ファッションEC大手のマガシーク、VANCL社と提携、中国でのeコマースを開始
自分へのメモ書きです。
◆マガシーク、VANCL社と業務提携し、中国におけるファッションEC事業を開始ーマガシーク(株)プレスリリース
◆凡客旗下V+设日本流行时尚馆 与MAGASeek合作ー腾讯网
マガシーク(株)さんは伊藤忠商事(株)さんの子会社さんですが、
この記事のケースは、見出しをぱっと見ただけでわかる通り、
伊藤忠さん本体がよく行っておられる、中国企業への「投資」ではないんですよね。
VANCL社さんは、中国のネット通販の業界では著名な成功企業の1社で、
中国のポータルサイトを見ていると頻繁に同社のバナー広告が目に入ってくる(おまけに、うっかり踏んでしまう・・・笑)し、
フルフィルメントがしっかりしているという報道も、この目で確認した訳ではないですがよく目にしますので、
間違いなく向こうでは一流、よい相手と組まれたようには思います。
思うんですが、正直なところ、このケースは、
蓋を空けてみないと、どうなるかわからないな、と私は思っています。
VANCL社さんが、マガシークさんの取り扱い商品を売り始めて、
「これは行ける、儲かりそうだ、頑張ろう」と思えば、うまく行くだろうし、
「これは難しい」と思われたら、見切りは早いんじゃないかと。
残念ながら、やるかやらないかは、ほとんど先方次第、日本側ではあまりコントロールできないのではないかと・・・。
日本国内においては、ファッションECの分野がZOZOTOWNさんの一人勝ちっぽい雰囲気になっていて、
個人的にはそういう状況はお客様にとって好ましくないですし、
大昔、マガシークの井上社長にはセミナー等でお目にかかったことがあって、
素晴らしい方だと思っていますので、頑張って頂きたいなと思いつつも、
「じゃあ、どうすれば」と言い難いのが、ネット、リアルを問わず、中国での商売の難しいところであるように思います。
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