2011年7月香港レポートその6−そごうコーズウェイベイ店
7月4日(月)晴れ、この日も、前日に続いて猛暑でした。
午後3時頃から、コーズウェイベイの一等地にあるそごう(崇光百貨)さんに行ってきました。
平日ですが、ものすごく沢山のお客様で賑わっておりました。(最近の日本の百貨店さんでは、そういう光景をあまり見ることがないですよね)。バーゲン目当ての地元の方と、中国本土からの観光客の方と、両方が押し寄せているようでした。
2009年の11月の時もそうだったんですが、1Fの「コーチ」は今回も入場制限をかけていました。お客様が多くて、ちょっと危ない感じもありますので、よくわかります。
そごうさんには、非常に沢山の日系のブランドさんが入っていました。
具体的に記しますと、
地下1Fの「エスペランサ」「バークレー」(以上靴)、「ヒデオワカマツ」(バッグ)、
2Fの「ADMJ」(バッグ)、
3Fの「バニラデュー」「アリスバーリー」「ルック」「ナチュラルビューティーベーシック」「ブリジット」「ICB」「A.T」「三愛」「アンタイトル」「インディヴィ」「ヴァンドゥーオクトーブル」(以上レディス)、
3Fの「TK(タケオキクチ)」「クラチカ」「レイジブルー」(以上メンズ)、「リズリサ」「コレクトポイント」「スカラー」「オゾック」「ジエンポリアム」(以上レディス)などです。
2Fでは、(株)TSIホールディングス(東京スタイルさんとサンエーインターナショナルさんの共同持ち株会社)さん傘下のブランドさんの数の多さが目立っていました。
それから、3Fでは、以前は「ローリーズファーム」「アパートバイローリーズ」「ジーナシス」の店名を掲げておられたポイントさんが、日本同様「コレクトポイント」のショップ名に変更しておられたのが目を惹きました。
そごうさんは、コスメや、例えばハンカチ、ストッキングなど単品集積の売り場もきちんと組まれていたり、地下には食品売り場があり、上のフロアではインテリアや家電までフルラインで揃っていて、まさに王道の百貨店道を邁進しておられるお店です。
上層階で調理器具の実演販売を見たりするのも楽しく、衣食住美全てについて付加価値の高い商品とサービスを提供しているというのが、アパレルと服飾雑貨中心になっているSCとの違いでしょう。
アパレル系に関しては、この点はSCと同じなのですが、中国本土のブランドはほとんど見ないので、日系のブランドさんにとってはやりやすいマーケットなのではないかという気がいたしました。
さらには、こちらのお店は、なんと16Fまである非常に高層の百貨店さんなのですが、
11F以上は売り場面積は狭くて、VIP向けにエステやブライダル、書籍などを編集している「SOGO CLUB」というスペースになっております。今回初めて覗いてみましたが、クラス感漂う雰囲気のよい場所になっておりました。
売り場というよりも、コトを提供するサービススペースですね。
どんな商業施設さんでも、上層階に行く程客数は減少していくものなので、それを逆手にとったよい方法なのではないかと思います。
写真:そごうコーズウェイベイ1F玄関前。
« 2011年7月香港レポートその5ー名店坊ファッションウォーク(文章を加えました) | トップページ | 2011年7月香港レポートおまけー香港で買ったもの »
この記事へのコメントは終了しました。
« 2011年7月香港レポートその5ー名店坊ファッションウォーク(文章を加えました) | トップページ | 2011年7月香港レポートおまけー香港で買ったもの »
コメント