イトーヨーカ堂、正社員半減と積極出店
いつも参考にさせて頂いているブログ
「食品スーパーマーケット最新情報」さんのまとめが一番わかりやすいと思いますので、
リンクを貼らせて頂きました↓↓↓
◆イトーヨーカ堂、決断!事業構造転換!ー食品スーパーマーケット最新情報
正社員を4,300人削減というのは、大リストラですが、
グループ内の他の会社への転籍や採用抑制で対応し、
希望退職は行わないと明言なさっておられるようですので、
ほっと致しました。
今年7月に、3年以内に「イトーヨーカドー」全173店のうち約1割の15店舗を閉鎖するというニュースも出ておりました(MSN産経ニュースをご覧下さい)が、
地方の中小型GMSは、衣と住は完全に専門店、カテゴリーキラーに売り上げを奪取されて、時流に合わない業態になってしまっているということなんでしょうね。
今、同社が首都圏に増やそうとしている「アリオ」は、イオンモールほどの売場面積ではありませんが、
ロープライスでそこそこ感度がよいファッションやライフスタイル関連の専門店や、食の専門店、そして飲食をしっかり充実させたショッピングセンター(SC)であって、
旧来型のGMSではありません。
「イトーヨーカドー」部分の「ファッション」のフロアのマーチャンダイジングをどうしていくのか、現場をいくら肌感覚で消費者ニーズがわかる優秀なパートさん中心の体制に変えたとしても、投入される商品が顧客ニーズに合っていなければ、売り上げをしっかり取るのは難しいと思いますので、
まず、
顧客が誰なのか、
その顧客向けの何と何についてはやるが、何と何についてはやらない、
ということをはっきりさせて、
(現実問題としては、ユニクロさんが弱い部分、ユニクロさんでは業態特性的にやりづらいがお客様ニーズがある部分を強める、ということになろうかと思いますが)、
やると決めたカテゴリーではサイズMDも含めてしっかり幅と奥行きのある品揃えにして頂きたいなという風に思います。
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