2014年3月シンガポールレポートその3ーショップス・アット・マリーナベイサンズで頑張る中台のブランド
背中の痛みが、やっと治ってきたので、ホッとしています。
忘れないうちに、シンガポールのレポートを書き進めます。
前回ご紹介した、「ルイ・ヴィトンアイランドメゾン」の対岸にあるのが、
ショッピングセンター(SC)の「ショップス・アット・マリーナベイサンズ」です。
このSC内には、もちろん代表的なラグジュアリーブランドはほとんど揃っておりましたが、
価格帯が高めの子供服のセレクトショップやワンブランドショップ、
「ZARA」「ナインウエスト」「バナナリパブリック」など比較的買いやすい価格帯のブランドから、
水着の専門店、インテリアやアートの専門店からSPAまで、取扱いカテゴリーが多岐に亘っており、
なおかつ地下には台湾、中国から東南アジア、インドなどなど、各国の軽食やドリンクなどが安価な価格で楽しめるフードコートがあり(アジアのSCにフードコートは不可欠ですね。中華系の方は冷えた食べ物は好みません)、
なおかつスケートリンクもあって(北京の国貿という場所にもスケートリンクがあると以前このブログでもご紹介したことがあると思いますが、シンガポールは北京と違って寒さとは無縁の場所なので、尚更サプライズ感が強くてよかったです)、
家族みんなで楽しめるようになっています。
私がSCに行っていた金曜午後の時間帯、フードコートは午後3時過ぎなのに9割方埋まる程商売繁盛していましたが、
SCの中で皆様がお買い物をバンバンしていたかというと、
正直、「テンションは全然高くないな」という感じでした。
中国があまり景気がよくない、ということも影響しているのかもと思いましたし、
皆さん、この地には、物を買うために来ているのではなくて、のんびりされたいんだな、という感じをありありと受けました。
バカンスの時にまで、せかせかとあせって何かを買う必要なんて全くないですからね。
とはいうものの、夕方5時前に私がこのSCを出る頃になると、急激に人の数が増えていましたので(ホテルにチェックインした方が繰り出してきたのかもしれませんが)、このSCの一番の稼ぎ時は、たぶん夜の時間帯だったのだろうとは思います。
この「ショップス・アット・マリーナベイサンズ」の中には、自分が知る限りでは中国と台湾の有力ブランドさんがそれぞれ1ブランドずつ出店しておられました。
中国・深セン発の高級プレタブランドで、上海や北京にも有力商業施設に行くと必ず見かける「Marisfrolg」と、
台湾に50店舗以上ある「iROO」のレディスに特化した店舗です(台湾ではメンズも展開しておられますが)。
この場所への出店、条件面がどうだったのかわかりませんが(オーナーと何らかのコネクションなどもお持ちで、優遇されてのことなのかもしれませんが)、両ブランドさん共、自国では一定以上の成功者のポジションを得た上でのグローバルブランドへの挑戦だと思います。素晴らしいことだと思います。
残念ながら、ワンブランドショップで日本のブランドの姿は、見当たりませんでした、このSCでは。
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