2012年3月上海レポートその2ー活気増す浦東地区
上海から帰ってから、本業の方も忙しくて、
思うようにブログが書けず、
毎日覗いて下さっている皆様に本当に申し訳ないなと思っています。
そうこうしているうちに、
来週はファッションショーやら展示会が非常に多い週になりますので、
とりあえず、ディテールが甘いエントリーになってしまうかもしれませんが、
どんどんお写真をアップして、
半年、1年前と大きく変わったな、と思った点を中心に書き進めていくことにいたしますね。
3月8日(木)の午後、この日も曇りで、東京よりは肌寒く感じる1日でしたが、
浦東エリアに行って参りました。
写真の上3枚は、上海ifcモール(Shanghai ifc Mall、上海国金広場)という、
リッツカールトンホテルおよび、
ラグジュアリーブランドを中心に集積した、富裕層のためのショッピングセンター(SC)です。
同じ上海の中の、
南京西路のプラザ66(恒隆広場)に似たイメージですね。
立地が金融街、ビジネス街に近いためか、
平日の昼間なのに、ifcモールにはかなり沢山のお客様がいらっしゃいました。
服装や、持っておられるバッグなどで、リッチな方々なのだなということが一目でわかる感じです。
以前と変わったなと思ったのは、「ルイ・ヴィトン」「グッチ」のバッグを持っておられる方の数は依然として人数的には1番&2番、という感じでしたが、
「シャネル」の所持率が非常に上がっているように思ったんですよね。
富裕層の皆様方の中に、差別化の感覚が、ちょっと出て来ているのかなと。
テナントさんの中で面白いなと思ったのは、
地下1階にある、お茶やティーカップなどの販売+カフェの複合業態「Annvita Tea Boutique」です。
その後、上海の人気商業施設の1つ、
正大広場へと移動しました(写真は下3枚)。
もう、こちらはいつ見に行っても、本当にお客様が多いですね!
そして、このSCさんの一番人気のテナントさんは、
「H&M」です。
後からわかったのですが、この日8日は、中国での「Marni at H&M」の発売日だったんですが、
店頭には商品が全く存在しなかったため、私はこの時点ではそのことを思い出すこともなく人と人の間をすり抜けながら売り場の中を右往左往しておりました。
平日の午後2時半でも、レジ前には10人の列でした。そして、館内でも、「H&M」のショッパーを下げた方の数が一番多かったです。
「ZARA」ももちろん人気があるのですが、これまた中国では必ずといっていいほど、「H&M」よりは少しだけ入店客数が少なめなんですよね。お値段が「H&M」より若干高く、テイストが大人っぽいためだと思いますが。
私が見ていたとき(午後3時頃)には、レディス売り場のレジ前には1人も人はおらず、フィッティングルームの前には3人が並んでいました(そして3人とも、5,6点の商品を持っておりました)。
「ユニクロ」さんは、1F〜2Fではなくフロアが3Fですし、さらにこの2店よりはちょっと入店客数が少ないんですが、それでも正大広場店は恐らくものすごく高効率なお店だと思います。というのは、6台のレジの1台ずつに、それぞれ2名のスタッフがついて、1人がレジ打ち、1人がお包みと、作業を分担してスピードアップを図っておられましたので。
日系の企業さんでは、ワコールさんの下着ショップにも、非常に沢山のお客様が入店していて売れ行きも好調なようでした。
正大広場の中では、いくつかのショップが、婦女節(日本だと3月3日がひなまつり=女性の日ですが、中国では国際婦人デーに当たる3月8日が女性の日になっております)にちなんだ割引やプレゼント、あるいは「婦女節から週末まで、ショートトリップに出かけませんか?」といったキャッチコピーで、旅行用のコーディネートの提案を行ったりしておられました(そういうキャンペーンは、他の商業施設でもいろいろ散見することが出来ました)。
旅行用コーディネートの提案をしていたブランドは、「エクセプション(exception、例外)」というブランドで、お値段はかなり高いんですが、日本でいうと、『ナチュリラ』『リンネル』などに登場しているナチュラル系ブランドと、ミセス向けのDCキャラクターのゾーン(「センソユニコ」さん「ヨーガンレール」さんなど)と、トゥモローランドさんの「ギャルリービー」とか「PLST」「マーガレットハウエル」などの、アメリカントラッド、ブリティッシュトラッド、フレンチトラッドなどなど、トラッドから派生した、DCキャラクターよりはちょっと若めのシンプルカジュアルの3タイプを足して3で割ったような感じのテイストです。
正大広場といえども、4Fから上のフロアになると、お客様が急に少なくなる感じがあって、
この中でおやっと思ったのは、「オンリー」「ヴェロモーダ」「ジャックジョーンズ」がいずれも、ちょっと元気のない雰囲気だったこと(後で他の売り場を見て、この予感はかなり確信に変わりましたが)・・・(明日以降に続く)。
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