ニトリがモール事業に参入
ホームセンターのニトリさんがショッピングモール事業に参入、
2011年10月に、東大阪市に「ニトリモール」の名称で第一号が開業するというニュースが
ネット上を駆け巡っております。
同社のプレスリリースを拝見いたしますと、
「ユニクロ」さん、紳士服の「AOKI」さん、しまむらさんの「アベイル」、靴の「ABCマート」さん、「眼鏡市場」さん、100円ショップの「ダイソー」さん、
そしてもちろん、自社の「ニトリ」など、
ひととおりのカテゴリーキラーと、
牛丼の「吉野家」さん、長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」さん、「はなまるうどん」さんなど、
安くて美味しい(というより、「うまい」と書いた方がぴったりかもしれませんが)飲食チェ−ンさんが
揃っております。
こちらに行けば、「衣食住」のうち「衣」と「住」に関するものは高級品、嗜好性の強いものを好むのでなければ・・・(例えば、「サカイ」のニットを買おうとか、「ジョンマスターオーガニック」のシャンプーを買おうと思うともちろん無理でしょうが)・・・普通のサラリーマンや主婦、高校生の皆さんが生活していくのには不自由はないのではないかと思います。
ただ、「食」が外食だけでは賄えないので心配になるところですが、
道路を隔てた向かいにGMSの「イズミヤ」さんがあるようですので、
そちらで買えば大丈夫なみたいですね。
ただ、道路一本といっても、車生活に慣れている方々はほとんどが車に乗って移動されるのではないかと思いますので、
渋滞があまりなく横断しやすいのか、ちょっと気になるところですが。
Fashionsnap.com さんによると、同社は既に大阪府枚方市、神奈川県相模原市において第二、第三の「ニトリモール」建設の準備を着々と進めておられるようです。
大型のショッピングモールのメリットは、
広域からの集客が可能だということで、
さらにはそれを自社で開発すれば、自社の店舗を核テナントとして良いロケーションに大型で確保することが出来ます。
例えば、「ららぽーと新三郷」の中に入っていた「ニトリ」さんが、
やはり隣接する大型の「IKEA」さんに比べると面積不足でちょっとパワー不足かな、と思えた記憶が蘇ってくるのですが、
十二分な面積が確保出来れば、例えば学習机とか、家具などの客単価の高い商品をしっかり見せて売って行くことが出来ます。
小型商圏の場合と比べて、リピート率は全体的には下がると思いますが、
客数と客単価が上がり、結果として売り上げもアップする・・・
たぶん、商圏が大型化することの恩恵は、今回「ニトリモール」さんのテナントとして名を連ねておられる他のどのショップさんよりも大きいのではないかと思います。
「ニトリ」さんの売り場は、カラーコントロールが効いていておしゃれで、なおかつ商品の質は、正直「IKEA」さんよりよいものが多いので、
私は好きなんですよね。
(逆に、デザイン、色柄の豊富さでは「IKEA」さんの圧勝だと思いますが。「ニトリ」さんがここで戦わないのは正解だと思います)。
関東圏に「ニトリモール」が出来たら、是非足を運んでみたいと思います。
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