【2月23日(土)開催&終了】「3.11HIROBA〜Doつなぐ〜Vol.2」に行ってきました
毎日が怒濤のごとく過ぎて行くので、更新出来ないままネタが古くなってしまうことが増えているのですが、
先週末のイベントですがとても大切なことだと思うイベントが1件ございましたので、
ご紹介しておきたいと思います。
ファッションデザイナーやファッション関連の企業の経営者、社員、そして、繊研新聞の記者や営業の方などが中心となって(この中には、私の知人、お世話になっている方々、うちの会社のお客様が沢山含まれているのですが)、
東日本大震災の被災地復興支援のためのイベント
「ファッションクリエーターは忘れない!行動する! 3.11HIROBA〜Doつなぐ〜Vol.2」が、
先週末の2月23日(土)に、渋谷区の文化ファッションインキュベーションhallで開かれました。
Vol.2と書かれている通り、このイベントは、昨年に続いて2回目の開催です。
私は、昨年は所用があってこのイベントには参加出来なかったのですが、「2回目」の開催というのは、本当に素晴らしく、意義深いことだという風に感じました。
まだまだ震災を忘れるには早すぎるというか、復興も道半ば、原発問題も解決には程遠い状況ですが、
そういったことが頭でわかっていても、アクションを起こすというのは、本当に大変なことです。
活動の継続には、多大なエネルギーが必要だと思いますし、多忙なファッション業界人の方々の集まりなので、段取り良く進めないと本業に支障を来すのではないかと思いますが、実行委員会の皆様の思いの強さ、チームワーク、そして段取り力はピカいちですね!
イベントは、大きく2つの内容で構成されていて、
1つは、被災地及び首都圏の支援団体による販売コーナー、
もう1つは、パネルディスカッション、スピーチ、ライブなどのステージです。
私は、当日の午後1時頃に会場入りしたのですが、実行委員会に参加している知人の話によると、「朝から沢山のお客様が来られて、盛況だった」とのこと。販売コーナーの商品の中には、既に完売、品薄になっているものもかなりありました。
(私も何点か購入いたしました)。
その後、「マーレンカ」デザイナーの丸子安子氏、大手通販企業フェリシモ「東北花咲かお母さんプロジェクト」担当・児島永作氏、被災した漁師に漁船を贈るプロジェクトを実施しているアドポートジャパン代表・菅原誠氏(司会はPeace21代表取締役・佃由紀子氏)によるパネルディスカッションを聞いたのですが、
ファッション業界人の立場で被災地支援に携わる意味、則ち日頃の仕事で培ったブランディング、マーケティング、マーチャンダイジングの方法論を生かし、被災地のプロジェクトをブランドとして確立させ、収益を上げ、継続出来るものにしていく、という方向性がはっきりと示されていたので、
非常に良かったのではないかと思いました。
被災された方の実態、そして、復興の度合いは、個々によって異なるのではないかと思います。私は、最終的には、自立、そして、外からの応援部隊に頼るのではなく、地元の中でのネットワークを作っていくことが大切なのではないかと思いますが、
そこにまだ至れない状況にある方々、地域に対しては、「助け合い」(一方的にこちらが「助ける」ではなく、同じ目線で向かい合う気持ちで・・・)を続けることが必要ですよね。
最後に、このエントリーを書くために検索をかけたのですが、「3.11HIROBA〜Doつなぐ〜」の公式ホームページは存在しないようです(facebookページはございますので、facebookをやっておられる方は、よろしければぜひ「いいね!」を押してみて下さい)。
何人かの出展者の方がブログにこの日のことを書いておられましたので、応援の気持ちを込めて、(勝手にですみませんが)こちらからご紹介のリンクを貼らせて頂きます。
それと、昨年うちの会社でセミナーの講師を務めて下さったブロガーのイケダハヤト氏も、ご自身のブログでこのイベントのことをご紹介下さっていました。イケダ氏は、社会起業家やソーシャルビジネスを応援したいという気持ちを強く持っておられる方で、ブログの読者も大変多いですから、書いて下さったことでイベントのPR効果はとても上がったのではないかと思います。(主催者ではないのに私が御礼を言うのも変なのですが)「ありがとうございました!」と声を大にして言いたいですね。
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