エディ・スリマンの真骨頂見せつけた「サンローランパリ(SAINT LAURENT PARIS)」
「サンローランパリ(SAINT LAURENT PARIS)」、
エディ・スリマン氏の手による初めてのレディスプレタポルテコレクション、かっこ良かったですね!
イヴ・サンローラン氏へのオマージュ、
60年代後半から70年代にかけての“青き情熱”がほとばしっていた時代の
空気感が漲っていました。
イヴ・サンローラン氏の代表作に範を求めながらも
それでいてゴシック、ロックなスリマン氏好みのテイストに全てをアレンジしていたため、
そのスピリットを共有できて、なおかつスタイルも良い「かっこいい女性」でなければ着こなしは難しいかもしれませんが。
先程、Fashionsnap.com さんでも紹介されていましたが、
「Introductie Campagne」というタイトルの動画が作成されております。
この動画を見る限りでは、やはり、
スリマン氏の世界観に魂を奮わせるのは、
女性よりも男性の方が多いんじゃないかなと。
いい意味で、スリマン氏には、盟友たる男達への“愛”と“リスペクト”があるんですよね。
(反面女性の美しさに対するストライクゾーンは、故イヴ・サンローラン氏よりも相当に狭いのかもしれません。今後、王道的な「エレガンス」をどこまでブランドのクリエーションの中に展開していくか、注視したいところです)。
2013年春夏のメンズコレクションに関しては、展示会のみが行われたとの報道がありましたが、情報が公開されておらず、ファンの皆様はやきもきしておられると思います。
スリマン氏の完ぺきなクリエーション、特に音楽や写真、動画なども含めた美意識の存分な表現のためには、
やはり、パリメンズコレクションへの参戦が不可欠なのでは、ということを強く感じました。
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