ジョンブルプライベートラボ(Johnbull Private Labo)岡山店
お盆に帰省した時に見てきたお店について、もう1軒だけご紹介させて頂きます。
岡山市の北長瀬エリアは、昔人間の私の頭の中には岡山県卸センターさんがある場所としてインプットされているんですが、
最近は問屋さんだけでなく、お洒落なショップやカフェが増えてきているらしいということを耳にしておりましたので、
少し時間をかけて探訪して参りました。
いろいろいいお店があったんですが、今の自分のツボにぴたりとはまる商品があったのが、
「ジョンブルプライベートラボ(Johnbull Private Labo)」さんです。
東京の方は、随分前から原宿にショップがあるのをご存知ですよね。
ショップの方に伺ったところ、岡山と原宿、代官山の他に、関西に4店舗あるのだそうです。
「何で岡山?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
岡山は日本のジーンズの古里なんですよ。児島と、井原という所に、デニム関係の企業さんが何軒もあって、ジョンブルさんの本社は児島にございます。
20数年前のジョンブルさんは、中堅個性派の企業さんの中では、「メンズに強い」というイメージがあったんですが、
最近はレディスの企画も非常に充実してきております。
なんですが、たまに原宿をぶらぶらしている時に試着しても、気に入った商品のサイズが小さくて涙を飲むことが何度か続いて、足が遠のいていたんですが、
今回、レディスの商品を見ていると、シーズンの立ち上がりのせいか、Mサイズ(「ジョンブル」ブランドの中で一番大きいサイズ)がしっかり置いてあって、
十分着られる大きさであるように思ったので、
試着させて頂きました。
調子に乗って、ショップスタッフの方にいろいろお勧めして頂き、
トップス2着、ボトムス3着を試着したんですが、
正直、「5着全部買いたい!」というくらい、どれもかっこよかったです。
ボトムスは、ワイドパンツと、その他はサスペンダー付きジーンズと、デニム素材のサルエルパンツ、
トップスは、藍色のベスト(身頃はカットソー生地で、前立てのみ布帛。前を結んで着ることも可能になっております)と、白の羽織物(こちらは前立ての部分がレースになっておりました)だったんですが、
迷った末に、上の写真の商品2点(ワイドパンツと、藍色のベスト)に決めました。
ワイドパンツはセール品で、元々消費税抜き18,000円の商品が10,500円になっていたのでおトク感があったことと、
腿の上の辺りのダメージ加工がちょうどいい感じの幅になっているためか、意外にすっきりしたシルエットに見えるのが決め手になりました。
ベストの方は、東京に戻るとまた節電生活になるので、まだまだ暑い日が続いても大丈夫なように、袖がない方がよいかなと思ったのと、色と素材の質感に惹かれました。お値段は9,000円(消費税抜き)でした。
ショップの外観(一番上の写真)の白さと、中のちょっとモード感のただよう暗めの雰囲気のコントラストがかっこいいですし、
ショップの中に入ると、商品がゆったりと陳列されているな、という印象を受けます。売場面積がこれだけ広く取れるのは元々問屋さんとして利用されていた場所ならではのメリットですね。
ショップスタッフさんについては、地方ならではのフレンドリーな接客の良さに加えて、商品知識が豊富でファッション感度が高いことに安心感を感じました。
昔だと、ジーンズ専門店さんは安い、というポジションだったと思うんですが、現在はユニクロさん、ファッションビルや郊外型専門店さんなどに入っているヤング向けの人気カジュアルブランドさんなどで、安い商品はいくらでも買える時代ですから、
それらと差別化するためには、商品企画、店作り、接客・サービスの全てにおいて、高感度であることが不可欠だと思います。
「ジョンブルプライベートラボ」さんが、そういうショップになっていたことが(しかも故郷の岡山のお店が)、とてもうれしかったです。
買わなかった商品のことも頭に焼き付いて離れないので、東京の実店舗か、もしくはネットショップで、もう1着くらい買ってしまうかもしれません。
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