円高でトクする企業色々
いつも楽しみに読ませて頂いている
(株)アパレルウェブの千金楽健司社長のブログ
「脱OEM宣言!! アパレルの経営者の方へ」の
7月27日付けの投稿
「ユーロ安で割安感 欧州高級ブランド堅調」の記事に、
我が意を得たり、と思いました。
同じように、この空前のユーロ安(円高)で、恩恵を被っている企業さんはファッション業界周りに沢山あるように思っています。
以前、私が勤めている会社(国際ファッションセンター株式会社)でもセミナーでご講演下さった
(株)エニグモさん(最近マザーズに株式上場されました。おめでとうございます!)が運営なさっておられる
ソーシャルショッピングサイト「バイマ(BUYMA)」の取扱高に関する情報が、
日本ネット経済新聞さんに掲載されていましたが、
2011年1月期 49.5億円
2012年1月期 75.5億円
2013年2〜4月期(第1四半期) 28.1億円
・・・と、今期に入ってからは、年間100億円を超えそうなペースに伸長しているのも、
このサービスの良さが浸透し登録者数が増えて来ていることもあると思いますが、
円高による海外からの輸入のメリットが高まっていることも大きな後押しになっているように私は感じています。
こういう大きな企業さんに限らず、
もっと小さな規模のインポーターの皆さんに伺っても、やはり、円高のせいで商品の価値の割に価格におトク感が出ていて、商売は皆様総じて堅調なようです。
パリの展示会でも、輸出には最悪の条件ですが、日本人バイヤーは過去最高の来場者数・・・といった様相を呈しているようですし、
この他、不況で経営的に苦しくなったイタリアの工場さんをM&Aもしくは事実上傘下に治めたり、日本サイドのバイイングパワーと支払い能力を根拠に取り組みを有利に進めるといった動きもあるなど、
円高でトクをしている方々、円高を自社に有利な方向に生かそうとなさっておられる方々の積極的なアクションが目につく今日この頃です。
ご参考までに、「世界経済のネタ帳」というサイトに掲載されている、「ユーロ/円の為替レートの推移」のページにリンクを貼らせて頂き、ご紹介しておきますね。
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