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2012年8月19日 (日)

目利きが1枚噛めば出資者はちゃんと集まるーパルコの「ファイト・ファッション・ファンド(FFF)」

8月20日(月)付けのWWDジャパンさんと、

昨日アップされたFashionsnap.com さんのニュースの中に、

パルコさんが開始したマイクロファンド「ファイト・ファッション・ファンド(FFF)」に関するものがあったんですが、

WWDジャパンさんの記事によると、「当初予定していた募集期間の半分の3ヵ月で満額の700万円に達したほど人気だった」ということで、

非常に良いことだな、と思いました。

今回、対象となったブランド、「ジュンオカモト」さんも、「マイ パンダ」さんも、

ネットで画像を拝見した感じでは非常に力のある、将来性を感じさせてくれるブランドさんのように思いますので、

得られた資金を使ってこれから始まる直営店の出店や、JFWへの参加等のアクションが、非常に楽しみであります。

「マイクロファンド」というのは、文字通り「小口資金」のことで、今回の場合は1口3万円からというルール設定だったようですが、起業家を支援したい方々を特定少数ではなく、沢山募って資金調達する、というところに特徴があります。

ファッションデザイナーの支援を国や地方自治体に求めると、財源が国民や地方自治体の住民の税金になるわけですから、どうしても、「特定少数に真水(現金)を渡すかのような事業の正当性」が常に問われてきますが、

民が民に対して出資するのは全くの自由なので、「好きか嫌いか」という根拠だけでも全く問題はありません。

さらに、特定少数、極論すれば1人のパトロンの支援と比べると、前者の場合はややこしい作業ぬきで支援を得てスピーディーに事業化できるという大きいメリットがありますが、

小口の多数の出資者が、そのまま、ブランドのファンとして、デザイナーと一緒にブランドの人気拡大に寄与してくれる存在になる、そういう人が立ち上げ時から100人存在するというのは、

アートのように大作を1点売れば済むのではなく、毎シーズンある程度の量を確実に販売していかなければならないファッションのようなビジネスにとっては、非常に大きな力になると思います。

実は、パルコさんが始められた「マイクロファンド」に似たビジネスモデル=「クラウドファンディング」という仕組みが、

少し前からアメリカ発でネット上ではブームになっており、

日本でも、「READYFOR?」さんとか「CAMPFIRE」さんなどのサイトが立ち上がり、

いろいろなプロジェクトがネット上で賛同者から資金調達して事業を実行する・・・という状況が見られますが、

私は、ファッションに関しては、こういう幅広いテーマを扱う総合型クラウドファンディングサイトの中では、

あまり大きな額を集めるのは難しいのではないかと思っていました(芸能人主導のプロジェクトは別だと思いますが)。

そして、現時点では、やはり私の予想した通りの状況になっているように思います。

社会貢献型のプロジェクトは、「良いか悪いか」という基準で判断されますが、

ファッションって前述したとおり、「好きか嫌いか」という判断基準によるもの。

「震災復興」「発展途上国支援」などの大義名分が存在する事業などの中に並ぶと、どうしても優先順位的に後ろに下がりますよね。

もう1種類、ファッション特化型のクラウドファンディングサイトも、日本でも立ち上がりつつありますが、

こちらに関しても、大勢のデザイナー、クリエーターが並んでいるサイトを見ても、

「この中から誰を支援すればいいの?」、それがわからないという方が、実は世の中の大半の方々なのではないかと思います。

「n対n」のマッチングサイト的なモデルではなく、パルコさんという目利きが一枚噛んで、キュレーションを済ませて、

「うちがレコメンドするこの方とこの方のどちらかではいかがでしょうか」という「特定少数対n」という形を作ったことが、

「ファイト・ファッション・ファンド(FFF)」が700万円をしっかり集めることが出来た理由だと私は思っています。

小口出資者として有望なターゲットが、ファッション好きの方々だけでなく、「ファッションのことはよくわからないけど何だか面白そう」「デザイナーという人種と、交流してみたい」「面白そうな人が集まりそう」と思って寄ってきてくださる新しいもの好きのイノベーターの方々だということを、パルコさんはちゃんと見抜いておられたのだろうという気がいたします。さすがですよね。

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