2012年3月上海レポートその8ー東へ行ってもまだ人出多し、353広場
さらに南京東路を東に向かって歩いていくと、
353広場というショッピングセンター(SC)が見えて来ます。
この辺まで来ても、南京東路は人の数は多いです。
(ご参考までに記しておきますが、更にこの先にアップルストアがあって、日本同様黒山の人だかりでした)。
このSCには、「ZARA」が1Fから3Fに入っています。
その他、1Fには「オプティカル88」(眼鏡)、「TISSOT」(時計)、「ゲス」、「カルバンクラインジーンズ」、
2Fには「HanaMokuba」、「EnC」、「セレクテッド」(DCっぽいメンズ)、
3Fには「swisswin」(スーツケース)、「E PROSSO」(バッグ)、「2%」(アパレル)、
4Fには日系ブランドの「w closet」、「ハニーズ」などが出店していました。
353広場では1Fでセールをやっていて、そのスペースや、「ZARA」には沢山のお客様が入っていましたが、
通路の向こうにテナントさんが二重に配置されているという構造上の問題があって、2F以上ではロケーションによってはお客様の回遊性がよくないスペースがあるなという風に思いました。
それと、北京に行っても思ったんですが、現在はどの商業施設でも、夜間や土日のよい時間帯でも、日本と同じで3F以下にはお客様は多いんですが、だいたい4F以上になるとどんどん客数が減ってしまうという問題を抱えているように思いました。
昔の日本ですと、CDショップとか書店でシャワー効果を狙う施策がとられていましたが、今や中国でももちろん音楽コンテンツはネット上からダウンロードする時代になっておりますし、日本と異なり、ネット時代になる前から言論統制があって書店文化が十分に発達してこなかったと思われる中国ですので、余計にどんなテナントさんを上層階に持ってくるべきか、という課題は大きいように思います。
私なりに感じているのは、まだカルチャーセンター的な産業が十分育っていないようなので、その辺のポテンシャルはあるかなと。とはいえ、男女共稼ぎで外食花盛りの中国で、例えばABCクッキングスタジオさんが流行るのか?といったこともありますし、日本から仕掛ける場合は文化や慣習の違いを十分知った上での企画立案、プロモーションが必要なのではないかと思います。
このビルを出て更に東へ東へと向かうと、「forever21 coming soon」という看板を出しているビルに行き当たりますが、
もう半年くらい前から出店の報道は中国の新聞やネットニュースで取り沙汰されており、
正直、「まだか〜」という気分になりました。
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