「プラステ(PLST)」がグランデュオ蒲田にもオープン
晩御飯の材料を買いに自宅から比較的近いところにあるグランデュオ蒲田に行ったら、
売り場のリニューアルが終わっていて、幾つかの新ブランドがオープンしていたんですが、
中でもひときわ目を惹いたのが、「プラステ(PLST)」の賑わいぶりです。
ラゾーナ川崎のショップも好調そうなので、既に商圏内にファンが存在するんだろうけど、それにしてもやけに多いな、と思ってよくよく見たら、
今日まではオープニング記念ということで、2点買うと10%引きになっていました。ナルホド、納得(笑)、でありましたが、
このブランドさん、全国的に、たぶん好調に推移しておられるんじゃないかと思います。
『VERY』『STORY』などの雑誌への露出も多く、アラフォーの団塊の世代をしっかりつかんでおられますね。
「プラステ」さん、先程発売元のリンク・セオリー・ジャパンさんのホームページで確認したところ、既に店舗数は55店舗になっていました。
ごく一部大丸東京店さんなど百貨店への出店もございますが、基本は準郊外、郊外のショッピングセンター(SC)内への出店となっています。
郊外型SCさんって、実は、大人がお洋服を買えるショップが少ないんですよね。(セレクトショップさんのディフュージョン業態が好きな方は別なんですが)。
「プラステ」は、インポートのブランドも一部ミックスされているんですが、オリジナルのカットソーやニット、シャツなどの中軽衣料が充実しており、
(すなわち、「ZARA」のトレンディなアイテムに合わせられる米の飯の部分が強い)、
インポートっぽい顔をしている割には安い!という特徴があります。
百貨店や都心型のセレクトショップでもお買い物なさっておられる方々から見ると、「これ、安いわね」という価格帯なんですよね。
セレクトショップの郊外型ディフュージョン業態のオリジナル商品が、カジュアル化しすぎてベタな企画になってしまっているのに比べると、
どの商品も、やせて見える、手足が長く見える工夫がなされていて、洗練されているなぁと感じます(この点は、「セオリー」の成功パターンと同じですよね)。
昨年11月に、店舗数を100店舗まで増やすという方針が発表されていましたが、十二分に成り立ちうる数字だと思います。
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大変すみません。周りの誰に言ってもわかってもらえないので、こちらに書かせて頂きました。WWD JAPANアプリを読んだら、編集長の山室さんの急死を知ってビックリしました
本当に残念、早いという言葉しか出ません
高松市の端っこの場所で、BSに移るまでファッション通信を見ていたあの頃
子供ながらに、本当にすごい番組だなと思っていました
私にファッションを教えてくれてありがとうございます。と、ご本人に伝えたいです
投稿: 豊水 | 2013年3月18日 (月) 20時28分
豊水さま、書き込みありがとうございました。
WWDジャパンの山室一幸編集長と私は、直接のお付き合いはございませんでしたが、私が勤めている会社とつながりのあるファッション業界の皆様の多くが山室様にお世話になっていたため、本日は訃報のご連絡を頂いたり、facebookのタイムライン上でも弔辞を沢山拝読致しました。
私にとっても、山室様の印象は、若い頃にテレビせとうちで毎週月曜日午後10時からオンエアされていた「ファッション通信」への憧憬と重なって参ります。あの番組は、私にとっても原点でした。
上京してからは、WWDジャパンさん主催のセミナーで山室氏の鋭いコメントを生で拝聴する機会に恵まれましたが、いつもスタイリッシュで、本当に、心から、善い物、美しい物、ファッションを愛しておられるのだなということが伝わって参りました。
あまりにも若すぎる死で、本当に悲しく、つらいですね。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
投稿: 両国さくら | 2013年3月19日 (火) 01時13分