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2016年9月26日 (月)

スズキタカユキ氏出演のTV番組「情熱大陸」を見て

過去の人生で二度、デザイナーのスズキタカユキ氏とニアミスしたことがあります。

一度目は、2000年代の前半、表参道で開かれていた合同展会場で。

その展示会にどういう経緯でそのころはまだファッション業界内にあまり人のつながりを持っていなかった私が呼んで頂けたのかは忘れてしまったのですが、人気、実力共に高いブランドさんばかりが集められていて、非常に緊張しながら入場した記憶があります。

その中で忘れ難いほどのエネルギー、クリエーションの独自性を感じたのが、アクセサリーブランドの「ヨシコクリエーション」と、「スズキタカユキ」でした。

ナチュラル系がブームになるよりも随分前に登場していた鈴木氏の服は、単に天然素材を用いて着易いシルエット=イージークロージングに仕立て上げた前者の多くの商品とは異なり、

染め、汚し、ディテールへのこだわりが随所に施された繊細で技巧的なドレスで、「儚い」という言葉がぴったりの美しい服でした。

ファンの方々がスズキ氏の服を渇望する気持ちが、展示された商品の数々を見て、非常によくわかるなと思ったのを覚えています。

二度目は、2012年11月、PR01.さんが初めて台湾の台北でroomsLINK TAIPEIを開催された際の、ファッションショー/ライブペインティングです。

この時は、ご本人自らが筆を持ち、モデルさんが着用した白いドレスに墨で柄を描いておられました。

定められた時間がたぶん満了してしまったのであろうという時になっても、納得がいくまで何度も何度も服の上に墨絵を描き続けるスズキ氏。納得がいくまで時間をかけ、手を動かし、創作に打ち込んでおられる姿に圧倒されました。

先程、TBS系列のTV番組「情熱大陸」で、スズキタカユキ氏の最近の仕事ぶりや、インドネシア進出の様子を拝見し、

知恵を絞り、手をかけ、とことん良い服を作る、という姿勢が、

今も全く変わっておられないことに、非常に感銘を受けました。

仕事へのオファーを、前向きに受諾され、期待されている以上の結果を出しておられることも、

周りから「またスズキさんにお願いしたい」と思ってもらえる理由なのではないかと思います。

ウエディングドレスの仕事と、インドネシアの仕事に共通しているなと思ったのは、自分の美意識、表現したいことを一方的に相手に押し付けるのではなく、

相手の求めておられるものとの落としどころを探り、満足してもらえる商品を作っておられるところです。

良い番組でした。スズキタカユキさんの、ますますのご活躍を、心よりお祈りしています。

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