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2013年4月30日 (火)

2013年4月上海レポートその2ーしまむらは中国でも伸びる可能性大!?

続いて、タクシーを飛ばして、南京東路よりも更に北の方にある

虹口区四川北路の申虹広場に向かいました。

このショッピングセンター(SC)の2Fに、現在上海及び中国にまだ3店舗しかない

饰梦乐(しまむら)さんのお店があるということを事前に調べていたからです。

市内の中心部からちょっと離れたところにある申虹広場には、

ポイントさんの「コレクトポイント」や、「オリーブデオリーブ」、デンマークのベストセラー社の「オンリー」や、日系の眼鏡ブランド「パリミキ」(眼鏡の三城)などが入っていましたが、

ビル全体はお客様も少なく閑散とした雰囲気で

「大丈夫なんだろうか?」と思ってしまうような感じだったんですが、

2Fの「饰梦乐」さんだけは違っていました。

500平米はあろうかというくらいの広さのショップに、

日本と同じようにメンズ、レディス、キッズにざぶとんやタオルのようなインテリア用品がいろいろ置かれていたんですが、

お客様が20名くらいは入っていたんですよね。

ご夫婦とか、女性2名(ご近所のおばさん同士)のような二人連れのお客様が結構多くて、

あれこれ話しながら商品を物色しておられます。
正直、都心の百貨店やSCで見かける方々よりはファッション感度は劣る(南京西路よりは南京東路っぽい)客層だけれども、

固定客になっているような雰囲気に感心いたしました。

その理由ですが、ぱっと見てすぐにわかったんですが、
何と言っても、お値段が、日本から進出した企業さんとは思えないくらいに

安いんですよ!!!

30元、50元、70元(1人民元=16円でかけ算してみて下さい)・・・さらには、19元とか9元、5元なんてものもあります。

しまむらさんの商品には、日本でも380円とか580円くらいのものが沢山存在しますから、見た感じ、その価格帯とほとんど変わらないように感じられました。

店内におられたショップスタッフの方に、中国語で、
「しまむらの価格をどう思いますか?高いと思いますか、安いと思いますか?」と尋ねたところ、

「可以(許せるレベルである)」という返答が返ってきました。

確かに、日本よりはまだ給与水準は安い国ではありますが、そこそこのお値段だけど、日本企画の、いい物が買える、宝探しが出来るような感覚のお店になっているように思いました。

店内には、求人募集の張り紙もなされていて、「二交代制、月給3,000元」と書いてありました。

「饰梦乐」さんの商品は、お店のショップスタッフさんの給与水準ならば十分購入できる、リアリティのあるものになっているんですよね。そこが、富裕層向けの商品を扱っている他の日系企業のブランドさんとは決定的に異なります。

今、中国の求人サイト「人才職業網」で調べてみたんですが、

現在上海のケンタッキーフライドチキンのスタッフ(調理助手兼任)の月給が1,500元。

外資系企業の社員ですと、10,000元(日本円で16万円)くらいの月給になっているということのようですが、

ショップスタッフとしての待遇は、あいまいな基準に基づくものではなく非常に明朗で、悪くはない水準、なおかつ、容姿は問われず、働き易い、のではないかという気がいたしました。

「饰梦乐」方式は、十二分に中国でも通用するように私は思いました。

成功のためには、日本同様のしっかりした物流センター&物流の仕組みの構築と、

まだどういう立地にどういう物件を出せばよいのか、という同社のビジネスにとって肝になる部分の見極めに至っていないような気がいたしましたので、

物件探しと契約を担う信頼出来る中国のパートナーor現地法人の幹部人材との出会いが、不可欠なのではないかという気がいたします。

写真1:申虹広場の看板。「饰梦乐」の文字が見える。
Imgp2285

写真2:申虹広場の入口。傘を入れる袋を女性の服務員が手渡ししていた。

Imgp2286

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