米国ギャップ社、日本の「オールドネイビー」全店を閉店、北米と中国に資源を集中
米国GAP社の世界的なリストラの一環で、日本の「オールドネイビー(OLD NAVY)」が全店閉鎖になるそうです。
最初、ニューズウィーク日本版さんのこの記事の最初の段落を読んだ段階で、
「あれっ、中国はどうなるんだろう?」と一瞬思ったんですが、
中国はむしろこれからもっと力を入れて行く市場になる、ということのようで、納得しました。
(自分へのメモ書きとして。こちらはfashionsnap.com さんの記事)。
先月上海に行ったときに、「オールドネイビー」の静安寺の大型路面店を見ましたが、日本と違ってよく売れていましたので(特にレディスが)。
向こうでは、「アメリカ発のかっこいいブランド」=海外ブランドの割に安い!というポジションがちゃんと取れているみたいだったんですよね。
日本については、「GAP」と「バナナリパブリック」は継続、ということですが、
「オールドネイビー」は日本のお客様の目から見ると、価格の割にクオリティーが良くないということと、
特にレディスはトレンドがプチプラフェミニンに触れているので(そのトレンドを創出しリードしているのは競合の「ジーユー」です)アメカジ基調の「オールドネイビー」とはかなり乖離があったので、
撤退は止むなしかな、という気がしています。
気になるのは、「オールドネイビー」さんの売り場は面積が非常に広いので、撤退の跡を埋めるのがどの商業施設さんも大変なんじゃないかと。
各売り場での、「ポスト・オールドネイビー」がどんなテナントさんになるのか、注目したいと思います。
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