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2013年2月27日 (水)

ユナイテッドアローズの対談議事録「対談『竹田の社長就任初年度の振り返りと今後の見通し』」

大手セレクトショップ・ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)さんのホームページの

「IR情報 その他」のコーナーに

対談議事録「対談『竹田の社長就任初年度の振り返りと今後の見通し」という文書がアップロードされています。

同社取締役社長執行役員・竹田光広氏と、株式会社Hidden Gems代表パートナー・廣田千晶氏の対談の内容なのですが、

この中で、UAさんの経営理念が書かれた、3冊からなる「理念ブック」の紹介が行われていて、写真も公開されています。

社員の方は別ですが、通常社外秘のこの種の内部資料の写真を見ることが出来るのは、めったにないことだと思いましたので、ご紹介させて頂きました。

対談の中では、O2O施策について、そして、ネット通販では自社店舗に重きを置いて行くという方針についても触れられています。

ご関心のある方は、ぜひご覧下さい。

2013年2月26日 (火)

CFDA(米国ファッションデザイナーズ協議会)が中国の富裕層向けサイト尚品網(ShangPin.com)と提携

WWD.com さんが最初に報じたニュースのようなんですが、

日本でいうと、CFD(東京ファッションデザイナーズ協議会)に当たる

アメリカのファッションデザイナーの組織・CFDA(Council of Fashion Designers of America)が、

中国の富裕層向け通販サイト「尚品网」(ShangPin.com)さんと提携したそうです。今年の終わり頃からの販売開始になる見込みだとのこと。

中国版ウィキペディアの、「百度百科」内の「尚品网」に関する記述によると、

このサイトが誕生したのは2010年7月。2011年には、アカウント数が200万を突破、営業収入が2億元(日本円換算で29.4億円)と書かれていますが、

現在はもっともっと大きな数字になっているのではないかと思います。

サイト内では、ラグジュアリーブランドを中心とする著名ブランドが目立っていますね。

アメリカで同じ2010年に立ち上がったラグジュアリーブランドの先行販売サイト「モーダ・オペランディ(MODA OPERANDI)」の売り上げが好調で、アメリカ以外にも中東などから注文があるという記事が、

先日繊研新聞さんに出ていましたが、

中国市場の富裕層に食い込もうと思えば、やはり既に現地の富裕層の顧客リストを有しており、中国語でしっかりしたお店=ホームページを作っていて、顧客対応も中国語で行っている有力サイトと組むのが一番だという判断なのでしょう。

日本のブランドさんでも、「コムデギャルソン」「イッセイミヤケ」「ヨウジヤマモト」など、現地で既に知名度があって、富裕層向けというポジショニングがはっきりしているブランドさんの場合は、こういう販路が合うように思います。

2013年2月25日 (月)

銀座ランウェイ、今春は開催中止

さっき、百貨店の(株)松屋常務執行役員・太田伸之氏のブログを読んでいて知ったんですが、

銀座の中央通りでの屋外ファッションショー「銀座ランウェイ(GINZA RUNWAY)」は、

道路の使用許可が降りず、今春は開催中止とのことです。

「銀座ランウェイ」は、2012年3月24日に初めて開催され、大きな反響を呼びました。その時私はちょうど北京に行っていたため、生で拝見することが出来ず非常に残念だったのですが、実際に現場にショーを見に行った方々のお話を伺ったり、その時の動画を拝見しただけでも、一般の方々に夢と感動を与える素晴らしいイベントだなということが強く伝わって参りました。

その後、2012年秋の開催は1回見送られていたので、

今春こそは、ぜひ生で拝見したい、と思っていたんですが、

ものすごく、残念です。

誰よりも、主催者の方々が、一番ショックだったのではないかと思いますが。

やはり、警備が非常に大変なのでしょうか(予想される危険の度合いの大きさと、それに対応するためのコストの大きさ、ということなのでしょうが)。

しかしながら、「メルセデスベンツファッションウィーク東京」と時期を合わせて開催されている三越銀座店と松屋銀座店の共同企画「銀座ファッションウィーク」自体は、今春も開催されると思いますので、

大きな目玉企画はなくなりますが、それに代わるサプライズや感動がある企画をぜひご用意頂き、ファッションの楽しさ、服飾文化の素晴らしさをぜひお客様にしっかり伝えて、売り上げにつなげていって頂きたいなと思います。

2013年2月24日 (日)

韓国の有名フォトグラファーKoo Bohn Changが撮る「進み行くファッション民俗画 伝統芸妓回想録」

台湾のサイト「niunews」さんに、

韓国の有名フォトグラファーKoo Bohn Changが撮り下ろした

素敵な写真が紹介されていました。


「ヨウジヤマモト(Youji Yamamoto)」と、韓国の人気デザイナー「ムーヤンヒー(Moon Young Hee)」、アメリカの「ダナキャラン(Donna Karan)」の洋服と、

韓国の、両班と呼ばれる昔の貴族の髪型や帽装をコーディネート、そして、撮影の背景にも伝統絵画を配して写したものです。

非常に完成度が高いですね。

この写真のイメージは、日本の美意識と重なり合う部分もありながら、

やはり、韓国的でもあり、

なつかしいような、それでいて、日本よりももっと尖った、より強くピュアで一途な女性性、モードへのオマージュを感じさせるところもあって、

見ていると何とも言えない不思議な気持ちになります。

2013年2月19日 (火)

デイトナ・インターナショナル「フリークスストア(FREAK'S STORE)」の快進撃に注目を

今週号(2月18日号)のWWDジャパンさんの

「ラゾーナ川崎」特集、

私の自宅は蒲田にあって、まあまあ頻繁にラゾーナさんにはお買い物に行っておりますので

興味深く拝見したんですが、

特に目を惹いたのが、デイトナ・インターナショナルさんが展開する「フリークスストア(FREAK'S STORE)」の記事です。

ラゾーナ川崎内にある「フリークスストア」(売場面積が70坪)の月坪売上高が70万〜80万円で、当初予測の1.5〜1.8倍になっているとの記事、

店頭をみた感じで「好調なんだろうな」とは思っていましたが、本当にすごいですね!

最近はセレクトショップの数が増え、複数のトレンドを掛け合わせたオリジナル中心のMDを組むケースが増えたため、

同質化と、「何だか薄いね」という感じを受けることが多いんですが、

「フリークスストア」さんの持ち味は、「濃いアメカジ」!

これが、何よりの魅力だと思います。

超大手さんは別として、それに続くショップさんは、

アパレルではなく小売りだとしても、というか、小売業ならなおさら、

「深く濃く、楽しみつつわが道を行く」ことが大切なのではなかろうかと思います。


いつの間にか、ものすごく中身が充実して、なおかつユーザビリティもよいサイトになっていたので「おお〜、いい感じ」だと思いました。

WWDジャパンさんには、「2013年に年商50億円、2016年には100億円を目指す」と書かれていましたが、

どちらの商業施設さんも、今、意欲ある新しいショップを心の底から求めておられると思いますので、

現在は、非常にチャンスなのではないかと思います!

前にも書いたことがありますが、私は実はこういうタイプのショップが個人的にも好きなので、ぜひ、がんばって頂きたいなと思います。

続きを読む "デイトナ・インターナショナル「フリークスストア(FREAK'S STORE)」の快進撃に注目を" »

2013年2月18日 (月)

韓国イーランドの「ミッソ(MIXXO)」「スパオ(SPAO)」が日本進出


昨年の10月、ソウルに行った時に、確かミョンドン(明洞)の「ミッソ(MISSO)」と「スパオ(SPAO)」の写真も撮っていたはず・・・

と思って自宅のパソコンの中を探したんですが、ありませんでした(全部会社でした)。写真はクラウドで保存していないんですが、こういう時に不便ですね。

イーランド(これまでイ・ランドと記述してきましたが、繊研新聞さんによると、この企業さんが「イーランド」の表記を求めておられるとのことですので、私も本日からイーランドと書くように致します)さんは、

韓国最大のアパレル企業で、なおかつ、ホテルやレストランなども展開しておられる巨大ライフスタイル企業だとのこと。

売上高が約10兆ウォン(日本円換算で約9,000億円)。社員数約5万人。

中国に多数店舗を展開しているので、私のブログでも、中国のレポートを記す度に必ずといっていいほどこの企業さんのことに触れて参りました。

キャリアターゲットの婦人服のブランド「ミッソ」の方が、「スパオ」より先にオープンするようで、1号店が横浜そごう。

その後は、セブンアンドアイグループの大型ショッピングセンター(SC)・アリオに出店するほか、繊研新聞さんの報道によると、三井不動産グループとも出店交渉を進めておられるとのことですので、当初は恐らくららぽーとなど、首都圏の準郊外の有力SCを押さえて、それから他の都市、そして地方へ、という流れになっていくのではないかと思います。

「ミッソ」や「スパオ」の強みは、何と言っても感度の割に非常に価格競争力があるということ。ウォン安という背景もあり、正直、洋服にお金をかけなくなってきている日本市場への参入は、絶好のタイミングだという気がいたします。

なおかつ、MD、VMDの精度も高く(イーランドさんのブランドは、ルックが綺麗に打ち出されているところが特徴だと思います)、資金力も潤沢。なおかつ、韓国出身で日本の専門学校を卒業していて、日本語が話せ日本市場を理解している人材は既に豊富に日韓に存在しており、知名度の高さから言っても人材の採用もスムーズに進むでしょうから、

「ZARA」「H&M」「forever21」、あるいは「ユニクロ」「ギャップ」などのお友達ブランドというポジションをあっという間に獲得する可能性は高いと思います。

もう1つ、韓国に行った時に感じたんですが、IT、webの世界的な先進国である韓国発の大手企業さんですから、webに関しても高い情報感度とノウハウを持っているように思いました(昨秋訪れた際にはショーウインドウに大きくfacebookページのURLを記して、「いいね!」を促していました)。

「ユニクロ」さんに近い形で、例えば「LINE」なんかをうまく使ったマーケティングを仕掛けていくんじゃないかという気がしています。

1号店のオープン、そして、その後どの程度のスピードで店舗を増やしていくのか、さらには、繊研新聞さんに書かれている「日本での事業を進めるため、アパレルなど国内企業のM&A(企業の合併・買収)にも積極的な姿勢を見せる」といった事柄が、すぐに現実化してくるのか・・・今後の動静に注目し、なおかつ、いち消費者としても楽しみにしたいと思います。

(などと、人ごとのようなことを書いているだけでなく、日本からも海外へ売って行くための仕掛けに、もっともっと注力しなければいけないですね。気合いを入れてやっていきます)。

書評3冊『リバース・イノベーション』『メイカーズ 21世紀の産業革命が始まる』『ニコニコ学会βを研究してみた』

これら3冊は、続けて読むと、面白いと思います。

◆ビジャイ・ゴビンダジャラン+クリス・トリンブルー著『リバース・イノベーション』(ダイヤモンド社)

◆クリス・アンダーソン著『メイカーズ 21世紀の産業革命が始まる』(NHK出版刊)

◆江渡浩一郎著『ニコニコ学会βを研究してみた』(河出書房新社刊)

『リバース・イノベーション』と、『メイカーズ』は、ある意味、真逆な本です。真逆というか、発展途上国への生産の移転→市場としての発展及び先進国の工業生産の空洞化という、今という時代に進行中である一連の事象を別の角度から眺めたもので、実は本質は1つ、「流れに逆らわず、それぞれの立ち位置で流れに乗れ」ということなのだろうと思います。

『リバース・イノベーション』は、大企業、中堅企業向けの本で、大手がその地位を将来に亘っても維持しようと思うならば、新興国から登場する競合に打ち勝つ必要がある。そのためには、新興国の市場を知り、価格や商品の形態・機能などを新興国にマッチするものにして市場に参入する必要がある、という趣旨の本です。

ファッションビジネスの場合は、アイテムにもよりますが、そのブランドを所有し身につけることがステイタスの証明になる、似合うか似合わないかは二の次、という価値観を広告プロモーション、ストアVMD、高品位なサービスで徹底して植え付ける=ブランディングによって、「価格もMD(商品政策)も変えずに参入」ということが確かに可能な部分もあるのですが、

大きな市場を取ろうと思えば、現地化は欠かせず、現状では日系の企業で現地化がうまくいっているブランドが非常に少ないように思われるのが気にかかるところです。

『メイカーズ』は逆に、新興国への生産の移転によって空洞化した先進国の製造業の再生の鍵になるのが、パソコンを活用した起業家によるDIYデザインであり、そのデザインを容易に商品化することが可能な3Dプリンタやオープンハードウェアの仕組みであると説いた本です。

そして、新しいタイプのものづくりを押し進めるメイカーズ(ものづくり起業家)達の成長を支える資金調達の方法の一つとして、クラウドファンディング(ネット上での小口資金調達)が登場し活用されています。

クラウドファンディングとメイカーズ革命の関連性については、先日私のブログでもご紹介させて頂きましたが、

2月20日(水)夜に国際ファッションセンター(株)で開催いたしますKFCネットマーケティングセミナーの講師のお一人として、日本における有力クラウドファンディングサイトの1つ「CAMPFIRE」の社長・(株)ハイパーインターネッツの石田光平氏をお招きしておりますので、石田社長の方からもご解説頂けると思います。

ご興味のある方はぜひお越し下さい。

『メイカーズ』的な発想とビジネスモデルの誕生は、アメリカ的だなという風に私は思ってこの本を読ませて頂きました。日本の製造業の場合、東京大学の藤本隆宏教授が指摘するように、

ものづくりの手法が単純ではない(藤本氏の用語を借りれば、「擦り合わせ型」)ので、あくまでもメインストリームは既存の大手企業と中小企業による複雑で高付加価値なものづくりということになるのでしょうが、

藤本教授ご自身が日経ビジネスに『メイカーズ』に関して書いておられたご意見に私も全く同感で、それを補完するものとしての「メイカーズムーブメント」というのは、大いにありだと思います。

そして、そういうものが大いに起こりうる、と思わせてくれるのが、三番目に上げた本『ニコニコ学会βを研究してみた』なんですよね!

この本、メチャメチャ面白いです。先に上げた2冊ほどメジャーじゃないと思いますが、これを読むと、日本の理系の研究者の方々、そして、普段は企業に勤めている人などいわゆる街の研究家(ニコ動的には“野生の研究者”と称するみたいなんですが)が、アイデア豊富で、本当に面白いことを考えたり作ったりしておられるんだな、ということがわかります。

こういう方々の研究の中で、web上で完結するタイプのものと、物的な形を要するものと両方があるんですが、後者が実際に製造出来て、資金調達出来て、販売出来るという風になっていけば面白いなと。

しかしながら、ここまで書いて来て非常に残念なのは、『メイカーズ』の中に手作り品の販売サイト「エッツィ」について、「エッツィが小企業について本当に役立つプラットフォームかどうかについては、議論の余地がある」とあるように、

ファッションとか、手作りの可愛いグッズのデザインが起業につながる仕組みは、

残念ながらネット発では誕生していないんですよね。

例えば縫製が必要なアイテムが3Dプリンタのように自動生産というのは現状ではあり得ないので、結局、自分なのか他人なのか、誰かの手で生産する、というプロセスがあり、圧倒的な合理化が不可能なことと、

そもそも、機械を発明するような場合と違って、機能面での差別化(従来品と比較した際の優位性)が難しく、いいか悪いかではなく、好きか嫌いかという軸で購買される商品で、量産品と比べて価格を高く設定するといっても自ずと限界があるためだと思います。

しかしながら、私が一番感じているのが、特に日本においてですが、

webの業界で働いている人が余ったエネルギーで自分の好きなものを開発する(そういうエネルギーのことを『ニコニコ学会βを研究してみた』の中では“マッドネス”と呼んでいますが)、

ファッションの業界では、企業に勤めていて、生地や服飾資材の仕入れ先、生産背景を熟知しているプロが、余った時間に自分の作りたい物を作って売る、なんてゆとりは全くない(どころか、企業に属しているうちにどんどん疲れてすり減って行く)ような実態があるのが問題なんじゃないかと。

異論もあるかもしれませんが、そんな風に感じています。

2013年2月17日 (日)

マーク・ジェイコブス(Mark Jacobs)が「ダイエット・コーク」のクリエイティブディレクターに

びっくり〜!!

人気ファッション・デザイナーのマーク・ジェイコブス(Mark Jacobs)が

「ダイエット・コーク(Diet Coke)」のクリエイティブディレクターに就任したんですね。

マークって、やっぱりそれだけファッション好きな人以外の一般の方々にも知名度があるんだなって感心いたしました。

このYouTubeの動画も、ユーモラスでなおかつオシャレ感あふれていて、とても楽しいです。スカート着用(蛇足ですが、最近日本でもスカート着用男子、増えてますね。今旬な感じなのかも)のマークにご注目を↓↓↓

2013年2月15日 (金)

<2/20>尾州コレクション〜Ambibalence〜が開催されます

ファッションをこよなく愛し、そしてファッションデザイナーと産地のものづくり企業さんの強力なサポーターであるKさんから、

2月20日(水)にいちい信金アリーナBステージで開催される

尾州コレクション〜Ambibalence〜」(ファーストステージ:午後1時〜 セカンドステージ:午後3時半〜)のご案内を頂きました。

私が大好きな若手デザイナーのAKIさん(ブランド名「GUT'S DYNAMITE CABARETS」)と保井秀信さん(ブランド名「HIDENOBU YASUI」)が、

尾州産地のテキスタイルを用いた作品によるショーを開催されます。

尾州産地といえば、毛織物が有名です。毛織物は、仕上げによって本当に多様な風合いの商品に仕上がるため、メンズ向けの生地、レディス向けの生地、それぞれに奥深いものがあるように感じています。

尾州には、織物だけでなく、ニット(編物)やヤーン(糸)の有名な企業さんもいろいろあって、それぞれに個性的な商品企画で気を吐いておられるんですよね。


そういった素晴らしい素材を、AKIさんと保井さんがどのように料理されるのか、私自身が足を運べないのが非常に残念なのですが、お近くの方、そして、このショーがイベントの一部となっている素材展「ジャパン・ヤーン・フェア」を見に行かれる方、ぜひご覧下さいね。

2013年2月12日 (火)

エシカルコンシューム(倫理的消費)時代にマッチした2つの見本市ーててて見本市とCCJクラフト見本市(後編)

しかしながら、この2つの展示会に限らず、

最近はライフスタイルを軸にしたクラフト系、伝統工芸系の商品は、

他の展示会の中でも非常に増えて来ていて、

ギフトショーはもとより、

本来はファッションの展示会だったIFFとか、

あるいはroomsにまで、前回から「地場産業」というくくりで登場するようになっていて、

短期的なブームとしては、もうかなりピークに近づいてきているのではないかという気がします。

アイテム、カテゴリーによって競合状況は異なるんですが、

例えば食器のような分野では、
外部デザイナーを起用し、文様や意匠を一切施さず、白などの無地を基調にしたシンプルなデザインの器を・・・というのは、

ゼロ年代の初め頃にはまだそこまで普及していなかったように思いますが、

現在では全国どこの産地でもやっていて、珍しくも何ともないものになっているように感じます。

それでも、ベーシックなデザインのものは、お料理を盛りつけた時にどんな色合わせになっていても映えますし、

沢山の器を所有できない、という人にとっては使い勝手がよいので、

一番売れ筋なのだとは思いますが。

本来的には、デザインというのは、

消費者が既存の商品の機能に対して感じている不便や不満を解決するものであったり、

既存の商品とは異なる新しい美的価値を呈示するものであるべきだと思いますが、

前者の機能面に関しては、長い歴史の中で培われて来た完成された形にはそれなりの合理的な意味があって、なかなか簡単にそこを変える、というのは難しいのだろうという風に思います。

その点、やはり、「衣」に近い部分というのは、

後者の「美」という要素が強いカテゴリーですので、

お客様は何点商品を所有していても気に入ればいくらでも追加購入するものですし(こういう生活態度は、本当はエシカルな生き方とは矛盾するかもしれないのですが)、

人によって似合うものは全く異なりますので、

デザイナーが腕を振るえる部分が非常に大きく、デザイナーは定番をひととおりデザインしてしまったら暫くは仕事はなし、などということはなく、春夏秋冬年中次の新作の準備に忙しい・・・ということになります。

テキスタイルに関してだけは私自身がある程度目が肥えてしまっている部分があるのか、正直なところ、

こういった展示会で例えば草木染めの天然繊維を手機で織ったストールです・・・といったタイプの商品を見ても、

確かに、そのエコロジカルな考え方には共鳴する部分がなきにしもないのですが、

例えば、「ファリエロ・サルティ」というイタリアのストールのブランドさんは、

最近は無地とか単純なグラデーションのストールだけでなく、ユーモラスで楽しいイラストがプリントされたプリント柄のストールを沢山投入していますし、

最近発表された「エルメス」と(「コムデギャルソン」のデザイナー)川久保玲氏のコラボ・スカーフの素晴らしい意匠を見てもそうなんですが、

上質な素材をセレクトし、織り、染め、そして刺繍や後加工の技術を駆使して、

複雑で味わい深い美を表現した商品の魅力にはかなわないんじゃないか、と思ってしまいます。

引き算の美だけでなく、足し算の美も表現できるかどうか、

そこが、クラフト作家と呼ばれる方々と、

ファッションデザイナーの違いなのではないかと思います。

いずれにしても、エシカルコンシュームの流れは、一時的なブームではなく、このヤマが去った後谷の時期が到来しても一定の安定的な勢力としてずっと続いていくと私は思っています。

「住」「食」の分野と異なり、この流れは「衣」に関しては、「無印良品」さんと「ユニクロ」さんを大きく後押しするものになっていくと思いますので(実際、若い社会起業家などに話を聞くと、この2ブランドが好き、良いイメージがあるという声が多いです)、

日本のファッションカルチャーの多様性が保てなくなってしまうんじゃないかなと、ちょっと危惧しています(「無印良品」さんも、「ユニクロ」さんも、世界的に通用する新たな価値の呈示を行っているブランドさんで、非常に素晴らしいとは思うんですが)。

中小の企業がエシカルを謳うならば、大手とは異なるどのような価値を呈示できるのか、真剣に追求する必要があるように感じました。

CCJ見本市さんの方には、最終日の土曜日(10日)のラスト1時間ほどの時間帯に駆け込んだのですが、会場に置かれていた書籍がほとんど完売していたのが印象的でした。

最近はイタリアがマイブームですので、会場に残っていた本の中から、

多木陽介著『アキッレ・カスティリオーニ 自由の探求としてのデザイン』(AXIS刊)を買い求めて家路に就きました。

2013年2月10日 (日)

エシカルコンシューム(倫理的消費)時代にマッチした2つの展示会ーててて見本市とCCJクラフト見本市(前編)

暫くブログの更新が滞っており、申し訳ございませんでした。

先週から2月に入り、まさにこれから怒濤の展示会ラッシュが始まるという週だったんですが、

恒例のギフトショーに加えて、今回は、日の出のタブロイドで開かれていたててて見本市2013と、池袋の自由学園明日館で開催されていたCCJクラフト見本市2013を駆け足で見て参りました。

前者はB2Bのみ、後者は4日間の日程のうち2日は一般消費者への物販も行われていた、という違いはありますが、

両者共非常に多くのお客様を集めていました。

2つの展示会のコンセプトは似ていて、

ててて見本市さんの方は、「作り手と伝え手、使い手の3者を結ぶ」という表現をなさっておられますし、

CCJクラフト見本市さんの方は、「作り手、結び手、使い手」という言い方になっていますが、

いずれも、ライフスタイル、生活雑貨のカテゴリーにおいて生産者ーバイヤーー消費者が三方良しになれるような消費及び経済の循環を生み出していくことを目指しておられるところに特徴があります。

先日、在日イタリア商工会議所さん主催のセミナーを聴講させて頂く機会があり、

その時に講師のお一人だった早稲田大学の土屋淳二教授が、

「エシカルコンシューム(倫理的消費)が現在世界的な潮流となっている」という風におっしゃっておられましたが、

ててて見本市も、CCJクラフト見本市も、まさにエシカルコンシューム時代にズバリマッチした内容だな、という風に感じたのです。

そして、興味深いことに、エシカルコンシュームの考え方の中には、「地産地消」というものもあって、これは日本国内のそれぞれの「地域」でのエコシステムの構築ということもありますが、日本なら日本、イタリアならイタリア、という「国」というくくりの中での自国の生活文化の見直し、という流れにもなっています。

例えば、イタリアならイタリア、ドイツならドイツの動きを分析することは純然たる社会学とか比較文化論的な研究対象としてもものすごく面白いですし、具体的に流行っているもの、良いものを輸入してきてビジネスにするのも可能性が高いんですが、

当たり前なんですが、日本人ならば日本的なものを好む、というのが、一般的ですよね(特に「住」の分野は、気候との関係もあるので最も土着的な生活様式が強い分野です)。

昔の日本人のライフスタイルそのものがエコロジカルでエシカルなものだった、という考え方が現在では一般化していますが、

日本の文化史の中で、富裕層ではなく庶民のライフスタイルを初めて再評価したといえる民藝運動が、ててて見本市さんや、CCJクラフト見本市さんの理論的支柱になっているんだろうな、ということを、展示会の趣旨が書かれた配布物や、展示されている商品を見ながら私は感じました。

(長くなってきたので、続きは明日以降に・・・)。

2013年2月 6日 (水)

クラウドファンディング&宇多田ヒカル、AIなど音楽業界のソーシャル活用がテーマー<2/20>KFCネットマーケティングセミナー、募集中です

朝目覚めたら、雪、降っていませんでした。本日から展示会の方も多いと思いますが、良かったですね(^^)

さて、私が勤めている会社、国際ファッションセンター(株)で半年に1度開催しているKFCネットマーケティングセミナーを2月20日(水)午後6時半から開きます。


今回は、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」を家入一真氏と共に立ち上げた(株)ハイパーインターネッツ代表取締役・石田光平氏と、

宇多田ヒカル、AIなどのマーケティングプロモーションご担当の、株式会社EMIミュージックジャパンJ-Projectマーケティンググループ長(部長)・梶望氏の2名にご登壇頂きます。

お打ち合わせの内容も、非常に面白く(少し書き足したいことがあるので、後日もう1回今回の投稿を補足させて頂くかもしれませんが)、セミナー、とても聞き応えのあるものになると思っています。

ネットマーケティング、デジタルマーケティングにご関心のある皆様でしたら、どなた様でもご参加頂けます。まだお席には余裕がございますので、ぜひ奮ってお申込み下さい。

(お申込みは、国際ファッションセンター株式会社・産業支援ホームページのセミナーお申込み上からお願いいたします)。

<<<第8回KFCネットマーケティングセミナー>>>

◆テーマ1:「クラウドファンディング『キャンプファイヤー』ー新しい資金調達の手段」(1時間)

 

◆講師1:石田光平氏(株式会社ハイパーインターネッツ代表取締役)

◆テーマ2:「音楽業界におけるソーシャルの活用法」(1時間)

 

◆講師2:梶望氏{株式会社EMIミュージックジャパンJ-Projectマーケティンググループ長(部長)}

◆司会:伊藤みゆき氏(株式会社ウズリー代表取締役、KFCオンラインショップ研究会主任講師)

 

◆とき:平成25年2月20日(水)午後6時半〜8時半(午後6時開場)

 

◆ところ:国際ファッションセンタービル12F

    (地独法)東京都立産業技術研究センター墨田支所実習室

    (墨田区横網1-6-1)

*地図はコチラ↓↓↓

http://kfc-fashion.jp/archives/map/index.php

 

◆受講料:1名様につき1,500円

 

◆定員:70名様


*お申込み・お問合せ先:国際ファッションセンター(株)・産業支援部

TEL:03-5610-5800

http://kfc-fashion.jp/archives/2013/01/8kfc.html

NYコレ参加デザイナー達の2013AWのインスピレーション源は?

WWD.comさんのフリー(無料)記事から。



この記事を拝見して(パート2の1ページ目の一番左上)、「アディアム(ADEAM)」のデザイナー前田華子氏がニューヨークコレクションに参加されるのだということを初めて知りました。

若々しく、華やぎのあるリアルクローズの魅力を世界に向けてアピールして欲しいなと思います。頑張って頂きたいですね!

それにしても、さすがは皆様一流のデザイナーさんです。絵が、非常に上手い。

中でもとびきり凄い1枚があるなと思って、どなたが描かれたんだろうと思ってよくよく見直すと、グスタフ・クリムトの絵でした。お恥ずかしい〜(パート2の4ページ目、一番下の段の一番左の作品、トリー・バーチ氏のインスピレーション源でした)。

2013年2月 5日 (火)

「ユニクロ(UNIQLO)」、上海淮海路に新たなグローバル旗艦店開設へ

中国は春節(旧正月=中華圏の新年)前なので、

ネットニュースなどを見ている限りにおいても、いろいろなことが、ちょっと止まっている印象を受けますが、

お正月らしい、スケールが大きいこんな話題が掲載されておりました↓↓↓


上記の見出しは、「ユニクロがまさに上海の淮海路にグローバル最大旗艦店を開設しようとしている」という意味です。

皆様ご承知の通り、これまでの上海におけるグローバル旗艦店は、2010年春にオープンした南京西路のお店(3階建て、3,630平米)だったんですが、

この記事によると、今度のお店は内部面積10,000平米で、東京・銀座のグローバル旗艦店と同じタイプのお店を計画しており、

グループ企業のブランドである「プラステ(PLST)」「コントワー・デ・コトニエ(COMPTOIR DES COTONNIERS)」「ジーユー(g.u.)」なども取り扱う予定だとのことです。

2013年2月 4日 (月)

伊勢丹、中国の瀋陽店を閉店か

中国のサイトをネットサーフィンしていて見つけました。

伊勢丹さんが、どうやら中国の瀋陽伊勢丹を閉店するみたいですね↓↓↓

伊势丹百货将撤出沈阳 顾客赶忙消费饭卡ー新浪辽宁(筆者訳:伊勢丹百貨店がまさに瀋陽から撤退へ 顧客はお食事カードを使い切るのに大忙しーシナ遼寧)

この見出しの中に出て来る「お食事カード(食券)」とは、

記事文中の、ブロガーへのインタビューの中に出て来ておりますが、百貨店の1Fの飲食ゾーンで発行されていたもののようです。

記事の中に出て参りますが、伊勢丹さんが中国国内の店舗を閉店するのは初めてのことではなくて、2007年に済南店をクローズしています。

私自身は瀋陽には行ったことがないので、自分自身の目で店舗と立地を見たことがありませんので、これ以上のことを推測で書くのは止めておこうと思いますが、

私は伊勢丹さんが店舗を閉鎖されるという事実以上に、この記事を執筆された記者の方が、

お客様であるブロガー、伊勢丹さんに出店しているテナントさん、そして、大学の先生という立場の異なる方々を取材し、

非常にしっかりした内容の記事を書いておられることの方に感心いたしました。

2013年2月 2日 (土)

韓国でひと味違った場所に泊まりたい人へー「コザラ(kozara)」

このサイトを見つけた時は非常に感心致しました。

コザラ(kozara)

サイトの作りは、「これは日本のサイト?」と一瞬思うくらいにすごくすっきりしていて今風ですし、

なおかつ、テーマが、時代の気分にぴったり合っています。

韓国には何度か行っていて、ある程度旅慣れておられる方、韓国の生活文化に関心のあるには非常にいいのではないでしょうか。

最近の東京には、いわゆるシェアハウスやゲストハウスは沢山出来てきていて、それに伴ってそれらのホームページは沢山あるんですが、

日本の歴史や伝統を感じさせてくれる古民家のような建物で外国人が安く宿泊できる施設が東京にはほとんどない、というのが、非常に残念ですね。

2013年2月 1日 (金)

商業界『ファッション販売』3月号に靴のリード様について書かせて頂きました

ついこの間、お正月が明けた〜と思ったばかりなのに、

2013年の、12分の1が、早くも終わってしまいました。

現在勤めている会社に転職してから、1月にこんなに働いたのは初めてのような気がします。

2月も、今のペースで、日々充実、で行きたいですね(^^)/

さて、1月27日発売の『ファッション販売』3月号には、

私が取材・執筆いたしました「おしゃれネットショップBookmark」が掲載されております。

今回は、楽天市場などで大人気の、靴のリード様を取り上げさせて頂きました。

同社の本社は葛飾区亀有。したまちつながりで、非常に楽しい取材でした。山屋社長、本当にありがとうございました。

本号の『ファッション販売』には、いろいろ面白い切り口の記事が載っておりまして、

まずは、特集「ワンピースに学ぶホンキづくり」!

実は、何をかくそう、私の連載記事の中にも、「ワンピース」ネタが隠れております(笑)。ぜひ探してみてください。

そして、特集「春に多い万引・ストーカー対策」、

こちらも、現場におられる方々にとっては、残念ながらしばしば話題になっている事柄だと思うんですが、3月号ではこのテーマにズバリ切り込んでおります。

興味が沸いて来た、という皆様、ぜひ『ファッション販売』をご購読ください!よろしくお願いいたします。

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