2012年3月上海レポートその12ー梅龍鎮伊勢丹と上海久光百貨は富裕層向け百貨店
上海のレポートは、今回が最終回です。
3月10日(土)の午前中、ユニクロ南京西路店を見た後、
南京西路の梅龍鎮伊勢丹と、静安寺の上海久光百貨を見てきました。
日系の企業さんにとっては、取り組みのしやすいこの2店舗は、
いずれも、富裕層対象の百貨店さんになっていて、
来街者数では、例えば前述した浦東のヤオハンさんなどには遥かに及びません。
その分、VIP、固定客の皆様に喜んでもらえる仕掛けがいろいろ考えられているようです。
伊勢丹さんの方では、私が上海に行っていた時期にちょうど「Japan Fair(日本物産節)」が開かれており、
伊勢丹さんの並びのビル、梅龍鎮広場には、東急ハンズさんや、キティちゃんの絵のついた水筒など日用品から、サンクロレラ、さらには、ソックスやエスニックカジュアルウェアなどの繊維製品など様々なブースが軒を並べていましたが、
お客様の入りは朝早い時間帯にも関わらず非常に良く、「朝からすごいな」と感心しました。目の前でどんどん商品が売れて行っておりました。
伊勢丹さんの6Fの特設会場でも、じゃがいもの皮がむけるグローブや爪切りなど、日本の便利グッズを紹介する即売会が行われていましたが、
改めてそこで紹介されている商品を見てみると、日本の商品はちょっとした小さなアイテムでも丁寧な作りで機能性が高く、現状では中国製のものと比べると少し高くても優位性の高いものが多いなという風に感じました。
伊勢丹さんでは、3Fに「サザビー」、5Fに「ムルーア」「EIN」「ZOPIN」がオープンしていました。
一方、上海久光百貨の方はどうかというと、相変わらず地下の食料品売り場の人気が非常に高いです。このフロアだけは、他のフロアと異なり、いつでも人は多いです。
1F以上の様子は、お客様はまばらで、富裕層向け百貨店らしいゆったりとした雰囲気でした。
ちょうと、3月10日(土)は、日本の大人可愛い系ブランドの「ナイン」「デイシー」(いずれも3F)の開店日でした。
それと、この時期に、3Fでは「姉キャンフェア」が実施中で、「イリアンローブ」「モロコバー」「アルバローザ」など計8ブランドの期間限定販売が行われていました。
(写真は上2枚が伊勢丹、下1枚が久光)。
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