2012年3月上海レポートその4ー中山公園の有力SC・龍之夢購物中心
3月8日(木)の夜、最後に向かったのは、
地下鉄中山公園駅前にある有力ショッピングセンター
龍之夢購物中心(ロンジーモンゴウウージョンシン)です。
こちらは、施設の名称自体に、文字通りショッピングセンターを意味する「購物中心」という文字が入っておりますが、
まさにその名の通り、百貨店さんとは異なる考え方でフロア構成が組み立てられております。
特に、百貨店さんの場合は、大概1Fに特選ブランドと化粧品と靴が配置されるケースが中国でも多いのに対して、
龍之夢さんの場合は、「H&M」「C&A」「セフォラ」「ロクシタン」「D&G」「カルバンクライン」「アディダス」等々、
外資SPAを筆頭に、「集客力がある、力のあるテナントさんを入れる」という方針のようであります。
1Fのこのリーシングは、人民公園より1駅北にあるJoy City(上海大悦城)さんに似ているな、とちょっと思いました。
こちらに辿り着いた時にはもう午後8時を過ぎていたため、駆け足でバタバタと館内を回ったので、
この中に出店しておられるはずのクロスカンパニーさんの「アースミュージックアンドエコロジー」がどこにあるのかがわからなかったんですが、
日系の企業さんのブランドは、
ポイントさんの「コレクトポイント」が2Fに、
「オリーブデオリーブ」や「iiMK」が3Fに、
「ユニクロ」が4Fに入っていました。
こちらのビルの「H&M」さんのショーウインドウに、「Marni at H&M」がディスプレイされていたので、
「そうだった!今日が発売日だったんだ」と思ったんですが、
入口のガードマンさんに、
「『Marni at H&M』はまだ残っていますか?」と聞いたところ、
「まだ少しだけあるけれど、今日はもう閉店だから販売はできないんですよ。明日の朝またお越し下さい」と言われました。
とにかく、このSCの特に1Fから3Fまでは、非常に沢山のお客様がいらっしゃいました。
いい商業施設さんなんですが、2点だけ気になった点&残念な点があって、
1点は、龍之夢さんだけでなく、正大広場や、他の商業施設でも見かけたんですが、
日本の有力セレクトショップさんと頭文字が同じショップ(「ZARA」や「H&M」などファストファッション風の、レディスとメンズのトレンディなシティーカジュアルが広い坪数で提案されています)があって、
真似、とは言い切れないような気もするんですが、ロゴマーク、ちょっと似ているのは困るよな・・・と思ったり・・・。
もうひとつ。最後に6Fに上がり、中華料理のお店に入って夕食を取ろうとしたところ、
注文した物、した物が次々と「品切れ」状態で、
そうしているうちにウエイトレスの女性が、
「お客様、コックが帰宅する時間になりましたので、この料理は作れません」と言い出したため
(こういう時に、中国語の教科書に書いてあるような「麻煩你(すみませんが)」という言葉は、まず出て来ることがないなというのが、たまにしか中国に行かない私の少ない経験の中での実感であります・・・)、
「私はお腹がすいて飢え死にしそうなくらいなんですよ。それではこのメニューの中で何と何が出来るんですか?」と問いただしたところ、
「3種類だけです」と言われたため、仕方なく、その中からワンタンを選んで何とか夕食を済ませました。
私が相当勢い良く空腹をアピールしたせいか、ウエイトレスの女性が後から、
「太不好意思了」(本当にすみませんでしたね)と言ってきたので、
「(私が腹を立てていたのが)わかったんですね? わかったんなら、いいんですよ」とニッコリ微笑みました。
たまにしか中国に行かない私ですが、1回の旅の中で1、2度はこういう場面に遭遇するんですよね。最近はかなり慣れてきました。
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