ちょこっとだけマークイズみなとみらいを見て来ました
先週の日曜日、7月14日(日)の出来事を今頃に〜ということで申し訳ないのですが、
ちょこっとだけみなとみらい地区に今年6月21日にオープンしたばかりのマークイズみなとみらい(MARK IS みなとみらい)を見て来ました。
実は所用があり、知人が一緒だったので、ほんの30分〜40分程度、1Fと2Fしか見ていないんですが、
まず、市営地下鉄のみなとみらい駅の3番出口を出てから道なりに沿って進むと、
地下3Fの駐車場になっているフロアに出るんですが、
そちらにはエレベーターしか見当たらなくて、しかもそれがなかなか来ない上に混んでいたため1回見送り・・・という状態で、
少々いらつく感じがいたしました。
待っているお客様の中にはベビーカーを押している方も何人かいらっしゃって、泣き出す子どもさんもいました。
後でマークイズみなとみらいの公式ホームページを見ると、どうやらエレベーターの他にエスカレーターもあったようで、
出来れば、人を立たせるなり、張り紙をするなどして、別の経路への誘導が欲しかったなと思います。
1F2Fの中では、やはり目玉は「ロンハーマン」さんの新業態「RHCロンハーマン」。期末のオープンで、ファッションブランドの新商品が手薄な中、あれだけのサーフボードと生活雑貨のバリエーションを揃えて「海辺の生活」を想起させる世界観を表現しておられるのは、すごいことだなと思いました。
カフェのメニューにもものすごく惹かれたんですが、行列が出来ており、なおかつ時間がなかったので立ち寄れず、非常に残念でした。
新しい切り口で和雑貨を展開しておられる「中川政七商店」さんも1Fに入っておられましたが、品揃えが時を追うごとに充実してきているようで、今後が楽しみな業態だと思います。
それから、2Fでは「アクシーズファム」さんが、他とは差別化された商品企画と接客力の高さで光っていましたね。
その他の店舗さんに関してですが、やはり期末なので、ファッション関連のお店の中には、「ほんまに品薄やなぁ〜」と思えるところもあって、
やっぱり6月末というのはファッション主力のショッピングセンターさんのオープンにはちょっと向かない時期なんじゃないかという気がいたしました。
お客様の入りはとにかくよくて、特にベビーカーを押していたり、小さな子どもさんを連れた30代から40代前半のカップルが多いように思いました。
みなとみらい地区は、都心ではなくて、準郊外なんですよね。電車利用の方、足元商圏のマンションから徒歩や自転車という方もおられるとは思いますが、お車の方が多かったのではないかと思います。そう思うと、駐車場が900台というのは、少々少ないような気がいたします。近隣のランドマークプラザに1,400台、クイーンズパーキングに1,700台ございますが。
(ちなみに、船橋のららぽーとTOKYO-BAYは8,300台です。ららぽーと横浜は4,600台で平日無料を売りにしています。平日無料の効果は、かなり大きいんじゃないかという気が致しますね)。
マークイズみなとみらいの初年度売上目標250億円の達成が難しいんじゃないかという話がちらほら聞こえてきますが、ランドマークプラザの昨年度の売上高が199億円だったところを見ても、テナントさんのラインナップを見ても、そういう予想をされるのはわからないでもないなという気がいたします。
足元商圏の人口が多ければ、地下の食品売り場でも手堅い売り上げが上がってくるのでぐんと楽になると思うのですが。
とはいえ、今時の地方都市で200億円売れるショッピングセンターというのはそうそう存在しない訳で(広島駅ビルのアッセ(ASSE)でも189億円ですから)、
取れる売り上げに応じて、テナントさんとウィンアンドウィンになれる家賃設定、運用コストにしていけばよいのではないかという気が致します。
また、オープン景気の時期を過ぎたら、例えば近隣の横浜美術館や、横浜中華街との共同企画・共同販促を行うなど、モノだけでなくコトの魅力を創出・発信していくことで集客を強化する必要があるのではないかという風に感じました。
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