルまでを押さえた、ライフスタイル型ショップにパワーアップしておられました。

最近はナチュラル系ブランドさんなどで、こういうタイプのお店が増えていますが、

LAカジュアルの分野では珍しく、非常に新鮮でした。

よくよく考えると、日本における「ロンハーマン」さんの運営元であるサザビーリーグさんは、

ライフスタイル型ショップの概念を日本で確立された先駆者ですので、

生活雑貨の商品調達やカフェ業態のハンドリングのノウハウも十二分にお持ちでしょうから、

こういう路線を歩まれるのは自然の流れなんだろうな、という気が致しました。

実のところ、生活雑貨のコーナーの品揃えが、例えば「ジョージズ・ファニチャー」さんとか、「フランフラン」さんなどと比べて、アイテム的にどれだけ揃っているかというと、

「ロンハーマン」さんは、ないものだらけ、であるんですが、

逆に、ないものだらけだからこそ、

メッセージが伝わってくる、というところが、凄いと思います。

ゆるく、心地よい、LAの風が、吹いているんですよね。

「デュラレックス」の小型のグラスを見ながら、

「これにテキーラじゃなくて日本酒の冷酒を入れて飲んでも美味しいだろうな」と想像したり、

「カリフォルニアに『ヒースセラミックス』という焼き物のブランドがあるんだ」ということを知ったり、

商品を見ながらあれこれと思いを巡らすことが出来て、楽しい時間でした。

あと、売り場作りの上手さとしては、「エッジの立ったコーナーを複数作っている」ということが上げられると思います。

石鹸を集めた「ソープトピア」、ジュエリーのコーナー、そして、アパレルの売り場とは別のエリアに作られたサーファーの男性向けのファッションを提案したコーナーなどです。

「ソープトピア」も、ジュエリーのコーナーも、カリフォルニアの自然とか、海などを連想させるような品揃えになっていて、他のセレクトショップさんとは異なる匂いがあって、非常に良いなと思いました。

ネット上での「ロンハーマン」さんの評判の良さを裏付けるかのように、ファッション関連の商品に関しては、セール品も秋物も品薄感がかなり強かったのですが、

カフェでお茶も出来ますし(「ちょっと高いね」という声は、何件か耳にしましたが)、足を運んで損したなという気持ちにはなりませんでした。

こちらは千駄ヶ谷では珍しい、ゆったりとくつろげる場所ですね。

業態的にも大型化に対応出来る内容になりましたので、今後の出店戦略を注視したいと思います。

写真1:地下鉄北参道駅出口

写真2:ロンハーマン千駄ヶ谷店

写真3:同上。もうちょっと正面から撮ったカットです。

写真4:「RHcafe」のクッキー(300円)とアイスカフェモカ。このクッキーは、大きくて、ものすごく美味しいです!カップルの皆様は仲良く分けて食べるとよいのでは?

写真5:「ソープトピア」で買ったレインボウ柄の石鹸。この柄が、一番人気みたいでした。

日本とアジアの温度差

自腹であるということと、

なかなかお休みも取れない状態なので、

そんなに頻繁にということは不可能なんですが、

なるべく年に2度くらいは中国などのアジアに出向くように心掛けておりまして、

行く度に感じるのは、

日本との温度差です。

今、たぶん日本のファッション業界も、

既に不景気ではない状態になっていて(節電の影響での特需的な効果もかなりありますので)、

秋以降は、もっと回復すると思います。

震災からの立ち直りは、想像以上に早く(原発の問題さえなければ、もっともっと勢いづいていたはず)、心強いなと思うんですが、

年齢構成的に若い国ではなくなっている=ファッション血中濃度はマスの部分では下がっている、という現実は否めないという風に感じています。

そういう空気に馴染んだままでアジアに行くと、

行く度に、「こっちは元気やな〜」とショックを受けて帰って来るんですが、

これから外に出て行こう、外でも商売していこうと思ったら、

このギャップをどのように埋めるか、ということを、

常に考えておく必要があるように思います。

それと、日本人のものづくりへのこだわり、微細な部分へのこだわりというのは

長所でもあるんですが、

柔軟性がないというのは、裏を返すと非常に大きな欠点でもあります。

これから、否が応でも、これまで以上に「外」との関わりが増えていった際に、

何については譲り、何についてはコアコンピタンスとして保持し続けるのか・・・。

中国に「三十年河東、三十年河西」という成語がある通り、同じエリアが繁栄出来る時期は自ずと限られており、

既に中国が世界の中心になりつつある時代(かつての日本とは異なり、経済的ポジションでアメリカを追い抜くことが出来る可能性が高い)の到来を迎えているように思いますが、

変化は、実は、中国の隣国人として生きている私達にとっても、極めて大きなチャンスなのだろうと思います。

「外」の元気に負けないように、ポジティブ思考でビジネスを進めていきたいものですね。

2011年7月23日 (土)

クリニーク(Clinique)さんのサイト、良いです

中国のホームページをネットサーフィンしていて、

偶然ですが、化粧品ブランド「クリニーク(Clinique)」さんのwebサイトに辿り着きました↓↓↓

Clinique中国向けホームページ

日本語版もチェックしてみたところ、基本的には同じデザイン、コンテンツになっていました。

クリニーク公式オンラインショップ(日本向けホームページ)

すっきりとした見やすいデザイン、動画の使い方、ブランドの強みをしっかりと説明したテキストなど、ファッション業界の方にとっても非常になるのではないでしょうか。

中国独自の販促としては、微博の活用があります 。「视频」(筆者訳:動画)のタブをクリックして頂くと、動画が沢山アップロードされておりますので、そちらも是非ご覧頂きたいと思いますが、

ざっと見たところ、登場人物が欧米人の場合も中国人の場合も、全て英語で視聴者に向かって話している(中国語の字幕がついている)ところから、

ターゲットがどういう層なのか、おおよそ想像が付くと思います(留学経験者、高学歴者など富裕層・・・ということですよね)。

2011年7月21日 (木)

自分のお店を建てる&作る&メンテする時に心掛けるべきこと

昨日のエントリでご紹介させて頂いた

名和晃平氏の展覧会について考えている時に、

実は現代美術とは全く関係ないことが頭に浮かんで参りました。

それは、「白くてきれいなものは、やはり汚れ易いんだな」ということであります。

私が思い浮かべていたのは、白い外壁とか、白い内装のショップで、

こういうお店は、こまめにお掃除をしていないと、あっという間に汚れてくるんですよね。

しかも、その汚れは、意外と、毎日毎日お店を見ている店長やスタッフには、

「見えない」ものだったりいたします。

多店舗展開している大手企業さんの場合は、スーパーバイザー(SV)職とか営業職の方がそういう部分をきちんとチェックしているものなんですが、

自分で仕入れた商品、あるいは、自分がデザインしているオリジナル商品を、自分のお店(いわゆる個店さんですね)で売っておられる場合、

自分で気づくしかありません。

【お掃除も仕事のうち!】

【時々は、外部の業者さんなども活用して、大掃除を行う。】

これ、非常に大事なことなのではないかと思います。

ショップに関しては、いろいろと他にも思うところが沢山あるんですが、特にクリエーターの方などは

「かっこいい内装にしたい」「これまで誰もやったことがないような内装にしたい」という風に考えられる向きが多いと思うんですが、

建物の外観、そして什器のマテリアル(材料)と形状に関しては、

ある程度の歴史と経験に裏打ちされた安全性とか使い勝手の良さというものがあって、

【奇をてらった材質、形状の物は、壊れ易かったり、使い勝手が悪かったりする場合がある。】

ということも十二分に考慮して選ぶべきでしょう。

その辺は、繊維とか服飾雑貨の素材選びの際と同じですね。

最後に、これもインディーズ的に起業された方の中には考えが及んでおられない場合があったりするんですが、

【リニューアルは定期的に行うべきである。そのための資金を毎月プールしておく。】

ということも、しっかり心に留めておいた方がよいと思います。

リニューアルについてはいろいろな考え方があると思いますが、

まめに行うショップさんの場合は2、3年、そうでなくても5年に1回くらいに考えておくと、

まさかの時(破損、事故等で望まざるリニューアルを行わなければならないこともあります)にも困らないと思います。

ショッピングセンター、ファッションビル、百貨店さんなどのインショップを経営していると、自分が望むと望まざるとに関わらずデベロッパーさん側からリニューアルの話が持ちかけられる、ということが多いと思います。

ただ、お客様の立場に立てば、そうやってテナントさんの新陳代謝を図ろうとするデベロッパーさんが存在するから、いつ来てもそういう大型店はフレッシュでいいな、という風に思えるという面がありますよね。

個店さんに対しては、誰もそんなことは口に出して言ってはくれません。お客様は、お店に飽きてきたら、黙って立ち去っていくだけです。

だからこそ、常に先手先手。何歩も先のことを考え、設備投資の資金を蓄えておく必要があると思うんですよね。
  

2011年7月20日 (水)

名和晃平ーシンセシス(SYNTHESIS)ー

3連休最終日の7月18日(月)には、

今まで行きたくてもなかなか行けなかった場所に幾つか出かけて参りました。

そのうちの一箇所が、東京都現代美術館さんです。

現代美術家・名和晃平氏の個展「名和晃平ーシンセシス(SYNTHESIS)ー」を見て参りました。

名和氏は、ファッション業界でも以前から著名な企業さんとのコラボを沢山行っておられる方で、ご存知の方も多いかと思うんですが、

気になっておられる方は、是非生で作品をご覧になられることをお勧め致します。

ネット上に、画像は非常に沢山アップされているんですが、

どう見ても、色が全く違います。

そして、逆説的な言い方ですが、

「名和氏の作品は表面的な美しさの奥に、見る人の思考を揺さぶる不確かさが包含されている」的な表現がよく行われているんですが、

現代美術の作品の中では、やはり、群を抜いて「美しい」ものだということが体感できると思います。

ノイズ、不快感とか、違和感よりも、「美」が勝っている作品なんですよ。それが先に来ると、長時間見ているとつらくなりますよね。受け入れられない、という人も出て来ますし。

それに、何より、わがファッション業界の人達は美しいものに惹かれる心が強い。だから、ファッション業界からのラブコールが絶えないのだな、ということが、本当によくわかりました。

名和氏の作品では、セル(Cell)という概念が、プリズム、ビーズ、白い発砲ポリウレタンなどのマテリアルを使って、多様なアプローチで繰り返し繰り返し表現されています。

ある作品では現実世界に存在する人や動物、物だったり、また別の作品では、それこそ人間の細胞とか臓器を想起させるような配列だったり、さらには、もっと行き着く所まで行ってしまった感のある表現方法では、細胞は泡になっていたりもします(生命の誕生?行き着き過ぎて、表現がちょっとシンプルになり過ぎているかも)。

2頭の鹿がぴったりと寄り添った剥製。その表面がガラスビーズで覆われている、名和氏の代表作の1つである「BEADS」や、

人間の全身を3Dスキャンしたデータから、解像度の異なる2体を作成、重ねてずらした彫像「POLYGON」など、

様々な解釈が可能な作品だろうと思います。

展示会のタイトル通り、これらは、制作工程がぼんやり思い浮かんできた段階で、

やはり、「分裂」ではなく、「合成(シンセシス、合成繊維=シンセティックファイバーのシンセティックと語源は同じですね)」だなという感じに見えます。

まるでもう一人の自分とか、恋人同士が寄り添っているようにも見え、不安を増幅するというよりも、揺らぎの中から新たな何かが生まれつつあるようにも見ることが可能なのではないでしょうか(私は昔からこれらの作品についてはそのように思ってみていたんですが)。

「決定的にネガティブではない」(それを私はこれまでずっとポジティブに解釈してきていました)ところが、名和氏の作品の長所だろうと思います。

名和氏の作品はどれも綺麗なものばかりなので、

むしろ、これから組み立てられるという完成前のピースの展示品「MANIFOLD」についているうっすらとした汚れの方が、気になって仕方ないくらいでした。

この展覧会、入口のところでは解説の記されたリーフレットは配布されないようになっており、1周した後で初めて渡されて「もう一度ゆっくりご覧下さい」という趣向になっております。

それが、非常に良かったです。

私の感想を先に読んでしまわれた方も、それに囚われず、会場で自由に見て、感じて頂きたいなと思います。涼しげな色彩の作品ばかりですので、暑い日に行かれてもよいのではないかと思います。

2011年7月19日 (火)

2011年7月香港レポートおまけー香港で買ったもの

香港
香港

香港レポート、今回は1日ちょっとしか商業施設を見て回る時間がなかったので、

昨日で終わり、なんですが、

おまけ編ということで、現地で私が買ったものをご紹介しておきます。

上のお写真は、ランドマークという商業施設の中の「ハーベイ・ニコルズ」で購入した

「エリー・タハリ(ELIE TAHARI)」のロングカーディガンです。

(ちなみに、エリー・タハリ氏が「セオリー」の共同創業者の1人のようですね)。

ヤーン(糸)は、麻72%ビスコースレーヨン28%で、さらりとして非常に着心地が良いです。絣調の色調に惹かれたのと、背中の部分に切り替えがあるため、着るとボディラインがキュッと締まって見えるところがいいなと思って買いました。

3割引きになったお値段で2,160香港ドル。掛ける11円で計算して23,760円になります。正直、お買い得だったな、と思っています。私が香港から帰った後、更に円高傾向なので、今だともっとお得になる筈です。

下のお写真は、ハーバーシティー内の「ジョイス」にてゲットした、

「ケネス・ジェイ・レーン(KENNETH JAY LANE)」のリング。

携帯で撮影したコンディションの悪い画像で申し訳ないのですが、スネーク(蛇)です。「ケネス・レイ・ジェーンらしいモチーフですね。

「ジョイス」さんの「ケネス・ジェイ・レーン」の品揃えは非常に充実していて、良いリングも幾つも残っていたんですが、お守りとして良いのではないかと思って、この1点を選びました。お店の方に確認した訳ではないですが、お値段から想像するに、眼の部分は、ジルコニアみたいです。

もう1点、このシリーズの良いところは、サイズフリーであるということ。どの指にもはめられて、非常に便利です(^^)

こちらは、3割引きで850香港ドル。掛ける11円で、日本円で9,350円。

今年の香港は、本当に、お買い物天国だったな〜と思いました。日本のブランドの良い商品が相当沢山あったので、まだまだ買い足りない、という気分もあったんですが、長く着用できるものが買えたので、自分のお財布の実力対比という点においては十分満足致しました。

2011年7月18日 (月)

2011年7月香港レポートその6−そごうコーズウェイベイ店

香港

7月4日(月)晴れ、この日も、前日に続いて猛暑でした。

午後3時頃から、コーズウェイベイの一等地にあるそごう(崇光百貨)さんに行ってきました。

平日ですが、ものすごく沢山のお客様で賑わっておりました。(最近の日本の百貨店さんでは、そういう光景をあまり見ることがないですよね)。バーゲン目当ての地元の方と、中国本土からの観光客の方と、両方が押し寄せているようでした。

2009年の11月の時もそうだったんですが、1Fの「コーチ」は今回も入場制限をかけていました。お客様が多くて、ちょっと危ない感じもありますので、よくわかります。

そごうさんには、非常に沢山の日系のブランドさんが入っていました。

具体的に記しますと、

地下1Fの「エスペランサ」「バークレー」(以上靴)、「ヒデオワカマツ」(バッグ)、

2Fの「ADMJ」(バッグ)、

3Fの「バニラデュー」「アリスバーリー」「ルック」「ナチュラルビューティーベーシック」「ブリジット」「ICB」「A.T」「三愛」「アンタイトル」「インディヴィ」「ヴァンドゥーオクトーブル」(以上レディス)、

3Fの「TK(タケオキクチ)」「クラチカ」「レイジブルー」(以上メンズ)、「リズリサ」「コレクトポイント」「スカラー」「オゾック」「ジエンポリアム」(以上レディス)などです。

2Fでは、(株)TSIホールディングス(東京スタイルさんとサンエーインターナショナルさんの共同持ち株会社)さん傘下のブランドさんの数の多さが目立っていました。

それから、3Fでは、以前は「ローリーズファーム」「アパートバイローリーズ」「ジーナシス」の店名を掲げておられたポイントさんが、日本同様「コレクトポイント」のショップ名に変更しておられたのが目を惹きました。

そごうさんは、コスメや、例えばハンカチ、ストッキングなど単品集積の売り場もきちんと組まれていたり、地下には食品売り場があり、上のフロアではインテリアや家電までフルラインで揃っていて、まさに王道の百貨店道を邁進しておられるお店です。

上層階で調理器具の実演販売を見たりするのも楽しく、衣食住美全てについて付加価値の高い商品とサービスを提供しているというのが、アパレルと服飾雑貨中心になっているSCとの違いでしょう。

アパレル系に関しては、この点はSCと同じなのですが、中国本土のブランドはほとんど見ないので、日系のブランドさんにとってはやりやすいマーケットなのではないかという気がいたしました。

さらには、こちらのお店は、なんと16Fまである非常に高層の百貨店さんなのですが、

11F以上は売り場面積は狭くて、VIP向けにエステやブライダル、書籍などを編集している「SOGO CLUB」というスペースになっております。今回初めて覗いてみましたが、クラス感漂う雰囲気のよい場所になっておりました。

売り場というよりも、コトを提供するサービススペースですね。

どんな商業施設さんでも、上層階に行く程客数は減少していくものなので、それを逆手にとったよい方法なのではないかと思います。

写真:そごうコーズウェイベイ1F玄関前。

2011年7月16日 (土)

2011年7月香港レポートその5ー名店坊ファッションウォーク(文章を加えました)

香港
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7月3日(日)の夕方、最後に向かった場所が、コーズウェイベイの名店坊ファッションウォークという所です。

この辺りに、I.T.さん系のショップを中心に、他のセレクトショップさんが沢山集まってきていて、面白いエリアになっているようでした。

I.T.さんのFC店だと思うんですが、日系のブランドさんのショップも非常に多かったです。

路面店は、販売効率という点では大型のショッピングセンター(SC)よりはかなり劣るのではないかと思うんですが、ブランドの世界観を濃厚に出せる→ブランドのコアなファンとのコミュニケーションの場としてはやはり優れていると思います。

日本の裏原宿のように、既存のショップには飽き足らないピュアヤングやヤングが集まる場、そして、中国本土など海外からもそういう空気に憧れ感を持った子達がやってくる場になりつつあるのでしょうか(そこまで確認出来るほど長時間滞在は出来ませんでしたが)。

一つ非常に残念だったのは、路面店はこのエリアのビルの一階だけでなく、二階にも沢山展開されているようだったのですが、そこまで上がる時間がなかったことです。

下から見上げた感じでは、二階のショップさんは無名の所が多いみたいだったんですが、その分、面白そうな感じだったんですよね。香港のデザイナーさんのショップなどもあるみたいでしたので、次回は必ず2階を探索したいと思います。

写真1:セレクトショップ「D-mop」。ちょっとヒップホップテイストが入ったメンズ、レディスのストリートファッションを取り扱っておられました。ブランドは「Dr.デニム」「ブレス」「グラウンドゼロ」などです。

写真2:「アースミュージックエンドエコロジー」。

写真3:セレクトショップ「Mag in」。「インペリアル」「ウォレット」などイタリアやスペインのインポートブランドを置いておられました。日系のブランドは見当たらなかったです。

写真4:セレクトショップ「shine」。このショップさんには、日系ブランドが多かったです(メンズでは「ヨシオクボ」「サスクワッチファブリックス」「マーカウェア」「ファクトタム」、レディスでは「トーガ」「サカイ」など)。

写真5:「ZUCCA」。

写真6:「ヴィヴィアン・ウエストウッド」。ウインドウに貼られている例のマークで、わかりますよね。

写真7:「ビームスT」。品揃えは、日本の「ビームスT」さんと全く違っていて、ベタでわかりやすい雰囲気のTシャツが半分、残り半分は日本の「ビームスボーイ」と同じ商品になっていました。

写真8:「I.T.」。非常に広い店舗で、お客様も沢山入っていました。「トゥーアクー」「レイカズン」などラフォーレ原宿さん系のブランドさんや、「アナスイ」、それに、「ムルーア」と「エモダ」もございました。

写真9:名店坊ファッションウォークの通りの様子。写真からもわかって頂けると思いますが、暑そうに
見えますよね?実際、すごく暑かったです。

写真10:「A.P.C.」。

2011年7月15日 (金)

2011年7月香港レポートその4ーパシフィック・プレイス

香港
香港

7月3日(日)午後、地下鉄セントラル駅のランドマーク→路面店の「ジョイス」を見た後、

今度はアドミラルティ(漢字では「金鐘」と書きます)駅にやって参りました。

この駅の真上には、これまた非常に大きな商業施設(SC)、パシフィック・プレイスがございます。

当日香港に持参していたガイドブック『るるぶ'12香港』に、

どの商業施設にどんな人気ブランドが入っているかという一覧表があるんですが、そちらの情報によると、このパシフィックプレイスが、ハーバーシティーを抑えてブランド揃えでは一位のポジションを獲得しておりました。

実際、非常に広く大きな商業施設で、ハーバーシティ、ランドマーク同様、非常にお客様が多かったです。

『るるぶ'12香港』にはまた、このパシフィック・プレイスさんの中に「『西武』などのデパート3つと約170店が入店している旨の記述があったのですが、

足がかなり疲れてきていたため、

どこに西武さんがあるのか、また、西武さん以外のデパートというのが、どのお店のことを指しているのかはわかりませんでした。

私が見た棟では、ラグジュアリーブランドさんは、3Fに「ピアジェ」「ブルガリ」「ヴァンクリーフアンドアーペル」「グッチ」「ルイ・ヴィトン」などがズラリと軒を並べていましたし、、

下層階には、「アディダス」「MBT」などのスポーツシューズと、「プーマ」「アディダス」などのスポーツウェアを集積したスポーツ系セレクトショップの「d2R」や、

「レーン・クロフォード」、「ハーベイ・ニコルス」、「ジョイス」、「I.T.」などがあって、

地下は飲食のゾーンになっておりました。

パシフィック・プレイスさんの中の「I.T.」さんも、やはり香港の他の「I.T.」さんのショップと同じく日本のブランドが多くて、

「カオン」「ユリウス」「N.ハリウッド」などの良い商品がセールになっておりました。

今春物の「カオン」さんの、袖の部分がカットソー生地になっていて、身頃はバーバリークロスのトレンチコートが、セールで6万円になっていて、「これも欲しい〜」という感じでしたが、辛抱致しました。

一方、「レーン・クロフォード」さんについては、一つはインテリア・生活雑貨関連の品揃えが充実しているというのが他のセレクトショップさんと大きく異なるところなんですが(日本でいうと「バーニーズニューヨーク」さんに若干近いイメージですが、もっと面積は広くて、SKU数も多くて、言ってみると「バルス・トウキョウ」さんと「バーニーズ」さんが合体したような感じです)、

もう1つ、日本ブランド色が薄く、カジュアルだけでなくキャリアやエグゼクティブ向けのビジネスウェアをしっかり取り揃えているというところも特徴です。

香港は中国本土からのお客様が非常に多い場所ですが、中国は共働き、ということを念頭に置いて売り場を見ると、十二分に納得がいくところなのですが。

レディスの売り場では、前面に「アルマーニ・コレッツィオーネ」が大きく展開されていました。他には「オート・ヒッピー」「バンドオブアウトサイダーズ・ボーイ」「マルニ」「エトロ」など、それと、「トリーバーチ」のバッグの品揃えが非常に充実しているのが目を惹きました。

「トリーバーチ」は、日本同様、こちらでも人気なのでしょうね。

写真1:パシフィック・プレイスの館内。

写真2:地下鉄アドミラブル駅の改札。

2011年7月14日 (木)

香港レポート、今夜はお休みです(が、おまけ写真あり)

すみませんが、今夜は香港のレポートはお休みさせて頂きますm(__)m

が・・・せっかくブログをご訪問下さった皆様のために、

香港らしいお写真をどうぞ↓↓↓

Imgp1118

今回は、地下鉄コーズウェイベイ駅と、ワンチャイ駅のちょうど真ん中あたりのロケーションのホテルに泊まったのですが、

ホテルの近くにあった果物屋さんです。店主のファッションが、香港っぽいですよね。南国らしいフルーツ、美味しそうでした(^^)

2011年7月12日 (火)

2011年7月香港レポートその3ーランドマーク

香港
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地下鉄チムシャアツァイ駅から、続いて向かったのはセントラル駅。駅の出口真上にある商業施設(SC)、ランドマークさんに行って参りました。

こちらも、ハーバーシティーに負けず劣らず立派なSCさんなのですが、

面積・・・たぶんハーバーシティーさんの方が大きい
テナントさんの雰囲気・・・同じテナントも非常に多いが、品揃えがランドマークの方が高級感有り
客層・・・ランドマークの方が、ちょっとハイソな感じ(ハーバーシティーはお上りさん、香港は初めて的な客層多し)

というような違いがございます。

具体的に言うと、地下のメンズシューズの品揃えは、ランドマークさんの方が断然充実しているなという印象がございました。

それから、昨日のエントリでご紹介した「スワンク(SWANK)」さんは、ハーバーシティーだけでなくランドマーク内にもショップがあったんですが、同じブランドラインナップでもこちらのお店に置いてある商品がハイセンスで、什器、陳列もかっこ良かったです。

例えば、メンズのイタリアンブランドのスーツの下に合わせるのが綿のワイシャツではなく、「ギ・ローバー」の麻のシャツ、という感じでしょうか。

大型のセレクトショップさんでいうと、「ハーベイ・ニコルズ」さんもございます。(ここではお洋服をゲットしましたが、その話は後述いたします)。

「ジョイス」さんと異なり、コスメのコーナーを除くとメンズもレディスも9割がセール品になっていたことと、

日系のブランドさんが少なめであることが大きな違いであるように感じました。

ランドマーク内でも、ラグジュアリー・ブランドがガンガン売れているのを横目で見ながら館の外へ出て、

道路を横切った正面にある「ジョイス」の路面店にも行って参りました(2年数か月前の秋、「アレキサンダー・マックイーン」のスカーフを購入した懐かしのお店です)。

こちらも、ハーバーシティー内の「ジョイス」と同じく6割がセール、4割が初秋物の構成。1Fのエントランスのコーナーでは、初秋物の黒と白のコーディネートを打ち出していました。

取り扱いブランドは、ハーバーシティー内の店舗とほとんどかぶっていて、「アレキサンダーマックイーン」「トーガ」「サカイ」「Y'S」「コムデギャルソン・プレイ」「コムデギャルソン」(以上レディス)、「トムブラウン」「トラサルディ」(以上メンズ)などです。

1Fのレディス売り場の奥にはドレス売り場のコーナーがあるのが特徴です(このお店の常連客の皆様方には着用シーンがある、ということですね)。それと、メンズの「トラサルディ」が目を惹きました。バッグとか、センスが良くて使い勝手が良さそうな商品だったんですよね(先日ご紹介した、ウミット・ベナン氏のデザインした商品では、まだ、ないですが)。

前こちらのお店に来た時も感じたんですが、モード好きな客層がファンとして付いているようです。今回お邪魔したときにも、50代のご夫婦共ギャルソン着用(奥様のショートカットがいかにもモードな人っぽい!)のカップルと、その息子さん(20代後半)らしきご家族がお見えになっていました。

このお店で、「ジュンヤ・ワタナベ・コムデギャルソン」のブルーのシャツを発見!ペザント風のシルエットなのですが、半端なくたっぷりしたそのボリューム感と、カッティングの美しさがいわゆるありがちなナチュラル系のペザントルックとは一線を画していて、

めちゃめちゃ格好良く、

しかも、お値段が安くなって6万円(元値がどんだけ高いかはよくわかっていますので)だったので、

のどから手が出る程欲しかったんですが、

ここで買ってしまうと完全に歯止めが効かない状態になりそうだったので、ぐっと我慢致しました。

写真1:「ジョイス」路面店のショーウインドウ。

写真2:ランドマークの斜め向かいにある「マークスアンドスペンサー」のショーウインドウ(今回は立ち寄りませんでした)。

写真3:もう1枚、マークスアンドスペンサー。

写真4:ランドマーク内の「ハーベイ・ニコルズ」のショーウインドウ。

写真5:「ハーベイ・ニコルズ」入口。

写真6:ランドマーク館内の吹き抜け中央にある噴水。

写真7:地下鉄駅を出てすぐのところにあるランドマーク入口。

写真8:地下鉄チムシャアツァイ駅構内。

(注:この写真は、時系列の逆順に並んでいます。これまで2回の写真も同様です)。

2011年7月11日 (月)

2011年7月香港レポートその2ーハーバーシティ

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7月3日(日)、エレメンツに続いて向かったのは、チムシャアツァイ駅近辺にある商業施設の中では最も大規模なショッピングセンター、ハーバーシティーです。

一昨年の秋に訪れた時もそうだったんですが、こちらは中国本土からの観光客らしき方が非常に多い場所で、来街者数、買い上げ客数共に香港ではトップレベルなのではないかと思います。お客様は皆さん買う気満々で、セール突入によってその気分が更にヒートアップしているのではないかという様子でした。

特に、「ルイ・ヴィトン」「グッチ」の2大ブランドは、昔の日本と同じで知名度が中国本土でも高いため大人気でしたね。

それと、後から見て回った商業施設でもそうだったんですが、香港では「マークバイマークジェイコブス」の店舗数が非常に多くて、アクセシブルラグジュアリー(手の届くラグジュアリー、ラグジュアリーブランドの一角下のブランド)のブランド群の中では頭一つ抜きん出ているのかな、という感じでした。色柄が派手なところが、中国のお客様には喜ばれているのかもしれません。

ハーバーシティー内のセレクトショップを幾つか見て回ったんですが、

まず「ジョイス」は、コスメはマークダウンしておりませんでしたが、レディスとメンズは店頭の6割が30%から50%オフ、4割は秋物、という商品構成でした。

このお店は日系のブランドさんを非常に数多く取り扱っていて、「コムデギャルソン・プレイ」「トーガ」「サカイ」(以上レディス)、「アンダーカバー」「ミハラヤスヒロ」「サスクワッチ・ファブリックス」「リーバイス・レフティ」「イッセイミヤケ」(以上メンズ)などがございました。

その他、「クロエ」「マルニ」「オープニング・セレモニー」「アレキサンダー・マックイーン」(以上レディス)、「バルマン」(メンズ)などがございましたが、

メンズのコーナーでは韓国勢唯一の取り扱いだった「JUUN・J」というブランドが、ヒップホップ×モード×フューチャーといったテイストでなかなか面白かったです。サイズがあえばビッグTシャツを購入したかったんですが、試着したら意外とバストにフィットしすぎていたので、残念ながら断念いたしました。

こちらのお店では、リングを1点購入致しました(後程ご紹介致します)。

それから、「スワンク(SWANK)」さんというセレクトショップさんがあったんですが、こちらは、メンズ、レディス共、もっとアダルトな層がターゲットです。

メンズだと「カナーリ」のようなイタリアのスーツブランドや、おじさんが休日に着用するブルゾンの品揃えが充実しておりますし、

レディスでは「ジャスト・カバリ」「ジョン・ガリアーノ」が多かったです。そして、柄物ではダントツヒョウ柄!次はピンク、紫。花柄。

日本だと昔の関西の専門店を彷彿とさせるイメージで、こういうショップが好きな中国本土の方や香港の地元の方も必ずいらっしゃるのではないかと思います。レディスの靴の品揃えも、ウエッジソール風に底が高くなった(つまりは足が長く見える)スニーカーが沢山入っていたりして、他にない感じが面白かったです。

日本のブランドさんでは、ゴルフウェアの「ブラックアンドホワイト」さんがかなり広いコーナーをとって展開してありました。

もう1店舗、館内で印象に残ったのは、日系ブランドの「スライ(SLY)」さんです。

店頭の7割がセール品、日本同様値引率をシールで色分けしてわかりやすく表示しておられましたが、

沢山のお客様で店頭はわさわさしておりました。単に、「見てるだけ」という感じではなくて、何組か試着しておられて、売れるだろうな、という感じです。既にギャル系ファッションに身を包んでご来店なさっておられる方々も何人かいらっしゃいました。

皆さんが喜んで試着されたり手にとっておられる様子をみて思ったんですが、ショーパンは、たぶん、香港では売れ筋です(何せ、暑いですので)。

他のアイテムも含めて、「スライ」のいいところは、細身な方にジャストフィットしているところ。欧米のブランドも香港のブランドも、そこまで思い切って細くはしていないので、その差が、「これかっこいい」と思われるか思われないかの差になっているのだろうと思います。

お値段的にも、日系の百貨店ブランドさんなどに比べて遥かに安いですので、かっこいい割には値ごろ感があるなという風に受け止められてるのではないかと思いました。

ハーバーシティーの中をざっと見て思ったんですが、欧米のラグジュアリーブランド、カジュアルブランド、ファストファッション及び、香港系のブランドばかりで、上海や北京の有力ブランドは見当たりませんでした。

香港の方が2歩も3歩も先に成長している市場で、入り込む余地がないというか、
観光客の方々が本土からやってきてここで買いたいのは地元で買えるブランドではないからだろうなという風に思ったんですよね。

ということは、日本のインバウンド・マーケット戦略をどう組み立てるかという時にも全く同じことが言えて、

「せっかく外国(それも日本)に来たのだからここでしか買えないもの、ここで買うとお得なものを買いたい」という観光客の方々の心理にマッチした品揃えを工夫すべきなんだろうと思います。

実際に自分が旅行するとよくわかるんですが、非日常な環境の中で気分が上がっているので、その気分をもっと上げてくれる、満足度がぐんと上がるような商品、接客、サービスが受けられると、通常よりも強く印象に残って、それが帰国後のクチコミ(家族や友人、知人へのリアルのクチコミだけでなく、ネット上のクチコミも含めて)につながっていくのではないかと思います。

写真1:ハーバーシティー前のストリートを歩いていたかっこいい女性。サルエルパンツ着用者はほとんど見かけなかったので、目立ってました。

写真2:同じくハーバーシティー前で。グッチのショッパーを持った女性。

写真3:ハーバーシティーの西側の窓からは、香港の青い海が見えます。

写真4:ハーバーシティーの館内。

写真5:ハーバーシティー内の「D&G」。

写真6:ハーバーシティー内の「ジョイス」のショーウインドウ。

写真7:ハーバーシティー内の「コーチ(COACH)」。

2011年7月10日 (日)

2011年7月香港レポートその1ーエレメンツ

皆さ〜ん、大変お待たせ致しました。7月2日(土)の午後出発、7月5日(火)の朝一番発の便で戻り、という慌ただしい旅だったんですが、

ちょこっとだけ香港の空気を吸って参りましたので、その様子をブログの中でご紹介したいと思います。

ちょうと香港ではセールが立ち上がったばかりの時期で、商業施設のマーチャンダイジング(商品戦略)を見るのは良くないタイミングだったんですが、

逆に、お買い物には最適の時期で、

日本で人気のドメステックブランドのかっこいいお洋服なんかが安くなっていたので、

もう、お金さえ持っていれば、バンバン買ってしまっていたというか、

本当に物欲を抑えるのが大変な旅でした(笑)。

なので、レポートの内容は、期末の店頭の様子ですので、ちょっと面白くないものになってしまっておりますことを、予めお詫びしておきます。

それともう1点、実は、カメラのSDカードの中が、グーグル(Google)さんのYouTubeのイベントで撮った動画でかなり埋まってしまっており、

途中から写真はケータイで撮らざるを得なくなってしまいました。

なので、エントリも、明日のレポートからは、ケータイで撮った画像に基づき時系列順にご紹介させて頂きますことをご了解ください。

では、まず、7月3日(日)のレポートから行ってみたいと思います。


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この日は朝一番に、コーズウェイベイの駅からチムシァアツァイ駅まで地下鉄で行って、そこから更にタクシーで10分くらいのところにある「エレメンツ」という商業施設に行ってきました。

ショップスタッフの方曰く、「出来て3年目」なのだそうです。確かに、建物は非常に新しく、ゾーン別編集がきちんと行われていること、お手洗いが綺麗なこと(個室の中に蘭の花が生けてありました)が印象的でした。

1F、2Fと、中庭にジュエリーのショップが配置されている、上に高く伸びているタイプではなくて横に広く広がっているタイプの商業施設で、

「ルイ・ヴィトン」「グッチ」「プラダ」「ヴァレンチノ」「ボッテガ・ヴェネタ」「ジミー・チュウ」「コーチ」「バーバリー」「H&M」「ZARA」などが入っていました。

日系のブランドでは、「クラチカ」のショップがございましたね。

開店とほぼ同時に入店したせいか、朝一番の時間帯にはそんなにお客様はいらっしゃらなかったんですが、30分くらい経つうちに次第に客数が増えてきていました。

写真1:地下鉄コーズウェイベイ駅入口

写真2:地下鉄チムシャアツァイ駅出口

写真3:ストリートの様子。道行く人の服装で気温の高さがわかると思います。

写真4:こちらも、ストリートスナップ。

写真5:エレメンツ入口。タクシーの乗降口は2Fにあって、降りた目の前が「H&M」の売り場になっていました。

写真6:「H&M」のショーウインドウ。

写真7:この商業施設の中にはスケートリンクがありました。今年4月に、北京の国貿という場所でも、商業施設の中にスケートリンクがあったんですが、北京はともかく、香港のような温かい場所でスケート、というのが不思議な気がしました。しかし、沢山の方が滑っておりましたので、やはり、人気があるのでしょう。

写真8:館内のディスプレイ。アンディ・ウォーホールのポスターの展示販売を兼ねたものになっていました。

2011年7月 9日 (土)

毛家の饅頭

毛家の饅頭
香港で生まれて初めて食べた湖南料理のメニューの中にあったもの。

2011年7月 8日 (金)

2012年SSミラノパリメンズコレクション雑感

私が最近注目しているメンズのファッションデザイナー、ウミット・ベナン氏は、

ご自身のブランド「ウミット・ベナン(UMIT BENAN)」と、

今回のコレクションからクリエイティブ・ディレクターに就任したばかりの「トラサルディ1911(TRUSSARDI 1911)」では、

それぞれ異なる匂いを打ち出していましたが、

どちらも期待に違わぬ出来栄えだったように思いました。

それと、STYLE.COM さんには掲載されていないようなのですが、

WWDジャパンさんで見た「ジュリアーノ・フジワラ(giuliano Fujiwara)」が、個人的にはツボに着ました。

自由業系で黒好きの男性向けのハーフパンツのコーディネートがGOODでしたね。「ジバンシィ」と比べると、日本人にとって着こなしやすいシルエットのように思います。

ブログ再開、もう少しお待ちください

香港から帰ってから、

セミナーやイレギュラーな仕事の処理などに追われており、

じっくり新聞やネットニュースをチェックする時間が取れなくなっております。

すみませんが、ブログ再開まで、もう少し待って頂きますよう、お願いいたしますm(__)m

2011年7月 6日 (水)

香港から無事戻りました

皆さん、何日もブログの更新が止まったままですみません。本日(というか、厳密に言うと昨日)、香港から無事に戻りました。商業施設のレポート、早く書きたいんですが、早速仕事の山と格闘しなければならない状態になっております。今晩もひょっとしたら更新が難しいかもしれませんが、ぼちぼち書いていきますので、皆様どうか気長に待っていて下さい。しかし、香港で冷房のしっかり効いた部屋に慣れると、今の東京はやはりちょっとつらいですね。

2011年7月 2日 (土)

香港につきました。

香港につきました。こちらは、暑いんですが東京より冷房が効いているので快適ですね。
空港から市内に向かって走っているcityflyerというバスの中で無料Wi-Fiが使えたので、ブログを更新してみました。香港はネット環境が良い場所なので快適ですね。

今日から香港に行ってきます

今日から香港に行って参ります。戻りは5日夕刻になります。明日明後日は、ブログ更新がひょっとしたら出来ないかもしれませんが、ご容赦下さい。夏場に香港に行くのは初めてなので、楽しみです。今日は本当は東京でバーゲンに行きたかったのですが、それを我慢した分、香港のリアルな夏を堪能してきますね。

節電サマーの今夏はビジネスチャンスが満載

昨日(7月1日)からは、更にもう一段の節電目標の実施がスタート致しましたね。

私も、冷房が効いていない室内で、「なるべく早く切り上げて帰らなきゃ」と思いながら残業しつつ、各種メディアで報道されている通りどちらの企業さんも大変だろうなと思いを巡らせておりました。

しかし同時に、どのメディアも報じている通り、今夏は「変化」の大きい年で、時代が動く時というのは、間違いなく大きなビジネスチャンスが発生する年だと思います。

既にアパレル業界では、スーパークールビズ対応のカジュアルウェアが好調に売れていると聞きますし、

レディスに関しても、会社に着ていくための服、冷房があまり効いていない状態の中で快適に過ごせる服の需要は高まっていると仄聞しております。

寝具関連でも、水まくら、冷却マットなどの売れ行きが良いようです。

そういう、暑い夏を、少しでも涼しく過ごすための繊維製品、服飾雑貨の商品企画面でのチャンスと合わせて、

もう1つ、出勤の時間帯や曜日が変わる企業さんが増えていることに伴う集客面でのチャンスも見逃せません。

・朝、早起きして出勤している人を対象とする物販、サービス

・夕方以降の時間帯にゆとりが出来た層を取り込む工夫

・平日休みの層を対象にした企画

イベント、タイムセール、クーポン等々、webやモバイルもうまく活用しつつ、積極的に仕掛けていけば、手応えが出て来るのではないでしょうか。

今はまだそんな方は少ないと思いますが、1か月くらいしてもっと暑くなってくると、夏バテされる方も増えると思いますので、そんなお客様へのねぎらいを忘れずに・・・それと同時に、商売をやっている側自身が、体力や気力を落とすことがないよう、体調管理に気をつけながらこの夏を乗り切りたいものですね。

2011年7月 1日 (金)

サイト「ELLE CHINA」のiPhone、iPadアプリ紹介コーナー「APP更衣室」

中国でも雑誌『ELLE』は発行されておりまして、

そのWeb版「ELLE CHINA」ももちろん存在しているんですが、

「ELLE CHINA」の中に、iPhoneやiPadのアプリを紹介するページ

APP更衣室」(注:「更衣室」は、日本語の「更衣室」と同じ意味です)がございます。

もちろん、中国にご関心のある方にとっては、例えば北京の地下鉄地図のアプリなど、お役立ち情報がいろいろ掲載されていますのでいいなと思って頂けると思うんですが、

この中で紹介されているアプリは、実は、言語対応が英語のみのものが結構多いんですよね。

中国語が読めない方も、ぱっと見て「面白そうだな」と思われたら、すぐにリンク先のAPP STOREさんに飛んで英語の情報をご覧頂くとよいと思います。

ラグジュアリーブランドさんや、「H&M」さん、「ZARA」さんなどのアプリも、もちろん沢山出ております。

中国でも、iPhone、iPadは大人気なので、こういう記事(コンテンツ)を「ELLE CHINA」さんは掲載なさっておられるんでしょうね。

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