新富裕層多くポテンシャルありーーバーニーズニューヨーク六本木店オープン
先週の金曜日、9月16日の夜、オープンホヤホヤのバーニーズニューヨーク六本木店に行って参りました。
バーニーズニューヨークさんに関しては、東洋経済オンラインさんがこちらの記事で、
「セブン&アイさんの百貨店事業との相乗効果が見られない」とおっしゃっておられるのも至極最もだと思いますし、
個人的には前々から、路面に固執せず、競合のエストネーションさんの「エストネーションビス」のように、駅ビルへの進出を図った方がよいのでは?と思っているのですが、
その点は置いておいて、六本木店だけを見ると、そこそこポテンシャルはあるのではないかという気がいたしました。
このお店、路面店ですが、六本木ミッドタウンの「イセタンサローネ」の真向かいにあります。その少し先に、「リステア」「221リステア」があり、お買い物のはしごをするには非常に便利な立地です。
16日の夜も、ファッション感度も所得も高そうな方々がお見えになっていたので、元々六本木界隈に住んでいたり勤めておられるこういう客層を獲得すれば、充分勝算はあると見てご出店されたのだと思います。
ショップは、1Fがレディス、2Fがメンズ。ネットニュースにも書かれていましたが、レディスのバッグ、ジュエリー、時計でラグジュアリーブランドのヴィンテージ品をかなり沢山置いておられましたが、
バッグの「エルメス」「シャネル」を筆頭に、非常にコンディションが良く、厳選された品揃えになっていることに感心しました。
これらのブランドは新品でも入手しにくいので、インバウンド客、若いお客様、水商売をやっておられる方などではっきりそれとわかる「ブランド物」が好きな方などに手堅く売れていくのではないかという気がしました。
また、レディス、メンズとも、オープニングに合わせた人気ブランドと工場とのコラボ企画をやっておられるのも面白いなと思いました。
固定客を作っていくことが重要なスペシャリティストアですが、バーニーズさんには元々接客力の高いショップスタッフさんが揃っておられるのが強みだという気が致します。
レディスでは「ハリカエ」「INNH」、メンズはイタリアンブランド中心にドメスティックでは「カラー」「サカイ」など手堅いところが押さえられていましたが佐藤繊維さんの「991」のニットに注目したいですね。
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