スタートトゥデイのスマホアプリ「ウェア(WEAR)」、年明けに韓国でサービス開始へ
12月12日(木)付けの日本ネット経済新聞さんの記事によると、
スタートトゥデイさんのスマホアプリ「ウェア(WEAR)」は、年明けからハングル版の韓国での展開を開始する予定だそうです。
詳しいことをお知りになりたい方、是非同紙をご購読頂きたいなと思いますが、
記事には、既に韓国の国内ブランド100社以上の参加が決定していることが記されています。
スタートトゥデイの前澤友作社長は、今年7月の「アジア通販サミット」の際に、まだ日本でもリリース前だった「ウェア」を韓国や中国にも広げたいという趣旨のご発言をなさっておられたらしいですが(月間ネット販売Onlineの記事をご覧下さい)、
早い展開でしたね。
スマートフォンアプリをグローバルに販売するというのは一般的ですが、「ウェア」の場合、単にユーザーがダウンロードして使ってくれればよいというサービスではなく、アパレル、ファッションブランドの参加がなければ成り立たない仕組みなので、事業化のハードルが高いんですよね。
韓国で早期に100社を集められたのは、日本での実績あってのことで、さすがだと思います。そして、ブランドを通常の起業家では簡単に集めることは出来ないと思いますので、これは競合他社に対する大きな参入障壁になります。
日本ネット経済新聞さんによると、韓国ではショールーミング化への反発はないとのことで、ネットリテラシーが高い同国での反応が楽しみですね。
さらに、スタートトゥデイさんは、欧米での展開に向けて、英語版の「ウェア」も発表されるとのこと。
欧米に関しては、韓国と異なり、既にブランドの塊を押さえている現地のネット通販企業などと組まなければブランドを取り込んでいく作業が大変なのではないかと思いますが、
どういう方法でローカライズを進められるのか、今後に注目したいと思います。
« アメリカのサイト「PAPERMAG」が選んだ、「知っておくべきTOP10のニットデザイナー」 | トップページ | あなどれないぞ、ニトリのクリスマスグッズ »
この記事へのコメントは終了しました。
« アメリカのサイト「PAPERMAG」が選んだ、「知っておくべきTOP10のニットデザイナー」 | トップページ | あなどれないぞ、ニトリのクリスマスグッズ »
コメント