リズミカルで美的センスの高い米百貨店「ブルーミングデールズ(Bloomingdale's)」のネット通販サイト
久々に、
「ああ、いいなぁ〜」と思えるようなネット通販のページに出会ったような気が致します。
アメリカの百貨店「ブルーミングデールズ(Bloomingdale's)」さんの、
ホームファッション(リビング)やキッチン関連の商品カテゴリーのトップページです。
(今日2011年10月6日木曜日時点のページはいずれ更新されてしまうでしょうから、今私が見ている画像のキャプチャー画像を下記に貼り付けておきます。上の方が切れてしまっておりますが、ご容赦下さい↓↓↓)
ページ中央に置かれている、ベッドシーツらしき商品をたたんで並べた写真の、
カラーグラデーション及び、何枚かに一枚ずつ、シーツの先を折り曲げているところとか、
商品の色調と、サイトのロゴやバナーに使用している色をきれいに揃えていることとか、
ページの下方の、
「キッチン(KITCHEN)」「カトラリー(CUTLERY)」「ラゲッジ(LUGGAGE)」「パーソナルケア(PERSONAL CARE)」のバナーに貼られている商品写真の向きが、
みんな右肩上がりになっていることとか(角度を揃えるために、アイロンとスーツケースはわざと斜めに向けてあります)、
本当に、細部にまで気を配ったページだなぁと。
何度も同じことばかり書いておりますので、書きながら本当に悲しくなってくるんですが、
アメリカではネットのピュアプレイヤーにリアル店舗を有している小売業(ブリックアンドモルタル、ですね)さんが果敢に挑んでおり、
それぞれの努力がネット通販の世界をより豊かで楽しいものにしているように思うんですが、
日本ではリアルの店頭のパワー、リアルで蓄積してきたノウハウがネットで生きていると思える事例が少ない・・・。
というか、もっとはっきり書いてしまうと、
日本では百貨店業態自体が、力を失っており、
ブリックアンドモルタルの成功者は、
やはりユニクロさんや無印良品さん、ユナイテッドアローズさんやアーバンリサーチさんなど、リアルで成功しておられるSPA、専門店業態の方々で、
それに続こうとしているのは、ブランドを持っておられるアパレルさんなんですよね。
「ブルーミングデールズ」さんのこの商品ページからは、
単にモノを売るということを超越した生活文化を感じますが、
そういう見せ方、売り方、それ以前に、お客様のために意思をもった品揃えをきちんと行うという姿勢を見せて頂きたいなという気がいたします。
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