最近のトラックバック

2018年7月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

両国さくらのお気に入りリンク♪

お断り

  • 本ブログと無関係なコメント、トラックバックは予告なく削除させて頂きます。

当方の連絡先について

  • 当方の連絡先は、次の通りです。#の代わりに@を入力してメールをお送り下さい。 ジャーナリスト「両国さくら」としての取材領域は、女性の目線で見たモバイル・ビジネス及びケータイ(モバイル)通販、ネット通販等が中心です。お気軽にお問い合わせ下さい。 ファッション・ビジネスについての取材は、本業との兼ね合いでお受けできるものと出来ないものがございます。ご相談事は、極力本業の方でお受けするようにしておりますので、予めご了解下さい。 underground1103#yahoo.co.jp

« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »

2012年4月30日 (月)

2012年3月北京レポートその7ー三里屯ビレッジ南街2

3月25日(日)、三里屯ビレッジ(Village)南街のショップレポートの続きです。

Imgp1507

香港の有力カジュアルセレクトショップの1つ、「バウハウス」です。

香港、中国では多店舗展開しているジーンズカジュアルのブランド「Tough JeanSmith」を展開しておられる企業さんとしても有名で、

今年3月の北京CHIC(中国最大級のファッションアパレルの見本市)では、「ホープライズ(Hoperise)」という新しいブランドを発表して話題になっていました。

但し、このお店に関しては、あまり好調とは言えない様子でした。まだ秋冬物の残りを300元から800元引きで売っている状態でした。


Imgp1508

「オーチェリー」。エルメスがこのブランドを展開している企業さんに投資したことは私のブログでもご紹介しましたが、

そのせいだと思うんですが、上海でも北京でも、昨年もそこそこいいロケーションに沢山お店があったんですが、

ますますよいロケーションのお店が増えたように思いました。

元々ショップの内装にも商品にも拘りがあるブランドさんですが、ますますそれに磨きがかかっていました。

イエローのジャケットの素敵なのがあったので、買おうかどうしようか迷って、試着させて頂いたりいたしました(結局買わなかったんですが)。

三里屯のお店は、ショップスタッフが6名。VIPクラブの会員のみ1割引を実施しておられました。世界観が明確で絞り込んだテイストを提案するタイプの富裕層向けブランドは、固定客作りをしっかり行うのが中国では常道のようであります。


Imgp1509

「アップルストア」。昨年もそうでしたが、三里屯一の人気ショップはやはりこのお店。

昨年は見なかったんですが、今年はお店の前に「iPhone4S」を売り込むブローカーが何人もいました。


Imgp1510

香港系のセレクトショップI.Tのオリジナルブランド「イズエ(IZZUE)」。

このブランドさんのファンは、日本の裏原系の匂いを彷彿とさせるストリートカジュアルが好きな人達で、

「H&M」や「ZARA」のようにバカ売れはしませんが、しっかりしたファンの塊をつかみ、売り上げもそこそこ上げておられるように思います。

今までそんな風に思ったことが一度もなかったんですが、

この春は早い時期に店頭を見たせいか自分が着用したくなるような商品が2点もあったんですが、

3月上旬に上海で見ていた白のニットのストール(結構複雑な編み地で面白かったんです)が、

北京に来てみると全くなし。

さらに、北京で一番最初に行った西単大悦城内の「イズエ」に、

ライトオンスの薄色デニムのワンピースで、アシメトリーなデザインになっていてシルエットがとても面白いのが1点だけあって、

後で他の場所の「イズエ」で買おうと思っていたら、

ショップスタッフさんに聞いてみても、他のどのお店でも売れてしまっているようでなし、という状態でした。

両方とも、売れ筋だったんでしょうね。すごく残念ですが。

ショップの2Fでは、「NHIZ」(ネイバーフッド&イズエ)というネーミングで、日本の人気ブランド「ネイバーフッド」とのコラボ企画の商品を置いておられました。


Imgp1511

同じくI.Tが展開するブランド「チョコレート」。

キャラクターを前面に立てたブランドの雰囲気は、「アベイジングエイプ」を想起させる感じです。

例えば、長袖シャツ369元、コットンのパンツ599元、といった価格になっています。


Imgp1512

「カルバンクラインジーンズ」。

お客様は全く店内に入っていません。こちらのジーンズは、例えば1,690元、といったお値段なので、完全にお客様を限定してしまう商品だからだと思います。


Imgp1514

上海の新天地スタイルの中に入っているセレクトショップ「セブンデイズ」が、今年新しく北京の三里屯にも出店していました。

「セブンデイズ」さんは、人気ブランドさんなら何でもござれ、といったタイプのセレクトショップではなく、意思を持って品揃えを絞り込んでいる、世界観が明確なタイプのお店です(ナチュラルでクリーン、カッティングが綺麗な服が多いです)。

昨年の春、上海で聞いたときは7店舗だったのが、現在は中国全体で20店舗に増えているとか。

日本のジーンズブランド「ベティスミス」の商品も置いてありました。こういう個性的なショップには、頑張って欲しいなと思います。


Imgp1515


Imgp1516

「JBNY」と「速写」。この2ブランドは、同じ企業さんが展開しているらしく、隣接するロケーションに出店していることがしばしばございます。


2012年4月29日 (日)

2012年3月北京レポートその6ー三里屯ビレッジ南街1

3月25日(日)レポート、まだまだ続きます。

午後6時前、三里屯ビレッジ(Village)南街へ。

昨年もこのエリアについてはご紹介いたしましたが、南街の方が、グローバルSPAやスポーツブランドなど、比較的買い易い価格帯(とはいえ、中国ではそれなりの所得以上の方向け、ということになりますが)が多いため、来街者数が多く、

ラグジュアリーブランドが多い北街は、客数は少なく非常にゆったりとした雰囲気です。

Imgp1497

「ユニクロ」。上海、北京のこれまで見た路面店の中では、時間帯のせいもあってか、このお店が一番お客様の入りが良かったです。3階までしっかりお客様が入っていました。中国の他のお店同様、モップを持ったスタッフが店内を常時しっかりお掃除なさっておられるところが素晴らしいです。

この日は、99元、199元、299元の3つの価格帯で期間限定セールを行っておられました。

中国のユニクロさんは、2年くらい前以前には、限定された客層(比較的、きれい好きな方が多いのではないかと感じていましたが)が、1人で5着も6着も買っておられる感じを受けていましたが、

最近は客層の幅がかなり広がってきたように思います。買い上げ客数が増えた分、1人当たりの買い上げ点数が減ったかも、という風に感じられます。


Imgp1498

「アディダス」。北京では、スポーツウェアを街着にする人はいなくなっておりますので、来店客数は1年間に比べて減っているように思いましたが、3階の「Y-3」を見ている人は相変わらず多かったです。


Imgp1499

「マンゴ」。今春は、中国で見た幾つかのお店の売れ行きは、悪くはない(去年よりはよいんじゃないか)と感じました。このお店でも、3人のお客様が商品を持ってレジの前で並んでおられました。

このブランドさんの場合、中国では「ZARA」と買い回られるケースが多いんじゃないかと思うんですが、恐らく、似たようなアイテムが「ZARA」より高いと厳しいんじゃないか、店頭を見ていてそんな気がいたしました。

一例ですが、「ZARA」でボートネックの綿長袖ニットが139元だったのに対して、「マンゴ」のVネックの綿長袖ニットの元値が199元、その上にシールが貼られていて、「133元。2枚買うと更に半額」と買いてありました。価格を調べて、自社の方が高かった場合は、対抗策を打てば、売れるということでしょう。


Imgp1500

「プーマ」。「アディダス」の側にお店があるケースが多いんですが、中国でいつ見ても「アディダス」よりは入店客数が少ないんですよね。


Imgp1501

「NOVOPLUS」。香港系セレクトショップ「NOVO」のヤング向け業態。スニーカーと、それに合うカジュアルウェアを提案しています。

このお店も、品揃え、見せ方が去年よりは非常に良くなっているように思いました。店内中央のテーブルの上には、黒のスニーカーだけを並べてバリエーションの豊富さを見せていました。セレクトショップらしい売り方だと思います。


Imgp1503

「ナイキストア」。中国のスポーツブランド市場が、街着からドゥスポーツ対応に変化しつつあることにいち早く対応した「ナイキ」さんのマーケティング(「ナイキプラスランクラブ」や、人人網内のコミュニティ)については、前述した通りです。


Imgp1504


Imgp1505

1Fが「オンリー」「ヴェロモーダ」。写真はありませんが2Fが「ジャックジョーンズ」という、デンマーク・ベストセラー社の3ブランドの複合ショップ。

上海でも感じていたんですが、北京のどの店も同様の傾向で、今春は「ヴェロモーダ」があまり調子がよくないんじゃないか(来店客数も買い上げ客数も少ない)、という気がいたしました。

茶系の強いエスニックカジュアルが、トレンドカラーとマッチせず、旬の感じを受けない、というのを、お客様が感じておられるんじゃないかという風に思ったんですよね。

「オンリー」「ヴェロモーダ」はセットで出店しているケースも多いので、

「ZARA」や「H&M」のようにトレンドテーマの全てを多品種大量で提案する、とまではいかなくとも、

2ブランド合わせてトレンドテーマの3分の2くらいを押さえるトレンド提案型のSPAの立ち位置を取るのか、

韓国のイ・ランド社のブランドのように、特定のテイストに特化しスタイルを提案していくMDブランドになるのかを

はっきりさせていかないと、

先行者として押さえて来た良い店舗立地を、後発で登場して来る完成度の高いブランドに奪われかねないのではないか、

それくらい、競争が厳しくなってきているように思いました。

2012年4月25日 (水)

2012年3月北京レポートその5ー北京のラッフルズシティ

3月25日(日)のレポートの続きです。

新光天地を出て、タクシーで大急ぎでラッフルズシティ(raffles city、来福士広場)に向かいました。

ラッフルズシティさんは、シンガポール系の商業施設で、上海の南京東路の入口のところにある同系列のお店は、上海でも最先端のブランドラインナップになっていて、非常にヤングに人気がございます(つい先日の上海のレポートでご紹介させて頂いたばかりです)。

北京のお店は、東直門南大街1号というところにあって、

実はこの周りには、他にそんなに大きな商業施設がないような感じで、

一瞬、「大丈夫なんだろうか」と思ったんですが、

店内に入った瞬間、いい意味で裏切られました。お客様の数は多く、それもヤングが多いお店です。

というのも、今をときめくブランドが揃っているからで、

1F「ZARA」「H&M」「マンゴ」「WHAT FOR(靴)」「ベルシュカ」「motivi」「カルバンクラインジーンズ」「ゲス」「b+ab」など、

2F「ZARA」「H&M」「ヴェロモーダ」「BRJ」「ビルケンシュトック」「ASOBIO」「キプリング(バッグ)」「ティンバーランド」「G-STAR RAW」など(このフロアに日系の「コレクトポイント」さんが出店していました)、

3F「オーチェリー」「rebecca(ウィッグ)」「ダズル」「ME&CITY」「リリー」「オンリー」「MJphosis」「フォーエバーニュー」「JBNY」など、

4F「コンバース」「セレクテッド」「ジャックジョーンズ」「ブラックゲートワン(メンズ)」「速写」「MARCCASIN(メンズ)」などの構成でした。

特に、「ZARA」「H&M」の店内のお客様の数は多かったです。こちらの「H&M」には、それでも「Marni at H&M」がかなり沢山残っていました。上海で買い逃しておりましたので、話のタネにオレンジのスカーフを1点買い求めました。

3Fにメーターズボンウェイ系列の「ME&CITY」があったんですが、午後4時半頃、レジ前にいたのは1名のみ。400元買うと120元バックしますよというキャンペーンをやっておられましたが、このお店に関してはちょっと寂しい感じでしたね。

地下1Fは、ファーストフードのショップや、「BHC」という名前のスーパー、それに、「クロックス」「オルビス(化粧品)」、前日に西単大悦城にもあった、病ダレの中に風という文字+果実の「果」で、「狂った果実」という店名のバラエティ雑貨の楽しいお店もありました。

上海のラッフルズほどではないですが、このお店も完全にヤング向けで、感度の高いお客様が多い良いお店だと思いました。

(上の2枚の写真は、実はメインではない、タクシーでの来店者用の入口です。3枚目が、メインの入口。かなり活気が違いますね)。

Imgp1491


Imgp1492


Imgp1494


2012年4月23日 (月)

2012年3月北京レポートショートブレイクー老辺餃子館

この週末は、仕事に明け暮れていました。

今週は、しっかりブログが書けるくらいのゆとりが出来ればいいんですが・・・頑張ります!

・・・ということで、日曜夜(月曜未明)からすみませんが、今日までのところは小ネタでご勘弁下さい。

北京で、京劇を見た帰りに、

地下鉄の和平門駅の前の「老辺餃子館」に入りました。

中国の餃子は、水餃子が中心で、しかも具が多種多様、バリエーションに富んでいて、ボリューム感があり、それが完全に主食、という感じになります。

このお店は他でも見たので、チェーン店なのかな、と思いましたが、

今中国のクチコミサイトをチェックしてみたところ、「全国連鎖店」すなわち、日本語に訳すと全国チェーン店という投稿がございましたので、まず間違いないと思います。

味は、皆様がおっしゃられる通り、「不错」(筆者訳:悪くない)でした。

このお店には、青島ビールは置いていなくて、「私は青島ビールが好きなんです。青島はないんですか」とアピールしたんですが、「燕京は北京のブランドだから燕京だけしか置いてないんですよ」と言われちゃいました。

Imgp1454


Imgp1455


Imgp1456


Imgp1457


2012年4月20日 (金)

2012年3月北京レポートショートブレイクースポーツ愛好家のコミュニティ作りに注力する「NIKE」

仕事が山のように押し寄せてきておりまして、

北京のレポートがなかなか終わらず、本当にすみません。

今夜も小ネタでご勘弁頂きたいのですが、

北京の三里屯の「ナイキストア(NIKE STORE)」で

目を惹いたことを2つご紹介いたします。

1つは、「ナイキ+ランクラブ」というグループが結成されていて、

「火曜日の夜、三里屯周辺をみんなで走ろう」というイベントのチラシが貼られていたことです。

「どれくらいの距離走るんですか?」とショップスタッフの方に伺ったところ、

「5キロです」との回答で、そんなに大した距離ではないんですが、

ランニングって、確かに1人でも出来るスポーツではあるんですが、

一緒に走る仲間がいた方がモチベーションが上がるし、楽しいものですよね。

これは、リアルのコミュニティの話題。

もう1つは、人人網(renren.com)という、

日本でいうとmixiさんのような中国最大級のソーシャルネットワーキングサービスの中に
設けられている

nikewoman.renren.com」という

ネット上のコミュニティ(「公共主頁」という中国語は、直訳すると「オフィシャルページ」という意味)です。

この他にも、「ナイキ」さんは、「ナイキスポーツウェア」とか、「ナイキランニング」などのコミュニティを立ち上げているようで、

書き込みが今ひとつ活発ではないのが残念ではあるんですが、

意欲的な試みだなと思って拝見いたしました。

中国でも完全に、街着としてスポーツウェアを売るのではなく、

DO SPORTSの目的で「ナイキ」を買ってくれるお客様=スポーツの愛好家を育て、

そういう方々とのコミュニケーションを大切にしていこうという戦略に転換なさっておられるようです。

2012年4月17日 (火)

2012年3月北京レポートショートブレイクーCHIC会場最寄りの地下鉄駅前で焼き芋を売る男性

北京に行ったのは、

昨年に続いて、

中国、というか、来場者数ではアジア最大級のアパレル分野の展示会

CHC(中国国際服装服飾博覧会)を見るためでした。

今回、昨年と大きく違っていたことは、

地下鉄15号線が開通し、展示会場の側に国展という駅がオープンしていたことです。

展示会場は飛行場からは比較的近いんですが、市内からはかなり遠く、

タクシー代が馬鹿にならなかったため、地下鉄の存在は非常に助かりました。

地下鉄、というか、この展示会場の辺りでは、完全に地上を走っているんですけどね。

しかしながら、CHICの会場は非常に広く、1日真剣に見て回っていると足が棒のようになり、

各ブースで頂く資料の量も多いので荷物が肩にきしむくらいの重さになり、

正直、帰りの地下鉄の中で立っているのはかなり辛かったです(回りの出展者や来場者の皆さんも我慢しているのだからと思って、我慢しましたが)。

この地下鉄の国展駅前で、夕方の5時頃、焼き芋を売っている移動販売のおじさんに出くわしました。

日本のさつまいもより一回り大きな立派な芋があつあつに焼けている姿を見て、

展示会帰りの中国人の皆さんが群がっています。

「これ1つ頂戴」「私はあれ下さい」という声と共に、飛ぶように売れておりました。

足がこんなに痛くなければ、間違いなくその行列に並んでいたところだったのですが・・・こんなことはまず普通はあまりないのですが、食欲すら衰えるほど疲れきっていたので、

その様子を写真に収めるだけで諦めました。

「あの焼き芋が食べたかった」という話を、帰国後、中国在住経験の長い上司に話したところ、

「中国の大きい芋は、見かけ倒しで、日本のさつまいもに比べて全然甘くないんだよ」と教えられたのですが、

それでも、CHIC帰りの皆さんは、私と同じく、相当お腹がすいていたのではないかと思いますので、

空きっ腹にあつあつの焼き芋は、やっぱりものすごく美味しく感じられたのではないかと思っています。

Imgp1695


2012年4月16日 (月)

2012年3月北京レポートその4ー北京の超高級百貨店・新光天地

(2012年3月25日日曜日)

続いて、地下鉄に飛び乗り、大望路駅へ。お目当ては、新光天地という、

厳密にいうと、ラグジュアリーブランドを集積したショッピングセンター(SC)と百貨店が隣接・結合した、日本では見られないタイプの富裕層向け商業施設です。

「日本では見られない」と書きましたが、よく考えると、上海にもこういうタイプのSCは存在しないんですよね。上海で最高級ゾーンの百貨店というと、上海久光と梅龍鎮伊勢丹になりますが、

例えば上海久光と、プラザ66が合体している、という感じのSCさんですので。

そして、正直、上海の久光さんや伊勢丹さんには、日系のブランドさんが非常に多く入っているので、日本人にとっては非常に入店しやすい、親しみ易い雰囲気があり、これらの百貨店さんが富裕層向けのお店であることをついつい忘れそうになる時もあるんですが、

新光天地に入っている日系ブランドはそんなに多くなく、

店内を歩いているお客様の服装、そして来街者数(わりとすいている雰囲気がありますので)を見ても、

「固定客比率の高い、敷居の高いお店だな」ということをまざまざと感じます。

百貨店ゾーンが高級である一番の証明として、

婦人靴売り場の面積が非常に広く、

なおかつ、その中でも、高感度高価格帯(4,000〜5,000元以上)の靴ブランドに割かれている面積が、

非常に広かったことを挙げたいと思います。

「ジュゼッペザノッティデザイン」は、日本でもお値段が高いことで有名ですが、

14,000元(日本円換算で182,000円)のハイヒールが売られていました。

そして、2Fのランジェリー・ファウンデーションの売り場の充実振りにも、感嘆致しました。
(見ていると、接客も丁寧でした)。

先に上海で、浦東のヤオハンで下着のバーゲンに群がるミセスの大群を見たときにも感じたんですが、

下着に気を使うようになる、というのは、ファッションが成熟して来た証拠だと思いますので、アウターに関してもこれから益々多様化、個性化が進んでいくのではないかという気が致します。

4Fのメンズ売り場の奥には、「服飾修改室」、すなわち、お直しのカウンターがあって、

例えばジーンズの裾上げですと30分で40〜50元(420〜650円)程度の価格でやってもらえます。

ご担当者の方に、「こちらで購入した商品以外の物でも、直して頂けるのですか?」と聞いたところ、

「大丈夫ですよ」という、力強い返答が返ってきました。さすがは、高級百貨店さんです!

Imgp1485


Imgp1486


Imgp1487


2012年4月15日 (日)

2012年3月北京レポートその3ー観光地に出店して地方客への知名度アップを図るという考え方=前門

3月25日(日)。過去2回の北京訪問時に行ったことのない場所にも行ってみようと思って、

チェンメン(前門)という場所に向かいました。

前門は、文字通り、故宮と、その南に建つ天安門の、更に前(南側の前)に存在する門です。

この門からまっすぐ南に伸びた通りは、「前門大街」という名前のストリートで、

古い建物の外観をそのまま残し、その中に観光客向けの土産物店や飲食店などが出店して軒を並べておりました。

こういう街作りが、政府の規制により進められたのか、それとも商業者達の自発的な行動なのかわかりませんが、

歴史を感じさせる街並みで、いいなと思いました。

このストリートに、「メーターズボンウェイ」「ユニクロ」「ZARA」「セフォラ」「semir(森馬)」「セレクテッド(オンリー、ジャックジョーンズ、ヴェロモーダの複合業態)」など、ファッションやコスメの有力な店舗も、かなり沢山出店しております。

観光地とはいえ、非常に来街者数の多い場所なので、地方から北京にやってきた方々への知名度アップを狙うには、好立地だと思います。

但し、この場所は完全な観光地なので、正直なところ、始めからファッション商品を買おう、という目的を持ったお客様が集まる場所ではありません。

そして、どこの観光地でも顕著な現象だと思いますが、

公共交通機関の乗り場がある場所や、観光バスの停車場に近い場所には人が多く、

そこから遠ざかるほど人は少ない、という法則が、ここでも見事なまでに貫かれていまして、

前述したショップ名は、前門から近い順に記したのですが、その順にお客様が多い、

さらには、どのお店についても、2F以上に上がるお客様は極めて少ない(そこまで見る前に次を見にいく、というのが、時間が限られている観光客の行動パターンですよね)という様子が見受けられました。

「メーターズボンウェイ」は、前門店は100%アウトレットのショップにしており、「semir(森馬)」も2Fは完全にアウトレットにしていましたが、

これは、このエリアの実情を十二分に理解した非常によいやり方なのではないかと私は思いました。

あと1店舗、目を惹いたのは、「都一処」の前の人だかりの多さ!シュウマイで有名なお店だと日本のガイドブックには掲載されていますが、中国の地方在住の方々にも有名なようです。

Imgp1466


Imgp1471


Imgp1472


Imgp1473


Imgp1474


Imgp1475


Imgp1476


Imgp1477


Imgp1479


Imgp1481


Imgp1482


Imgp1483


2012年4月14日 (土)

2012年3月北京レポートショートブレイクー北京駅前のマクドナルドは24時間宅配サービスをやっていた

ちょっと、ファッションの話題から離れるんですが、

北京駅前のマクドナルドでは、

電話1本で24時間お客様のご自宅や会社にマックをお届けしますよ、というサービスを開始していました。

3月25日(日)の午前11時頃に立ち寄ったんですが、

私が自分が食べたい物を注文して食べている間(20分間くらい)にも、3便くらいお店から出発しておりましたので、

1日の利用件数は、かなりのものになっているんじゃないかなと思いました。

ちょっと、マナーが良くない行動ですが、店内のお写真を撮らせて頂きました。配達員の方々は、背中に黒い四角い大きな箱状のリュックを背負って、バイクに乗って配達をなさっておられるようです。

中国でこれまで、こんなサービスを行っているお店を見たことはなく、

同じ北京でも私が泊まっていたホテル近くの地下鉄東四駅前のマックではこのサービスを見かけなかったので、

珍しいなと思って、日本に帰ってからこの話を私の中国語の先生に伝えたところ、

「KFC(ケンタッキーフライドチキン)ではもっと前からそういうサービスをやっていますよ」とのこと。

今、ケンタッキーフライドチキンの中国のホームページを見たら、

確かに、ございますね。

それも、電話だけでなく、オンライン上からも注文できるようになっております。

KFCのサイトには、エリアがどことどこ、という記述が見当たらないように思いますので、もう、かなり広い地域での展開になっているのかもしれません。

マクドナルドの方についても、ホームページを見ると、電話プラスオンライン上からの注文が可能になっていますが、

エリアは上海、北京の他16都市のみが対象のようです。

ここまでネットをチェックして、やっと思い出しました。中国でも、日本でいうところの「出前館」のような、デリバリー総合サイトが普及しているらしいよ、という話を聞いていたことを。

ファストフードの大手企業さんほど、出前&宅配&デリバリーサービスに適した業態はないですよね。いやはや、お恥ずかしい。知っていたはずの“情報”なのに、頭の中ですぐにピンと閃かず・・・。やはり、専門外の業界に関しては、直感がなかなか働かないものですね。

Imgp1465


2012年4月12日 (木)

2012年3月北京レポートその2ー北京一の人気商業施設・西単大悦城

3月24日(土)、続いて、西単大悦城へ。

昨年も記したと思いますが、たぶん西単大悦城が、今、北京では一番、ヤングに人気の高い商業施設なのではないかと思います。富裕層向けの施設は他にもいろいろありますが、客層の若さ、ファッション感度の高さでは、今回見た中でもやはりこのショッピングセンター(SC)さんがピカイチだと思いました。

ここには、「H&M」「ZARA」「GAP」のようなグローバルSPA、「ユニクロ」「無印良品」「サマンサタバサ」「オリーブデオリーブ」「ピーチジョン」「アリアーレ」(靴)などの日系有力ブランド、「WHO. A.U」「E・LAND」「ティーニーウィーニー」のような韓国の有力ブランド、「IZZUE」や「バウハウス」のような香港系ブランド、そして、「ZUCZUG」「JBNY」「2%」などの中国の有力ブランドがズラリと揃っています。

上海と同じく、ここでも入店客数及びレジ前の行列の様子を見ると「H&M」が一番人気、続いて「ZARA」、となっていますが、

このSCでは「無印良品」さんがかなり頑張っているなという感じがします。これまで何度か見ていますが、学生さんが多いためか、いつも上海の有力店舗よりはよく売れている感じです。特に文房具が人気がありますね。

「ユニクロ」さんは3Fにございますが、「H&M」や「ZARA」ほどではないですがやはり好調で、午後4時半頃の時間帯でレジ前の行列が15名。そして、何より好調を裏付けるのが、中国の売り上げのよいお店では同社が必ず敷いている「レジ2名体制」に西単大悦城店もなっていました。

今回西単大悦城を見て、一番すごいなと思ったのは、「マウジー」の好調振りです。

店内のお客様の数も多く、実際に目の前でどんどん売れていっておりましたのでそのこと自体もすごいんですが、

「マウジー」のお客様のファッション感度が、他のショップさんとは相当に異なり、極めて高い、というか、もっと正確な言い方をすると、例えば「H&M」にも当然感度の高い方々は一杯いらっしゃいますが、普通っぽい方もいる・・・大概のお店はそうなっているのに、「マウジー」には100%ファッション感度の高いお客様しかいない! そのことに驚嘆しました。

皆さん、スタイリングのセンスが抜群だったんですが、

「マウジー」だけがこのSC内でそういうお客様だけを集めうる状態になっている最大の理由は、たぶん、このブランドさんが中国でも中国向けのワンサイズ大きいサイズは作らず、日本と同じサイズ展開でスタイルのよい人しか着られない状況を作って、お客様を選んでいるからだと思います。

あと2店舗、面白いなと思ったショップがあって、

1店舗は、後述するラッフルズシティ北京にもあったんですが、

病ダレの中に「風」という文字を書いて(本当はこれは中国語の繁体字で、中華人民共和国では異なる字になっているんですが)「フォン」と読む文字+「果」で、「狂った果実」という意味の店名の

バラエティショップ(4F)です。

このお店では、ぬいぐるみやキャラクターグッズ、バッグ、小物や帽子などの服飾雑貨が品揃えされていて、

本当に見ていて楽しく、会話がはずむような商品が揃っていました。高校生くらいの子がこのお店には集まっていました。

つのが生えた赤の帽子が可愛かったので、「このままかぶって展示会に行こうか。買いたい」と思って何度も試着したんですが、店内にあるサイズが全部私には小さかったので残念だったのですが・・・。

もう1店舗は、「海賊船」(4F)という店名のアクセサリーショップで、

グリーンの額縁状の什器による演出のうまさと、

置いてあるネックレスやリング、バングルなどが、店名に合った雰囲気のデザイン、テイストで、

コンセプトが非常にはっきりしていて面白いなと思いました。

価格帯は日本円で4,000円〜5,000円。ショップスタッフの方のお話によると、「店舗は現在北京に4店舗ある」とのことでした。

Imgp1434


Imgp1435


2012年4月10日 (火)

2012年3月北京レポートその1ー西単のメーターズボンウェイとミーアンドシティは必見

上海に続いて、

3月末の北京レポートを、写真と合わせて大急ぎでアップしていこうと思います(ちょっと、描写が雑駁になってしまっておりますが、ご容赦下さい)。

北京の中で、必ずチェックしておいた方がよい市場は、ヤングの多い西単というエリアです。

日本の方は日系企業さんも含め人気ブランドがそろい踏みしている西単大悦城に直行、というパターンが多いのではないかと思いますが、

そのついでに、大悦城と同じ並びの数軒北側にある、北京西単国際大廈というビルにも足を運んでみてください。

このビルの地下1Fから4Fに、メーターズボンウェイ(metes/bonwe、美特斯・邦威)、ME&CITY(ミーアンドシティ)という、いずれもメーターズボンウェイ系(同じ会社)のSPAブランドが並んで入っています。

先日、上海の南京東路のメーターズボンウェイの路面店についてご紹介しましたが、

そのお店はメーターズボンウェイだけで1Fから3Fのみの構成になっており、

西単のこの売り場の方が、2ブランド構成だからということもありますが、かなり広いです。

北京の他の場所でもメーターズボンウェイやME&CITYのショップを幾つか見ましたが、恐らくこの西単のお店が、北京、もっというと中国全土のフラッグシップショップになっているのだろうと思います。

メーターズボンウェイについては、北京のこのお店にも上海同様「タグライン」というOLやビジネスマン向けのアーバンテイストのラインが含まれていますが、

ベースになるのは中国人の好みを意識したヤング向けのカジュアルウェアです。

これに対し、ME&CITYの方は、まさにZARAやH&M(この2つのうち、さらに細かく言うとどちらかというとZARA寄りですね)をベンチマークした、トレンディでインターナショナルな感覚のSPAになっています。

実は、今回上海と北京を見ていて、ショッピングセンターの中に、同様のグローバルSPAのコピーと思しきブランドを幾つか見かけました。

そういうブランドが、増えているなと思ったんですが、

店舗面積、商品のSKU数でZARAやH&Mにひけを取らず、

さらには 商品の中に、そのままのZARAやH&Mのコピーではなくて、オリジナル性が強く、魅力的なものが数多く含まれているということになると、

現状ではME&CITYとC&Aが双璧なのではないかと感じました。

ME&CITYは雑貨もかなり充実していて、アクセサリー類も安可愛いいいものがいろいろあったんですが、

中国のクリエーターを起用して立ち上げているらしいバッグとスニーカーのブランド「CH'IN」も目を惹きました。

といいながらも、2ブランドがエスカレーターを挟んで左右に並んだこのお店では、

正直現状では、メーターズボンウェイの人気の方が高いです。圧勝、という感じでした。

売り場は、メーターズボンウェイの方がB1セール会場(このフロアだけ全てメーターズボンウェイ)、1Fアーバンウーマン、2Fカジュアルウーマン、3Fアーバンマン、4Fカジュアルマンで、ME&CITY側は1Fレディス、2Fレディスカジュアル、3Fメンズ、4Fセール会場になっていましたが、

どのフロアも、メーターズボンウェイ側の方が来店客数が多く、お客様の動きを見ていると、始めからME&CITY側には行こうとしない方がかなり多かったです。

但し、このお店の客層は、上海のメーターズボンウェイと比べてかなり若く(10代後半から20代前半中心)、将来は通勤着のようなファッションを求めるようになる可能性は高いなとも感じましたが。

午後4時頃の時間帯でしたが、メーターズボンウエイ側の1Fのフィッティングルーム前には21名の列、2Fのレジ前にも21名の列・・・ほんと、皆さん辛抱強くよく並ぶな、という風に思いました。

商品的にも、約2週間前の上海で見たものとはかなり異なり、すっかり春物中心の売り場に変わっており、

メンズに関しては上海で見た印象とあまり変わりませんでしたが(中国人好みの色出しとスリムフィットの打ち出し)、

レディスのカジュアルのコーナーが、春物は、ナチュカワ(日系企業のテイストとバッティングするゾーンですね)、モード×ストリート、カラフル・カラーの3つのくくりで構成されているようで、タイプの異なる客層(というか、1人のお客様の中にある多様な好み)を上手く取り込めるようになっており、

冬物の残り物を見た時以上に、インパクト大でした。

メーターズボンウェイがユニクロさんと決定的に異なるは、

「若いMD」になっているところです。その点が、H&Mやフォーエバー21とたぶん同じで、

「若いMDにつられておばさんも買う」のであって始めから年代の高いところは追わない。

それが、最近の日系企業さんの中には、若年層が少ない日本市場に合わせているうちに崩れてしまっているケースが多々あるように思いますので、

「誰がお客様なのか」「そのお客様に、どんな買い方をして頂きたいのか」・・・世代間格差、地域間格差、貧富の差が大きい中国では、そこをはっきりさせて商品やサービスを組み立てることが必要なのではないかと、メーターズボンウェイを見ていると改めて感じさせられました。

(写真の2枚目は、メーターズボンウェイの向かいのビル。ギャラリー・ラファイエットがcoming soonになっていました)。

Imgp1429


Imgp1431


Imgp1432


Imgp1433


2012年4月 9日 (月)

商業界『ファッション販売』5月号にアーバンリサーチ様について書かせて頂きました

北京のレポートを開始する前に、

月末、北京に行っている時期に発売になっておりました

『ファッション販売』5月号の記事についてご紹介させて頂きます。

今回は、大阪まで出向き、(株)アーバンリサーチ様のネット通販事業についてお伺いして参りました。

アーバンリサーチさんは、ネットの活用、ネット通販に関しては

日本のファッション業界の中では有数の成功事例だと感じておりましたので、

貴重なお話を伺うことが出来て本当に良かったです。

お忙しい中、取材にご対応下さった関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

そして、ご紹介が遅くなり、申し訳ございませんでした。

同社の自社サイトは、非常に素晴らしいデザイン&ユーザビリティになっておりますので、

皆様是非ご覧下さい↓↓↓

アーバンリサーチオンラインショップ

 

2012年4月 8日 (日)

2012年3月上海レポートその12ー梅龍鎮伊勢丹と上海久光百貨は富裕層向け百貨店

上海のレポートは、今回が最終回です。

3月10日(土)の午前中、ユニクロ南京西路店を見た後、

南京西路の梅龍鎮伊勢丹と、静安寺の上海久光百貨を見てきました。

日系の企業さんにとっては、取り組みのしやすいこの2店舗は、

いずれも、富裕層対象の百貨店さんになっていて、

来街者数では、例えば前述した浦東のヤオハンさんなどには遥かに及びません。

その分、VIP、固定客の皆様に喜んでもらえる仕掛けがいろいろ考えられているようです。

伊勢丹さんの方では、私が上海に行っていた時期にちょうど「Japan Fair(日本物産節)」が開かれており、

伊勢丹さんの並びのビル、梅龍鎮広場には、東急ハンズさんや、キティちゃんの絵のついた水筒など日用品から、サンクロレラ、さらには、ソックスやエスニックカジュアルウェアなどの繊維製品など様々なブースが軒を並べていましたが、

お客様の入りは朝早い時間帯にも関わらず非常に良く、「朝からすごいな」と感心しました。目の前でどんどん商品が売れて行っておりました。

伊勢丹さんの6Fの特設会場でも、じゃがいもの皮がむけるグローブや爪切りなど、日本の便利グッズを紹介する即売会が行われていましたが、

改めてそこで紹介されている商品を見てみると、日本の商品はちょっとした小さなアイテムでも丁寧な作りで機能性が高く、現状では中国製のものと比べると少し高くても優位性の高いものが多いなという風に感じました。

伊勢丹さんでは、3Fに「サザビー」、5Fに「ムルーア」「EIN」「ZOPIN」がオープンしていました。

一方、上海久光百貨の方はどうかというと、相変わらず地下の食料品売り場の人気が非常に高いです。このフロアだけは、他のフロアと異なり、いつでも人は多いです。

1F以上の様子は、お客様はまばらで、富裕層向け百貨店らしいゆったりとした雰囲気でした。

ちょうと、3月10日(土)は、日本の大人可愛い系ブランドの「ナイン」「デイシー」(いずれも3F)の開店日でした。

それと、この時期に、3Fでは「姉キャンフェア」が実施中で、「イリアンローブ」「モロコバー」「アルバローザ」など計8ブランドの期間限定販売が行われていました。

(写真は上2枚が伊勢丹、下1枚が久光)。

Imgp1410


Imgp1416


Imgp1420


2012年4月 6日 (金)

2012年3月上海レポートその10ー今見れば、時間の経過の早さを感じるユニクロ南京西路店

3月10日(土)朝です。

午前10時半頃、ユニクロ南京西路店に行きました。

このお店は、2010年4月7日にオープンしていて、その時は「世界4番目、アジア発のグローバル旗艦店」として話題になりました。

ちなみに、先日オープンした銀座のユニクロさんの新しいショップは、「世界9番目のグローバル旗艦店」なんだそうです。

恥ずかしながら銀座のお店はまだ外からしか見ていないんですが、やっぱり新しいお店は綺麗で、基本コンセプトが同じ(上海でも東京でも、マネキンはくるくる回っています)であっても新しいお店からはやはりどこかしら今の空気を感じます。

上海のこのお店は、まだ開店してから2年しか経っていないのに、「古くなったな」という風に感じました。

北京編でもまたユニクロさんについては触れるつもりでいますが、中国のユニクロさんは、とにかく挨拶が良いです!(ショップスタッフさんがマイクを使って「ファンイングワンリン(欢迎光临、いらっしゃいませの意味)」と連呼しているので、余計にそんな風に感じられるところはあるんですが)。

必ず、各フロアの入口に2名ずつ立ってご挨拶しておられるんですよね。

そして、日本発のブランドであることを強調したいからなのか、録音された店内アナウンスでは、定期的に必ず、「いらっしゃいませ。ユニクロへようこそ。当店では・・・」という日本語を流しています。

ユニクロ南京西路店さんは、後述する北京の三里屯店と同じく、1Fがメンズ/レディス、2Fレディスとキッズ、3Fがメンズ、という構成になっています。

この日は朝早くにユニクロさんに行ったので、店内のお客様は少なめで、2F、3Fは4、5人ずつ、といった感じでした。

「UUはまだ売っていないんですか?」とショップスタッフの方に中国語で聞いたんですが通じず、「日本のブランド『アンダーカバー』とのコラボレーション商品はいつから販売されますか?」というと「3月16日からです」という回答が返ってきました。

このお店では、2Fにワンラックだけ、特別に傷物などB品を格安価格で販売するアウトレットコーナーを見かけました(中国のユニクロさんでこういうことをやっておられるのを見たのは初めてでした)。

Imgp1414


Imgp1415


2012年4月 5日 (木)

2012年3月上海レポートその9ー同一エリア内での競争が激しい徐家匯

3月9日(金)の夜です。

午後行動を共にしていた方々と別れ、1人でタクシーに乗り徐家匯に向かいました(午後6時過ぎの時間帯、若干道路は渋滞しておりました。上海の渋滞は、北京の渋滞よりはましなようですが)。

このエリアには、有力な商業施設が林立しており、各商業施設さんの間でMDの棲み分けも以前からそれなりに行われてはいるものの、何度見ても「やはり競争は厳しいな」という感じがいたします。

自分がお客様の立場になってみるとわかるんですが、横断歩道を渡ったり歩道橋を渡って商業施設間を移動するのはかなり大変ですし、

3軒くらい大型店を見ると、時間もかかるしやはり疲れますので。

今回、「おやっ」と思ったのは、ラグジュアリーブランドをずらりと揃えた大型ショッピングセンター(SC)の港匯広場の来店客数が、過去何度か見て来た中では一番少なめであるように感じられたことです。

後で太平洋百貨と上海六百という百貨店に行ってみて思ったんですが、これらのお店は、婦女節(婦人の日)向けの割引を行っておりまして、

お客様の入りは良かったので、

「安い方がいいわ」という方々は、始めから百貨店さんでお買い物なさっておられたのかも、という風に感じました。

港匯広場の3Fには、「コレクトポイント」さんが入っておられました。

「ユニクロ」さんは4Fで、前述した通り4Fは3F以下にくらべて不利なロケーションだと思うんですが、

お客様の入りはよく、売れていました。

レジ前には8人の列、ただしこのお店のレジは、1人体制でした。

港匯広場のテナントさんでは、3Fにあったのですが、120元で子供達にアートのワークショップを行っているお店があって、10数人の子供達が一心不乱に粘土遊びをしていたのが印象的で、「面白いな」と思いました。

百貨店はこのエリアに4店舗あって、以前の印象では太平洋百貨さんが一番活気があってヤング向けで、その次が上海六百さんという風に感じておりましたので、今回はこの2店舗だけを見ました。

太平洋百貨さんは相変わらず日系のアパレルブランドさんが多いですね。2Fに「ローズブリット」「タペナード」「オリーブデオリーブ」「イオリ」(厳密に言うと今の「イオリ」さんは杉杉集団さんの傘下に入ってしまったようですが)、3Fに「ミッシェルクラン」「ファージュ」「ラブドローズ」などがございました。

上海六百さんの方は、中国系ブランドさんが多くより中国ドメスティックな雰囲気のヤング向けの商品がずらりと並んでおります。価格も太平洋百貨さんよりちょっと買いやすい感じですね。

最後に歩道橋を渡って上海メトロシティ(Shanghai Metro City、上海美羅城)に行きました。

こちらの地下が出来たばかりの時は、上海では非常に斬新なテナントリーシングで、上海っ子達にかなりのインパクトを与えたと聞いていますが、

今はすっかり定着した感があります。そして、やはりお客様の数はものすごく多いです。

この日は、資生堂さんが日系ドラッグストアの「セガミ」さんと組んでキャンペーンを行っておられました。

それと、最初「フランフラン」さんがちょっと中国になじんでいないかも、という風に思っていたんですが、コンスタントに売れる感じに変わっていました。ちょうど3月9日に上海のTV(生活時尚)でも「フランフラン」さんが取り上げられていたようでした(店内にオンエアを知らせるPOPが出ていました)。

(写真は1枚目、2枚目が港匯広場、3枚目が上海メトロシティ、4枚目は上海六百、5枚目、6枚目が太平洋百貨、7枚目が上海六百、8枚目が上海メトロシティです。道路を隔てた反対側から写した写真があったりするので、順番がバラバラになっております)。

Imgp1395


Imgp1396


Imgp1399


Imgp1400


Imgp1401


Imgp1402


Imgp1403


Imgp1405


2012年4月 3日 (火)

2012年3月上海レポートその8ー東へ行ってもまだ人出多し、353広場

さらに南京東路を東に向かって歩いていくと、

353広場というショッピングセンター(SC)が見えて来ます。

この辺まで来ても、南京東路は人の数は多いです。

(ご参考までに記しておきますが、更にこの先にアップルストアがあって、日本同様黒山の人だかりでした)。

このSCには、「ZARA」が1Fから3Fに入っています。

その他、1Fには「オプティカル88」(眼鏡)、「TISSOT」(時計)、「ゲス」、「カルバンクラインジーンズ」、

2Fには「HanaMokuba」、「EnC」、「セレクテッド」(DCっぽいメンズ)、

3Fには「swisswin」(スーツケース)、「E PROSSO」(バッグ)、「2%」(アパレル)、

4Fには日系ブランドの「w closet」、「ハニーズ」などが出店していました。

353広場では1Fでセールをやっていて、そのスペースや、「ZARA」には沢山のお客様が入っていましたが、

通路の向こうにテナントさんが二重に配置されているという構造上の問題があって、2F以上ではロケーションによってはお客様の回遊性がよくないスペースがあるなという風に思いました。

それと、北京に行っても思ったんですが、現在はどの商業施設でも、夜間や土日のよい時間帯でも、日本と同じで3F以下にはお客様は多いんですが、だいたい4F以上になるとどんどん客数が減ってしまうという問題を抱えているように思いました。

昔の日本ですと、CDショップとか書店でシャワー効果を狙う施策がとられていましたが、今や中国でももちろん音楽コンテンツはネット上からダウンロードする時代になっておりますし、日本と異なり、ネット時代になる前から言論統制があって書店文化が十分に発達してこなかったと思われる中国ですので、余計にどんなテナントさんを上層階に持ってくるべきか、という課題は大きいように思います。

私なりに感じているのは、まだカルチャーセンター的な産業が十分育っていないようなので、その辺のポテンシャルはあるかなと。とはいえ、男女共稼ぎで外食花盛りの中国で、例えばABCクッキングスタジオさんが流行るのか?といったこともありますし、日本から仕掛ける場合は文化や慣習の違いを十分知った上での企画立案、プロモーションが必要なのではないかと思います。

このビルを出て更に東へ東へと向かうと、「forever21 coming soon」という看板を出しているビルに行き当たりますが、

もう半年くらい前から出店の報道は中国の新聞やネットニュースで取り沙汰されており、

正直、「まだか〜」という気分になりました。

Imgp1385


Imgp1386


Imgp1390


2012年4月 1日 (日)

2012年3月上海レポートその7ー商品内容が良くなったメーターズボンウェイ

南京東路を東方向に進んでいくと、

最近ちょくちょく日本でも「ユニクロの中国における最大のライバル」としてメディアに取り上げられている

メーターズボンウェイ(meters/bonwe、美特斯・邦威)の上海旗艦店が見えてきます。

入口から店内に入って目を惹いたのは、これまでのメーターズボンウェイで中心を占めていたヤング向けカジュアルの商品とは異なる、

トレンディでおしゃれな「タグライン」というブランドを前面に打ち出していたことです。

こうなってくると、競合はユニクロさんというよりは、ZARAやH&Mの客層も取り込んでという感じになるなという風に私は受け止めました、

「タグライン」では、ナチュカワ風とか、マリンテイストとか、幾つかのトレンドテーマに基づいてデザインされたと思われる商品が展開されていましたが、

例えば冬物のセール品ですがステンカラーでボタンが大きなウールのコートだったり、赤や茶の品揃えが厚くなっていたりと、中国人の好みが随所に反映されていると思われるところが、他国から中国に進出しているグローバルブランドさんとの大きな違いです。

実際、そういう商品へのお上りさん風の観光客の方々の食いつきはよく、「これ良いわね」と言いながら皆さん触ったり試着したりなさっておられました。

「タグライン」はサイズ的にはタテヨコ共に大きい人にもかなりの程度対応しているみたいで、

ワンピースでは170/96A、ジーンズでは170/74Aが置いてありました。

私は身長169センチですが、ジーンズは私だと裾は切るくらいの長さがありましたので、私の足の短さを差し引いても身長174、5センチくらいの方まではいけるかな、という風に思いました。

次に中国に行く時には、「もっと大きいサイズはありますか」と聞いてみるつもりです。

価格ですが、半袖Tシャツ89元(1,157円)、7分袖Tシャツ95元(1,235円)、レーヨンパンツ269元(3,497円)などで、「タグライン」はH&Mと同等か若干高くZARAよりは安いといった感じでしょうか。

2Fで気になったのは、ジーンズを集積したコーナーがあったんですがそこでブリーチしたデニムがかなり沢山置かれていたことです。

デニム関係では、わざとひっかき傷をつけたようなものとか、結構凝ったものがいろいろあって、時間があったら買いたいなと思ったんですが予定が押していたので非常に残念でした。

3Fはメンズで、この売り場は、レディスの売り場以上に中国人の若い男性の好みにフィットした商品企画になっているように思いました。

赤紫とか、エメラルドグリーンとか、グレー系など、色使いは、日本人だとどうしてもああはならないだろうなという感じで、絶妙に中国的です!

それでいて、デザインは百貨店のメンズ売り場の商品とは異なり今風で、特にブルゾンやスプリングコートの中にDCブランドと見紛うようなものがありました。

それと、「スリムフィット」という、ヤング向けに細身に仕上げている品番が幾つも合って、見ているとその商品に手を伸ばす男性が多かったです。

メーターズボンウェイさんについて、過去に日本のファッション業界関係者からは「大したことない」という声がよく聞かれましたが、この1年の間に、商品のクオリティ及びデザインの両面共、ぐんと内容がよくなったように私は感じました。正直、かなりびっくりしました。

後程北京の店舗で感じた印象も書こうと思っておりますので、楽しみにお待ち下さい。

Imgp1382


Imgp1383


Imgp1384


2012年3月上海レポートその6ー南京東路の上海第一百貨と東方商厦

何度も私のブログを覗いて下さっていた皆様、何日も続けてお休みしてしまってすみませんでした。
北京のレポートの前に、上海のレポートの続きを書いてしまいます。

3月9日(金)朝の話の続きです。

ラッフズルシティに行った後、南京東路を東の方向に向かって大型店を見ながら歩いていきました。

新世界百貨店には寄らなかったのですが、

上海第一百貨と、東方商厦の、それぞれ1Fから3Fまでを見て参りました。

上海第一百貨の方は、ファッション感度的にはそんなに高くない、おばさん向けの百貨店になっていて、特に3Fは、レディスの現地ブランドのミセス物やボトムスの単品平場などの集積になっていますが、

2Fには、「イ・ランド」「オーチェリー」「ティーニーウィーニー」「エタム」「SCAT」「ベーシックハウス」(先日繊研新聞さんに、日本企業が代理店になる形で日本にも進出する旨報道されていましたね)「オンリー」、それに、日本の「ハニーズ」さんなどのヤング向けのブランドで構成されていました。

東方商厦は、上海第一百貨よりは、若向きでオシャレなブランドラインナップです。

1Fはコスメとラグジュアリーブランド、

2Fは「ベッレ」「HARSON」「STACATTO」「ナインウエスト」「ロベルタディカメリーノ」「ステラルナ」「イエローアース」などを集積した靴売り場(ハイブランドの品揃えはそこまで高くないですが、ミドルアッパープライス以下のブランドラインナップは充実していました)、

3Fにはバッグの「ホワイ」「FION」「DILAKS」、

アパレルでは「EIN」「chaber」「Anna Lio」「ORIGIN」「JBNY」「オーチェリー」「ダズル」などが入っていました。

日本でもそうですし、アメリカは特にそうだと聞いていますし、北京に行ってもそのように感じたのですが、

百貨店さんで業績が好調なところは、大概婦人靴の売り場が充実しているように思いますね。

(写真は上の2枚が上海第一百貨、下の2枚が東方商厦です。
東方商厦の1Fのショーウインドウには水槽が据え付けられていて、道行く人達の注目を集めていました)。

Imgp1376


Imgp1378


Imgp1379


Imgp1380


« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »