ベーシックな商品の品揃えが意外とないのがセレクトショップ
ここ最近、ずっと、無名なブランドでも良いので、上質なレザーで出来ておりなおかつそこまで高くない価格の、レディスのブリーフケースを探しているんですが、
セレクトショップ系では、リアル店舗の店頭だけでなく、ネットショップにすら見当たらない状態です。
さすがに、某百貨店さんは、オリジナルブランドできちんとビジネスユース対応のブリーフケースは発売しておられましたが、こちらか、「ケイト・スペード」当たりで買うしかないのかな、と思いつつ、
暇を見て検索をかけております。
似たようなことがもう1つあって、
先日、ベルトが1本壊れてしまったので、
急遽買い求めなければならない状態になり、
セレクトショップさんがズラリと勢揃いしている某駅ビルに行ったのですが、
8店舗ほど見て回っても、あるのは今トレンドになっている細幅のベルトばかりで、
私が探していた3センチ〜3.5センチ幅のこげ茶もしくは黒色のレザーベルトは全く持って在庫されていませんでした。
このときは、行く道中で「ここにはたぶんあるのではないか」と思われるショップのECサイトを先にスマホで検索して、商品に当たりをつけていたんですが、
このショップのサイトには残念ながら実店舗のリアルタイム在庫の表示機能はなかったので、
2型ほどの私が欲しかった商品は、実際にお店に行くと両方とも置いてありませんでした。
やっと9店舗目で、2型、条件に合うベーシックなタイプのベルトに巡り会えたので、無事購入と相成りました。
メンズではこのようなことはないと思うんですが、レディスのセレクトショップさんって、ベーシックな商品の品揃えが意外と悪かったりします。
革製品に関していうと、ラグジュアリーブランドの方が、常に一定の型数はスタンダードなデザインも押さえてあって、安心感があるな、という感じだったりします。
ジュエリーに関しても、同様ですよね。セレクトショップさんは、トレンド重視。ラグジュアリーブランドの場合は、ブランドのアイコンが強調されていたりすることでの安心感があります。貴金属系のハイブランドについても、そのブランドの定番的デザインは常に置かれていますし、高額品なので、好き嫌いが分かれるような個性的なデザインのものだけでなく、奇をてらわない普遍的な美を感じさせるフォルムのものもきちんと品揃えされています。
日本の場合、セレクトショップの大手は、レディスのショップは先にメンズがあってメンズから派生した業態で、90年代の終わり頃は例えば「ユナイテッドアローズ」さんあたりのレディスもトラッド色が強くレディスの大手アパレル系ブランドと比較すると硬さを感じる品揃えだったように感じていました。
それが、いつの間にか、トラッドを離れ、どのショップもどんどんトレンド性が強くなってきたように思いますが、
こんなに世の中に沢山のセレクトショップが溢れ返る時代になっているので、
逆に、幾つかは、ベーシックとか、ビジネスユースを意識した品揃えのショップもあっても良いのではないかという気がいたしますね。
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