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2012年7月16日 (月)

久々の代官山は、すっかり元気になっていた

今日は一日、すっかり夏日といった感じの猛暑でしたが、

日が陰り始めたころ、自宅からそう遠くないところに行って見ようと思って、

電車に飛び乗って代官山に向かいました。

平日の日中、仕事関係でたまに代官山方面に出向くことはあるんですが、

土日に行ったのは久々だったんですが、

代官山が、リーマンショック以降の頃からのちょっと元気のない状態(アウトレットとか、店頭に精気がこもっていない、少し荒れた感じのショップ増えていた感じ、ありましたよね)を完全に脱して、

すっかり元気で、溌剌としたいい感じの空気感に溢れていたので、

噂には聞いておりましたが、「おおっ!!」と思いました。

代官山復活の立役者となった代表的な2つのお店を見てきたんですが、

まず、駅から徒歩2分くらいのところにある、

「メゾンドリーファー」。

こちらは、モデルの梨花さんプロデュースのショップということで、

今年4月14日のオープン以降、梨花さんのファンや彼女に憧れる方々が殺到していると聞いていましたが、

今日もやはり(夕方5時半から6時過ぎくらいの時間帯)、お客様は多かったです。

特筆すべきは、カップルも、友達連れも、20代と思しき方々がメインになっていたこと!

これは、平日の日中だと、異なる様相を呈しているんでしょうが、今日は1Fも、そして2Fのカフェ(半分くらいが埋まっていました)も、8割以上が20代っぽかったです。

ショップについては、既にファッションに関心の高い皆様はご存知かと思いますが、1Fには、アパレルや服飾雑貨といった狭義のファッションのみならず、女の子の部屋をイメージし、ハウスカジュアルやベッド周りのグッズ、ウエディングドレス、子供部屋(ここにキッズとメンズもあり)、フラワーショップまでを、そして2Fには、オープンテラスも含めたカフェ(カフェといいながらご飯ものも充実しております)を展開し、

たぶん、梨花さんの部屋をイメージしておられるのだと思いますが、

衣食住、ライフスタイル全般を提案しているところに特徴があります。

MDの特徴は、アパレルの商品の品番数は相当に絞り込まれているということで、

しかもかなりの品番が(ひょっとしたら3分の1くらい)品切れになっている状態でしたが、

オリジナルで作り込まれたワンピースやオールインワンなどは、

どれも梨花さんご自身が着るととても素敵だろうな、と思わせるようなキュートなデザインで、

ディスプレイの中には、ヴィンテージのシャネルのバッグがバンバン置いてあって、

「さすが」と思わせる感じがあったり、

メンズやキッズのウェアやキッズに関しては、

「プチバトー」とか、「ハンター」の長靴とか、

意外と(ではなく、ここが最大のポイントなんでしょうが)ギラついた感じは一切なく、育ちの良さ、端正さを感じさせるトラッドなテイストでまとまっているところが、

うまいなと思いました。

あくまでも、梨花さんというファッションアイコン、梨花さんの知名度があって成り立っているショップですが、

女の子の憧れがぎゅっと詰まった、東京らしい、すごく魅力のあるショップだと思いました。

(お店の中にいるだけで、女子力が上がる気がしました)。

もう1店舗は、「メゾンドリーファー」から旧山手通りへ出て、5分くらい歩いたところに昨年12月5日にオープンした蔦屋書店です。

こちらに行ったのも、実は「メゾンドリーファー」と同じく今日が初めてだったんですが、

珍しい本がいろいろ見つかるのではないかと思って、ゆっくり買い物に行けるのを非常に楽しみにしていました。

こちらは、CD&DVDレンタルのTSUTAYAさんが運営しておられる書店ですが、

厳密に言うと狭義の書店ではなく、

書籍、文具、音楽レンタル、映画レンタル、バー「ラウンジAnjin」、スターバックスコーヒー、ファミリーマート、トラベルカウンターのコーナーを含む3棟×2階の、非常に大型のコンテンツセンターです。

品揃えにはかなり特徴があって、

まず、「ラウンジAnjin」の壁面にズラリと置かれている非売品の雑誌アーカイブが凄いですね。

今では古本屋巡りをしてもなかなか入手できないような、過去の雑誌のバックナンバーがずらりと揃っており、さすがはTSUTAYAさんだと感心いたしました。

次に、音楽ですが(専門分野外ですが)素人目に見てもクラシックとジャズのラインナップが非常に充実しているのが見て取れました。

CDの視聴が可能なので、スタバで買ったドリンクを飲みながらゆっくりと椅子に腰掛けて何枚ものCDに聞き入っておられる方々(予想通り、全員男性)が何人もいらっしゃいました。

書籍なんですが、他にないカテゴリーで非常に品揃えが充実しているのは車や鉄道関係の本で、

カーマニア、鉄道マニアの方々には、蔦屋書店はお勧めです。

逆に、全く置かれていないのが、パソコン、プログラミング関係の本。ビジネス書も、かなり少なめです。

建築関係も、謳い文句の割にはそうでもないかな(そこそこは揃ってはいましたが)と個人的には思ったのですが。

映画のコーナーには、実は中国映画、台湾映画がある程度集積されていないかと期待していたんですが、ほとんどなく、個人的にはガックリ、という感じでしたが、

韓流映画、韓流TVドラマはものすごく揃っていました(韓流ドラマのファンの方は大喜びするだろうなと思いました)。

あと、女性受けするカテゴリーでは、料理と旅、ですね。

こういう品揃えを見ると、蔦屋書店のコンセプト、ターゲットが自ずと見えてくるような気が致します。

もちろん、若い方々もこのお店には沢山やってくると思うんですが、

「40代以上の、趣味人の男性及び仕事上デザインに関する専門情報を必要とする男性と、パートナーの女性。情報感度は高く、可処分所得も高いが、ネットに関しては若い人程イノベーティブではない方々」の大人買いに期待しておられるのかな、という風に思える品揃えですよね。

店内を見ていると、お客様の滞留時間は非常に長そうだったんですが、思った程売れていない感じを受けました。都心の有力店はおろか、蒲田の駅ビルの中の書店の方が、同じ日曜夕刻の状況を比較すると余程レジ前に行列が出来てベストセラーや雑誌などがどんどん売れて行っているだろうなという感じでしたが、

「コンテンツ文化を広く消費者の元に届ける」ことをミッションとしているTSUTAYAさんとしては、

そのミッションを象徴的な形で表現したコンセプトショップを作られたかったのではないかと思います。

そして、賢明な同社の経営幹部の方々は、

CDの世界で起こった出来事と同様に、電子書籍に紙の本が取って代わられる時代が数年後にやってくることも当然予期しておられると思いますが、

だからこそ、「アーカイブ=歴史を残す」ことの大切さを強く感じて、このお店を作られたのではないかと私は思ったのです。

最後にもう1つおまけで、ファッションに関する話も付け加えさせて頂きますが、

蔦屋書店さんの雑誌のコーナーに、「韓国のファッション雑誌の取り扱いを始めました」(細かい文言が違っているかもしれませんが)という張り紙と共に韓国で発行されているメンズ、レディスの代表的なファッション雑誌をまとめておいてあるコーナーが出来ていました。

これ、業界のどなたかがリクエストされたのだと思いますが、要チェキです。ご覧頂くと韓国ファッションのレベルが、非常に上がっているのがよくわかります。

(4枚の写真の最後は、今日買ったもの。実はもう1冊購入しているんですが、仕事用の本なのでヒミツにさせて頂きます)。


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