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2012年6月 9日 (土)

モチベーション需要獲得に貪欲な楽天ー次のスーパーセールは9月!?

3月4日(日)に続いて、

先週の6月3日(日)に、

楽天市場さんが2回目のスーパーセールを実施されました。

私自身は、3日の夜10時前くらいから、

買いたい商品を買い物かごに入れてもそこから前に進めない・・・という状況を10回以上繰り返し(いわゆる、「かご落ち」とネットショップの業界で呼ばれている現象ですね)、

スマートフォンでfacebookを見ていると、友人知人も同様の状況なんだなということがわかって、

当日は買うのを諦めました。

翌日会社に行って、リアルでおつきあいの深い方々もかご落ちに怒っておられたことを知り、改めてセールの認知度が前回以上に高まっていたことを感じました。

48時間セールは延長されましたので、無事、狙っていた商品はゲットでき、「良かったな〜」と思った次第です。

今回は、どうも楽天さんが思っておられた程の売り上げには達していないんじゃないかという話もあるようですが、

それにしても、楽天市場さんの、売り上げの拡大に貪欲な姿勢は、大手企業の地位を維持しようと思うならば不可欠なことだと思いますので、本当にすごいなと思います。

3月はファッションの業界に関して言うとシーズンの立ち上がりの時期ですが、

6月という時期は、父の日商戦、そして、東日本ではお中元商戦の時期になります。

「何かいいものがあったら買おうか」という衝動買いよりも、

ギフト需要、モチベーション需要を取るべき時期なのです。

そういう意味では、買う側の計画性、冷静さが高まっている時期ですので、「思ったほど売り上げが上積みできない」という結果になるのはわかるような気がいたしますが、

ここで楽天さんがモチベーション需要を確実に取っていかれるということは、

同時に他の業態が過去に得ていた売り上げが減る、ということだと思うのです。

かつては、6月はお中元や父の日のギフトを買うお客様が百貨店に集まってきていた時期でしたが、

そのお株は、今に始まったことではなく、もう数年前からネットショップにじわじわと奪われている・・・

更に楽天さんは、スーパーセールでポイントの加算という仕組みを大々的にアピールして、ギフトや目的の商品を買いに来たお客様にファッション商品など他の物もお買い上げ頂こうとしている・・・

そこに、時代の流れを感じました。

このペースで行くと、たぶん、次のスーパーセールは9月、

その次は12月の歳末商戦の時に、ということになるのではないかと私は思っています。

ただし、ファッション商品に関しては、

こういう安売りに乗らざるを得ないのはブランド力のない弱者であって、

自社サイトで隆々と商売が出来る「ブランド」ほど強いものはない、ということは楽天さんも重々以前から感じておられた筈で、

だから「Rakuten Brand Avenue」を開始されたのではないかと思っています。

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コメント

わたしは始まってすぐ3日の1~2時頃(?)に
買物しましたが、この時間はすぐに買えました。
それにしても本当に安いです。びっくりです。

3日の夜は楽天オークションもサーバが落ちていたようで
落札時間延長のお知らせがありました。

「Rakuten Brand Avenue」初めて見ましたが
なんだかデザインが相変わらず
イマイチですね。。。

どうでもいいですけど
アマゾンまでスーパーセールをやりだしたら
えらいことになりますね。
まあアマゾンは最近は本以外も
普段からかなり安いですが。

ゆきさま、かしこい消費者ですね!
深夜のうちに買う、夜遅くまで起きている元気のある方は、それが正解でしょう。

楽天さんが「スーパーセール」のようなやり方をとっているのは、同社がデベロッパーだから、という理由も大きいように思います。

「Rakuten Brand Avenue」さんについては、問題点は楽天の幹部の皆様ご自身が痛感しておられるのではないかと思います。後発で高感度なブランドを集めるのは簡単なことではないと思いますが、今後のアクションを注視いたしましょう。

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