最近のトラックバック

2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

両国さくらのお気に入りリンク♪

お断り

  • 本ブログと無関係なコメント、トラックバックは予告なく削除させて頂きます。

当方の連絡先について

  • 当方の連絡先は、次の通りです。#の代わりに@を入力してメールをお送り下さい。 ジャーナリスト「両国さくら」としての取材領域は、女性の目線で見たモバイル・ビジネス及びケータイ(モバイル)通販、ネット通販等が中心です。お気軽にお問い合わせ下さい。 ファッション・ビジネスについての取材は、本業との兼ね合いでお受けできるものと出来ないものがございます。ご相談事は、極力本業の方でお受けするようにしておりますので、予めご了解下さい。 underground1103#yahoo.co.jp

« いつの間にか、ショップスタッフは結婚、出産後も働く時代になっていた | トップページ | 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」×草間彌生氏コラボが伊勢丹に期間限定店を開店するのは、本格出店の前触れか? »

2012年6月12日 (火)

「グラムールセールス(Glamour Sales)」のようなサイトのことを中国ではどう呼んでいるのか

今週6月11日号のWWDジャパンさんの中国特集を読んでいて

一番気になったのは、

「ラグジュアリーブランドの出店ラッシュ&ランウェイショー」という一覧表の中にあった、

今年2012年の3月、「ニーマン・マーカスがグラムール・セールス・ホールディングスの株式取得。年内に中国でeコマースサイト立ち上げ」

・・・という記事でした。

自分が単に、ニュースをきちんとフォローできていなかった、ということなんですけどね。

ちょうど今年の3月に、上海に「ノボマニア(NOVOMANIA)」という展示会を見に行った際に、会場のVIPルームで「グラムール・セールス・チャイナ」のパンフレットを配っていたんですが(頂いたんですが、廃棄してしまったのでもう手元にはないんですが)、

その直後にそういうニュースが発表されていた、ということに、全くピンとこなかったというのも、

相当にニュースに対するカンが鈍っているなと思って、反省しきりでありました。

ニーマン・マーカスさんは高級百貨店さんで、ブランドとの取引も多く、在庫も持っておられると思いますので、「グラムール・セールス」さんのような余った在庫を安く売る業態とは非常に相性が良いと思います。

自分へのメモ書きの意味で、この件について取り上げているPortfolio.com というサイトの記事にリンクを貼っておこうと思います。

Neiman Finds Chinese E-commerce Partners-Portfolio.com

ちなみに、この記事の見出しには「Chinese」という文字しか見当たりませんが、

グラムール・セールス・ホールディングスは、日本の「グラムール・セールス」も運営しております。日本の「グラムール・セールス」のサイトの中でも、このニュース・リリースは非常に大きく取り上げられていました。

いやはや、忙しさにかまけて・・・本当にお恥ずかしい限りであります。

ところで、これらのニュースを英語や中国語で追いかけているうちに、私の中に本論とはあまり関係ないかもしれない疑問が沸いて参りました。

「招待制ファミリーサイト」「会員制ファミリーサイト」「フラッシュセールサイト」・・・「グラムール・セールス」さんとか、ギルト(GILT)さんのようなサイトを、日本ではそのような呼称で表現しておりますが、

一体中国では、どう表記しているんだろうかと???

中国のネットビジネスに詳しい方、是非ご教示頂きたいんですが、

私が調べた限りでは、どうやら、「网上Outlet」(筆者訳:ネット上のアウトレット)と言っておられるみたいですね。

ご参考までに、haiba.com というサイトの中にあった、「グラムール・セールス・チャイナ」について説明した博客(ブログ)のエントリー「网上Outlet:Glamour Sales」をご紹介しておきます。

「网上Outlet」という言葉では、限られたお客様(会員)のみが対象のバーゲンであること、数日間限定で、その期間が過ぎると仮に売れ残りがあってもセールは終わってしまうこと・・・といった特徴が一言で十二分に表現されているとは言えません。

中国では、小売業がリアルでもネットの世界でもまだまだ発展途上で、業態の概念が未熟なので的確な専門用語が生まれていないのでしょうか。

しかしながら、エントリーの文中には、「会員」とか「48-96小时」(筆者訳:48-96時間)といった表現も出て来るので、

このエントリーを書かれた方は、「グラムール・セールス・チャイナ」のビジネスモデルのポイントを理解しておられるように思いました。

ちなみに、アメリカのサイトでは、

「flash sale site」という表現はよく見られます。

もう1つの「family sale」の方ですが、

そもそも、リアルの「ファミリーセール」に関しても、

「family sale」という呼び方よりは、「friends and family sale」という表現の方がネット上では遥かに数多く見られるようですね。

「従業員の友人と家族のみを優待するセール」という趣旨だったのが、

いつの間にか日本では「friends」が抜け落ちてしまって、

さらにはリアルの「ファミリーセール」の方が先にそうなっちゃったんですが、

正直なところ、招待状さえ持っていけば誰でも入場OK、という感じになってしまっている。

言葉の上でだけ、「ファミリー」という表現が残っている状況です。

いずれは、「ファミリーセール」という呼称は、他の言い方に変わっていくのでしょうか?

言葉は生き物、本当に興味が尽きません。

« いつの間にか、ショップスタッフは結婚、出産後も働く時代になっていた | トップページ | 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」×草間彌生氏コラボが伊勢丹に期間限定店を開店するのは、本格出店の前触れか? »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

« いつの間にか、ショップスタッフは結婚、出産後も働く時代になっていた | トップページ | 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」×草間彌生氏コラボが伊勢丹に期間限定店を開店するのは、本格出店の前触れか? »