タイからの訪日観光客は本当に増えている
シンガポール、バンコク編に移る前に、アウトバウンド(海外販路開拓、輸出)についてではなく、インバウンド(訪日観光客)についてちょこっと書いておきます。
5月31日(金)付けの繊研新聞さんの記事「拡大するインバウンド需要 主役は東南アジア客」を読まれた方も多いと思います。
この記事には、「日本百貨店協会が発表した4月の免税売上高(調査店は44)は、統計開始以来最高の38億6000万円(前年同月比53.3%増)となった(中略)。国別では、欧米のほか東南アジア諸国からの富裕層が急増している」とあり、
日本政府観光局の推計による、4月の訪日外客数の国別ベスト10が掲載されております。
1位 韓国 20万4200人(伸び率33.7%)
2位 台湾 19万7900人(同42.5%)
3位 中国 10万200人(同マイナス33.0%)
というのは、近隣国であり、過去の実績からも想像がつきやすいと思いますが、もう少し下の方を見て行くと、
5位にタイが6万200人(同46.9%)、10位にインドネシア1万5500人(同61.3%)がランクインしています。
最近は百貨店さんにショップリサーチに行っても、東南アジア系の方が多いなということを感じていたんですが、
今回、成田→バンコク→シンガポール、シンガポール→バンコク→成田、という経路で飛行機に乗った際に、
行きのバンコク行きの便が満席、帰りの便に至っては、全日空とタイ航空の共同運行便1便が満席で、もう1便、ほぼ同じ時間帯に増便されており、その便も9割方埋まっているという状況でした。
そして、行きの便も帰りの便も、日本人とタイ人らしき方々がほぼ半数ずつ、
「こんなにも観光客が多いのか」ということに、非常にびっくりいたしました。
そして、トランジットのためにバンコク空港に降り立った瞬間に、
人の多さやお土産物売り場の活気を感じて、「この国は景気がいい!」ということを直感致しました。
実際、シンガポールとバンコクだと、バンコクのマーケットの方が面白いなと私は思ったんですが、具体的な様子については追々記すとして、
円安と、東南アジアの経済発展に伴うインバウンド需要、逃す手はありません。
せっかく日本に来て下さったお客様に喜んで商品を買って頂いたりサービスを体験して頂けるよう、しっかりと体制を整えたいものですね!
(写真は本論とはちょっと離れますが、タイのワット・チャイ寺院の、横たわる金色の大仏様です)。
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