コーディガンは、海外ではコーティガン(coatigan)だった!
ファッション業界って、汲めど尽くせど終わらないっていうか、
次々と新しい造語、新しいアイテムが開発されてくる業界であります。
「ガウチョパンツ」という言葉を初めて聞いたとき、アラフィフのオバさんは、
「キュロットスカートとどう違うの?」と反射的に思ってしまったんですが、
(実際のところ、あまり違わないと見てよいかと思います)、
「コーディガン」にも、感心させられました。
「コーディガン」は、その名の通り、まだ本格的に寒くなる少し前の時期、今時分から着用する、コートとカーディガンの中間アイテムのことを指します。
今日付けの繊研新聞さんには、そごう西武さんなどの百貨店で「コーディガン」を前面に打ち出しているという記事が掲載されていましたが、
さっきネットで調べてみて、ひとつ新たな発見を致しました。
「ガウチョパンツ」は、こちらのアメリカの百貨店Nordstromさんのサイトをご覧頂くとわかるように、海外でも「ガウチョパンツ」=gaucho pants、なんですが、
google.comで、「コーディガン」=coadigan、coodiganなどと検索してみても、全くヒットしませんでした。
まさか、これは完ぺきな日本発のアイテムなの???そんなことはないでしょう、と思って、
ひょっとしたら、coatiganかしらと思って検索してみたところ、
こちらの、英国発大手ECサイトASOSさんに掲載されている商品もその一例ですが、当たり、でした。
日本で「コーディガン」と呼ばれているアイテムは、海外では「コーティガン」だったんですね。
細かいことですが、英語的な発音だと確かにこの方がしっくりきます。勉強になりました。
「コーディガン」の例を見ても感じるんですが、元々布帛アイテムだったものが、伸縮性があって着やすく、お手入れも楽なニットやカットソーに置き換えられて商品化されヒットするというケースは、今後もちょくちょく出て来るのではないかという風に思っています。
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