アマゾン、ファミマでも「当日お急ぎ便」を開始
いやはや、ここに来てアマゾンジャパンさんの怒濤の攻めが一段と強まってきたように感じます↓↓↓
「当日お急ぎ便」自体は、以前からございましたが、コンビニでも受け取れるようになったのは初、ということです。
実際のところ、本当に忙しい人は自宅にいないことが多いと思うので、すきま時間にスマホで頼んでおいてその日の深夜にコンビニ受け取りが出来ると便利だろうなと思います。
ただ、「うちの近所にはファミマはない」、という方も多いと思いますが。(特に東京都内はセブンイレブンが圧倒的に多いですよね。私も自宅の近所にならファミマを見かけますが、会社の周囲を考えると両国駅前まで行かないとファミマにはたどりつけないです)。
「今日買って、今日届く」当日お急ぎ便は、通常税込み514円なんですが、プライム会員ならば何回頼もうが無料です。
ということで、今回もまたまた、リピート需要が見込める層を優良会員化へ、有料会員化へと誘い込むアマゾンのいつものやり方、なんですね。
一方、ライバルの楽天市場は、「今日買って、明日届く」あす楽というサービスを実施しており、
41,659店(2015年6月時点)中19,701店(2015年10月5日時点)と、半数近くの出店者の方々が頑張ってあす楽に取り組んでおられますし、
あす楽の利用料は無料なんですが、
速配競争になると、やはり、自社物流センターを有するアマゾンが、圧倒的に有利だなという風に思います。
このニュースについてですが、もう1つ違う切り口から解説したいと思います。
「コンビニなどへの配達」という点について、
アマゾンは、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、ヤマト運輸営業所での店頭受け取りが可能です。
また、楽天市場も、今年7月7日に、ヤマト運輸と提携し、ローソン、ファミリーマート、サークルK、サンクス、ヤマト運輸営業所での店頭受け取りを開始すると発表しました(コンビニについては、すでに楽天市場のHPに、しっかりと掲載されています)。
ところが、この両社とも、日本最大のコンビ二チェーン、セブンイレブンでの店頭受け取りは行っていません。なので、せっかく当日配達してもらっても、ちょっと、というか、かなり不便なんですが。
その理由は何故なのか。これは私の想像ですが、セブンアンドアイグループのセブンネットショッピングを拡大するため、グループにとって最大の武器となるセブンイレブンという拠点は、絶対に外部には開放しない、ということなのではないかという気がいたします。
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