2009年11月16日 (月)

異なる市場、だがポテンシャルの高い市場に向けたB2B展示会ーリネアペッレアジアー

皆さん、お待たせ致しました。今夜から少しずつ、広州と香港のレポートを掲載して行きます。

まずは、皮革見本市「リネアペッレアジア」のご報告から始めて参りますね。

「リネアペッレ」は、レザー、服飾雑貨関連のお仕事をなさっておられる方は私なんかより余程よくご存知だと思いますが、イタリアのボローニャで開催されている世界最大級なおかつ世界で最も影響力があると目されているレザーの展示会です。

この、アジア版というか、中国版が、「リネアペッレアジア」です。

同展示会の公式サイトによると、2003年の開始で、今回が7回目。ということは、年2回の開催ではなく、年1回開催のペースということになりますね。

開催されている場所は、広州の「Guangzhou New Exhibition Center」です。バッグとか靴とか革小物などの産地は、他の地域にももちろんございますが、特に中国の南の方に社数が集中しているようですので、上海や北京ではなく広州での開催になっているのは、来場者の利便性を考えてのことだと思います。

公式ホームページによると、2008年の出展者数は115社になっておりました。今回渡されたパンフレットを数えてみると、153社に増えておりました。

3,4年前のテキスタイルの総合見本市「インターテキスタイルアジア」と比較すると、大きな見本市か以上のたった1つの建物しか使用していない「リネアペッレアジア」は、半日もあれば十二分にチェックできてしまうこじんまりした展示会に思えてしまうかもしれませんが、アパレルと服飾雑貨の市場は規模が違いますので。こちらの展示会も、インテキ同様、年々勢いを増しつつあるのだろうと推察出来ました。

出展者の一覧表をざっと見たところでは、イタリアが一番多く、続くフランスと2国合わせて全体の約7割と言ったところで、ドイツが5社、トルコ、韓国、香港、台湾、シンガポール、中国が各1社など。日本からの出展はゼロです。基本的には、「ヨーロッパ、特にイタリアから中国市場に売り込みたい企業のための展示会」であるようです。

この展示会の非常に残念な点、というか、恐らく主催者が意図的にそうしておられるのだろうと推察されることなんですが、トレンドコーナーが設けられておらず、パネルにボローニャで発表された3つのテーマとカラーレンジがプリントされていただけでした。

グルーピングされた革スワッチやパーツ類の展示は全くなく、トレンドブックも販売されておりませんでしたので、ボローニャに足を運ぶのを休止してこちらに切り替える、ということは、現時点では無理、ここでは例えばヨーロッパのラグジュアリーブランド向けに発信されているグローバルなトレンドと同等のレベルの情報を収集することは出来ない、という状態です。

また、各社のブースに並んでいる革のサンプルも、明らかに中国市場向き、中国人の好みを反映しているのではないかと思えるセレクションになっていました。

これは、ある意味では非常に正しい、いいことなんだろうと思います。どのブースにも、海外の企業と組んでいる中国国内のエージェントもしくは海外企業の中国支店のスタッフ=中国人の方々が陣取っておられましたが、イタリア発信の情報を鵜呑みにするのではなく、ちゃんと自国の市場に合うサンプルを選んでいる、場合によっては意匠を企画しているということですので。

日本人の目から見て、「かっこいい」と思えるものが必ずしも中国で売れるとは限らないですので。

私は年に1度のペースでしか上海に行っておりませんので、もっともっと頻繁に中国に行っておられる方ならば余計にそう思われると思いますが、店頭と人間を観察していると、本当にそれを実感致します。

今回の展示会に来場しておられる方を見ていても、日本とは相当に差があって、来場者の皆様は恐らくバッグや革小物、靴などの工場でOEMやオリジナルを製造もしくは企画製造販売なさっておられる方々だと思うんですが、

「ルイ・ヴィトン」や「グッチ」など、バッグもしくはバッグと靴だけすごくいいものを身につけておられるのにそれとお洋服のバランスが明らかにちぐはぐ(洋服は安い物)という方がかなり多く、恐らく、革製品は自社で作っているもので、バッグも靴も両方が感度の良い商品になっている方は自社では作っていないどちらか片方はそれなりに気を使って選んでおられるのでしょうが、洋服にまではまだ気が回らない(もしくはお金のゆとりもない)という状態なのかなと思いました。

それと、長いスカーフを巻くのが流行っておられるみたいで、広州は寒くもないのに結構沢山の女性の方が首から長くたらしておられたんですが、ブルーのスカーフの方が多くて、そのブルーの色が、日本人の私の目から見ると、「あのブルー、なんか色が悪い。もうちょっとましな色をつければいいのに」と思える色なんですが、あまりにも多くの方が同じ色相のブルーだったので、

「あの色は、中国の人の目には、『このブルー、なんかぐっとくるわね』という感じなのかも」という仮説を立てざるを得ないような感じでして、

そういう違いが、今後、欧州のラグジュアリーブランドの「布教」活動によってグローバルな美意識に収斂されていくのか、それともローカルな好みのまま維持されていくのかは、ちょっとわからないなと。

ただ、答えは多分、中国のエンドユーザー=消費者、生活者の中にしかないんだろうと思います。「今」売れるのは、今のお客様がいいと思う商品で、そこに照準を合わせている出展者の皆様の行動は、正しいんですよ。

この展示会は、そういう視点でウォッチするならば、非常にエキサイティングで面白い内容になっていると私は思いました。

2箇所ほど、私の心に残ったブースをご紹介させて頂きます。

2小間のブースが常に大勢のお客様で賑わいを見せていた、COLOMER MUNMANY社。スタッフの方のお話だと、こちらの企業さんはスペインの企業さんとの合弁会社なのだとか。「スペインでは『プラダ』にレザーを販売しております」とおっしゃっておられました。

商品のグルーピングのうまさと、説明の丁寧さが、お客様を惹き付けておられるようでした。

もう1社は、社名は伏せさせて頂きますが、中国の企業さんで、入り口で厳しく入場制限を行っておられました。

無理矢理頼み込んで中に入れて頂いたところ・・・。

展示しておられるのは、全て合成皮革。名刺交換させて頂いたところ、裏面に「the expert of copy leather」の文字が。

営業の方は、「そうなんですよ。当社はコピーメーカーなんです」と英語で語り、自嘲的に笑っておられました。イタリアのトレンドを見ながら、それを合成皮革の企画に落とし込んでおられるそうです。

他にも、靴のヒールや、革ひもなど、パーツを扱っている企業や、革用の刺繍加工、パンチング、カッティング機械のメーカー(機械の現物は持ってこられてはいませんでしたが)、業界紙誌のブースなどもあって、興味深く拝見致しました。

この展示会は、交通の利便性の高い場所で開催しておられるので、日本から来て半日で見てその日のうちに他の都市へ移動ということが可能ですから、絶対に今後も見る、とは今の時点では決めておりませんが、今後はもっとスケジュールをタイトに詰めて他の予定の間に組み込んで拝見させて頂くようにするかもしれません。

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2009年11月 7日 (土)

雑誌『日経ビジネス』の表紙を見て、「ミキオサカベ(Mikio Sakabe)」の2010SS東コレを思い出した!

雑誌『日経ビジネス』の、今週発売の号(メインの特集が「ドル最終章」)の表紙↓↓↓を見て、

びっくり致しました!

http://ec.nikkeibp.co.jp/item/magazine/NB.html

この、十字架が沢山並んだ墓場の光景が、

先日、「ミキオサカベ(Mikio Sakabe)」の2010年春夏シーズン向け東京コレクションの中で登場した、黒のロングTシャツのプリントに非常に良く似ていたからです。
(Japan Fashion Week in Tokyoの公式サイトに、写真がアップされておりますので、ブランド名をクリックしてご覧下さい↓↓↓)

http://www.jfw.jp/jp/report/collection.html

ひょっとしたら、日経ビジネスの表紙をご担当なさっておられるグラフィックデザイナーの方が、ショーをご覧になっておられたのでは? と思うくらいの近似性ですよね。

デザイナーの坂部三樹郎さんとシュエ・ジェンファンさんがまさに、時代の気分(破滅と再生)を先取りしておられたんだな、ということを証明するかのような出来事だったように思います。

ちなみに、音楽に疎い私は、ショーの当日には気づかなかったんですが、「ミキオサカベ」が今回のコレクションの構想を練る際にインスパイアされたのは、90年代に一世を風靡したバンド「メタリカ(Metallica)」らしいです。

このポスター、です↓↓↓

http://www.art.com/products/p10287724-sa-i861274/metallica-master-of-puppets.htm

今風のヒップホップやエレクトリカル系の音楽と違ってリズムやコード進行は単調かもしれないんですが、今でも聞いていると、お腹の底から元気が湧いてくるような音楽ですよね(ちょっと、音楽に対する論評、ボキャブラリーが乏しくてすみません〜が、皆様も是非聞いてみてください)。

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2009年11月 5日 (木)

<11/25>セミナー「ショッピングセンターの今」【東京・両国】を開きます

月中過ぎたころにこのブログでもちょこっとご紹介しようかなと思っていたんですが、

今日の夕刻で、もう残席が18席ほどになってしまったので、急いでアップさせて頂きますね。

(株)ブレーンアンドパートナー代表取締役、商業施設プロデューサー・和田剛講師によるセミナー「ショッピングセンターの今」を、11月25日(水)午後6時半より、東京・両国の都立産業技術研究センター墨田支所実習室にて開催致します(注:会場は産技研さんですが、主催は国際ファッションセンター株式会社です)。

ファッションビルや、郊外型ショッピングセンター、アウトレットなどの売り上げ動向やデベロッパーさんの動きについては、

直接そういった商業施設にご出店なさっておられないとなかなか耳に入ってこないと思うんですが、

今回の企画は、そういう商業施設のテナントさんのセレクトショップに商品を卸しておられるクリエーターさんや小規模アパレル・服飾雑貨卸の皆様、更には、SPA企業やセレクト型SPAのOEMをなさっておられる工場の方々、ネット通販やケータイ通販で急速に力をつけてきておられる皆様など、実店舗の直営店の出店には「ちょっと距離があるかな」と思っておられる方にこそ、むしろ聞いて頂きたいなと思っております。

視野を広げて頂きたいということと、やり方によっては、出店も夢ではないということを知って頂くためです。

今回のセミナー、和田講師の実績と知名度もあって、日頃KFCのセミナーにはあまりお見えになられない大手企業の方から続々とお申し込みを頂いておりますが、

中小個性派、ネット&ケータイ通販の実力派の皆様方も是非是非! 11月25日(水)の夜、東京・両国でお待ちしております。


☆☆☆国際ファッションセンター(株)主催セミナー「ショッピングセンターの今」☆☆☆

◆とき:2009年11月25日(水)午後6時半〜8時半(午後6時開場)

◆ところ:(地独)東京都立産業技術研究センター実習室
(住所=墨田区横網1-6-1-12F、国際ファッションセンタービル12F)

◆講師:和田剛氏(株式会社ブレーンアンドパートナー代表取締役 商業施設プロデューサー)

◆受講料:1,500円

◆定員:70名

◎◎ 内容 ◎◎

1.ショッピングセンター(SC)の状況…SCの進化と競合の激化、アウトレットの躍進。
2.注目すべきSCとテナント…要チェックSCを売上高と共に紹介。デベロッパーがラブコールを送るブランド。
3.SCに出店するには?…現在は居抜き出店のチャンス!これから続出するリニューアル物件にも注目を。

詳しくは、下記URLをご覧下さい↓↓↓
http://kfc-fashion.jp/archives/2009/10/post_75.html

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2009年10月30日 (金)

大原孫三郎氏シンポ@大阪歴史博物館(11月3日開催)

ちょっと前に日本繊維新聞さんで見ていて、

関西在住だったら、祝日の開催だし絶対行くのにな、と思ったシンポジウムをご紹介させて頂きます。

倉敷紡績(現在のクラボウ&クラレ)の第2代社長・大原孫三郎氏が開設した大原社会問題研究所の90周年記念シンポジウムが、大阪歴史博物館さんで11月3日(火)に開かれるそうです。

「大原孫三郎がミュージアム、図書館、そして大阪に残したもの」ー大阪歴史博物館

クラボウさんクラレさんは、私の故郷・岡山と非常にゆかりの深い企業さんです。大原孫三郎氏は、戦前の、まだ日本社会が十分に経済発展しておらず政治や文化も成熟していなかった時期に、狭義の経営のみならず、社会・労働問題や医療、文化、芸術など、多様な領域において広い視野を持ち先見性の高い業績を沢山残しておられるところが、傑出していると言えるのではないでしょうか。

城山三郎著『わしの眼は十年先が見える』、随分前に読んで、もちろん東京にも持って来ている本ですが、こちらもおすすめです。


わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯 (新潮文庫)Bookわしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯 (新潮文庫)


著者:城山 三郎

販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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2009年10月29日 (木)

合同展の出展ブランドの皆様、市場の価格とトレンドを「知って」おられますか?

先月から、沢山の合同展示会や、一部個展を回って、個人デザイナーの方々や小規模ブランドさんの商品を見せて頂いております。

中には、「両国のものづくり企業さんと取り引きしたい」という有難いお話もあったりして、こういう厳しいご時世に感謝・感謝です。

そういう方々の展示内容も、びっくりするほど完成度が高いものから、非常に失礼ながらまだまだ修行が必要でいらっしゃるのでは、というものまであって、

ここから先は前者の方々に語るのはおこがましいので、自分はまだ若葉マークだと思われる方だけお読み頂きたいんですが・・・。

まず、小ロット生産の見込みしか立たないクリエーターさんのブランドが、大手さんのMDブランドより割高になるのは仕方がないと思うんですが、

世の中で、自分の商品を置いてもらいたいと思っているショップの、特定の棚(ラック)の既存の商品(いわゆる、お友達ブランド、コンペチターですよね)の価格帯がいくらくらいなのかを、調べておられますでしょうか?

インポートの著名デザイナーさんのブランドよりも高いスーツを平気で展示しておられるような方は、まずはそこからリサーチされるべきだと思います。

「私は忙しいから売り場に行けない」・・・そういうお声をよく耳にするんですが、最近はネットでも調べられますんで。例えば、ゾゾリゾートさんのサイト内検索、「価格帯で探す」という機能なんかをうまく使えば、あっという間にリサーチは出来てしまいますので。

それを知った上で、止むを得ずとか、あるいは戦略的に(私は業務委託の仕事を取るのが裏の目的なので、オリジナルは高めにしても完成度を上げる戦略を取る)高いお値段にしているのか、それとも、あいまいな意識しか持っていないのか、前者か後者かでは、実際の商談で、例えば素材や工場を変えてもっと価格を落として、などといった話になってきたときに、対応が全く違ってくると思うのです。

それともう1点、デザイナーさんなのに、色、テキスタイルとかレザー、そしてコレクションのトレンドをあまりご存知ないように思える方がいて、それにもびっくりさせられることがあります。

「私はトレンドは意識していません。私の感性で企画しています」・・・一見、聞こえはいいんですが、ストリート発の新しい芽に敏感なファストファッションやマルキュー系と違って、よりどころになる情報を何も持たない→お客様の支持を得にくいひとりよがりな個性の発露になってしまっていませんでしょうか?

2年前にグローバルに決定されていくカラーのトレンド以下、テキスタイルやレザーのトレンドにしても、東京は別としてミラノ、NY、パリなどで発信されるコレクショントレンドにしても、社会や経済、文化の動きを睨みながら、その道のオーソリティーが、今の時代にマッチすると思われるテーマを選んでおられます。

それは、大概において、大枠でお客様の気分にも近いものになっているように思いますし、

それ以上に、テキスタイルメーカー、コンバーターさんや革問屋が、そのトレンドに合わせて企画しておられますので、

ファッションデザイナーの方もそこからあまりはずれないところに照準を合わせられた方が、素材選びがやりやすい筈なのです。

また、バイヤーさんも、もちろんそのトレンドを把握した上で、店のディレクションを作成しどういうテーマのどういうアイテムをどれくらい買い付けてくるか、という商品計画を立案されると思うのです。

それを知った上で、また、トレンドの話を自分より川上や川下に存在する仕入れ先、売り先の方から振られた時にもひととおり自分なりの考えは受け答え出来る、それくらいの常識は踏まえた上で、

敢えて「私はそれとは違う道を行きます」というのなら、説得力があると思いますが、

プロとして必要な最低限の知識も入手せず、作り手目線しか持たない商品を並べて、「これが私の個性です」というのは、こういうもの余り、不況の厳しい時代には、やはり通用しにくいのではないかという気が致します。

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2009年10月22日 (木)

合同展示会「アクト21(Act21)」、本日22日(木)までの開催です

昨日21日(水)より、墨田区内の製造メーカー9社による合同展示会「アクト21(Act21)」が始まっております。

お陰様で、昨日の来場者数は、前回、前々回を上回る実績となっております。

今回はJFWと日程が重なっておりますが、会場の国際ファッションセンター(株)【東京・両国】は、JFW関連のファッションショー、展示会が数多く開かれている六本木から、都営大江戸線で22分の距離です。

さらに、都営大江戸線両国駅A1出口より、国際ファッションセンタービルは直結しておりますので、

万一天候に恵まれなかった場合も、傘をささずに弊社展示会場にいらして頂くことが可能です。

ファッション業界の皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げております。

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2009年10月21日 (水)

合同展示会「Act21」(東京・両国)は、21日(水)、22日(木)の開催です

時計の針が12時を回りましたので、昨日ということになりますが、昨日の20日(火)は、展示会4件をはしごし、事務仕事を一切しなかったせいか、久々に体調が非常に良くなりました(^^)

最近あちこちが痛かったのは、運動量が減ってあまり体を動かしていなかったので、体がなまっていたのかも、とすら、思えたのであります。

ということで、上司達が一生懸命準備して参りましたうちの会社主催の展示会にも、今日と明日、万全の体調で臨めそうです(^^)/

昨日、おとといと、何名かの知人の方に、「両国さんAct21は木、金だよね」と言われましたので、誤解がないように念のため書いておきますが、

いつも確かに木、金のパターンが多かったんですが、

国際ファッションセンター(株)主催の合同展示会「Act21」、今回は、10月21日(水)、22日(木)の2日間です。

「Act21 11th」ー国際ファッションセンター(株)・産業支援ホームページ

皆様お間違えのないように、お早めのお越しをお待ちしておりますね。

このブログをご愛読下さっている皆様、ご案内状がなくても、アパレルや商社、企画会社の皆様、小売業のバイヤー、プレスの皆様は、どなた様でもご覧頂けます。

今回初めて、カットソーメーカー以外に、参考出展として、アクセサリーメーカー1社、ファッションバッグメーカー1社が加わっております。展示会場も、ビル3Fの広い場所を使っておりますので、いつもよりゆったりとご覧頂けると思います。

業界関係者の皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げておりますm(__)m

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2009年10月17日 (土)

成約率の高い合同展示会「ジャーニー(JOURNEY)」

昨日の「マニコレトウキョウ」さんに続いて、

今日(というか、深夜0時を回りましたので、もう正確には昨日ですが)は、恵比寿のイーストギャラリーで開催されていたメンズの合同展示会「ジャーニー(JOURNEY)」さんにお邪魔して参りました。

いよいよ、「ジャーニー」の主催者・仲さんもブログを始められたようで、

◆JOURNEY-TOKYOのブログ

もう私のような者がおこがましくもあれこれこちらでコメントさせて頂く必要もないだろうと思うんですが、

仲さんご自身が非常に正直に書いておられるように、こちらの展示会の場合は、メンズに特化しているということもあって、「来場者は減っている、しかし、成約率が高い」というのが特徴だと思います。

こちらで具体的な実例をご紹介できないのが非常に残念なのですが、Aブランドが○○に決まったとか、Bブランドが△△にウン百点商品を納めたとか、こういうご時世にも関わらず、いいお話を沢山お伺いすることが出来ました。

というのも、やはり、出展者の皆様のレベルが非常に高いからなんですよね。セレクトショップさんが好きそうなトラッドがベースになっているタイプのブランドさんが多いんですが、今回はちょっと違う切り口の非常に高感度なニューフェイスにもお目にかかることが出来て、非常に感動致しました。

そうそう、話は戻りますが、前回の「ジャーニー」さんでノベルティーとして配布されたレザーのブレスレット、私はちょくちょく愛用させて頂いていたんですが、業界の皆様に、「両国さん、それ、どこで買ったの?」とものすごく質問されるので、「違うんですよ、『ジャーニー』さんで頂いたんですよ」といつもお答えしていたんですよ、という話を仲さんにさせて頂いたんですが、

そのブランドさんも、めでたく、某人気百貨店様とのお取り引きが始まっておられるのだとか(^^) 本当に良かったです。

「ジャーニー」さんに関しては、まだ発表出来ないニュースもいろいろあるようなんですが、1つだけ掲載の許可を頂きましたことをこの場でご紹介させて頂きます。

今年の秋、初めて福岡の大名で、メンズと、一部レディスも含めた展示会を開催されるそうです。日程は、11月10日(火)、11日(水)、12日(木)の3日間。レディスでは、うちの会社のセミナーでも今年講師を務めて頂きました村松啓市デザイナーのブランド「エバーラスティングスプラウト(everlastingsprout)」さんも参加されるのだとか。

東京まで出るのは大変だけど、大名なら・・・という方、是非足を運んでみてくださいね。

会場では、カジュアル合同展示会「フロンティア」の吉岡代表にも久々にお会いすることが出来ました。吉岡さんのところは、今秋から「ギフトショー」の中に、1つのコーディネートゾーンとして参画なさっておられるんですが、極めて来場者数が多い展示会なだけに、やはり、想像以上に好調な結果に終わったのだとか。現在、まだ次回2月展の募集が始まっていないのにも関わらず、申し込みがかなり来ているそうです。

こうやって、展示会の主催者や出展者の皆様のお話をいろいろと伺っていると、「不景気だから」とか「最近は高いものは売れないから」などとぼやかず、知恵を巡らしアクションを起こしていけば、チャンスの芽をつかむことは出来るんだと感じます。うちの会社も来週展示会を控えているんですが、「頑張らねば」と思いました。

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2009年10月15日 (木)

「カヤノマディック(Kaya Nomadic)」@合同展示会「マニコレ」

再び左腕のひじ痛が振り返し、電車のつり革を握るのも辛いなと思いながら、JR原宿駅へ。ベルサール原宿で開かれている合同展示会「マニコレ・トウキョウ」さんに行って参りました。

今シーズンは、マニコレさんは既に一度、9月のギフトショーにも参画していらっしゃるんですよね。その時は本当に最終日の最後の30分くらいしか時間がなくて、一通りぐるりと回っただけで終わってしまったんですが、おぼろげに記憶している参加ブランドさんの中には、今日はお姿が見えない方々がおられるようでした。

逆に、ギフトショーには出ておられなくて今回のみ、という方もいらっしゃったようであります。

マニコレさんは、当初からアクセサリー関連に強い展示会でしたが、今日拝見した印象でも、やはりそれは変わっていないようでした。帽子も、「ピーチブルーム」さんを筆頭に、出展者数が増えて来ているようです。

価格帯がそんなに高くない商品も多く、ハンドクラフト的な味わいのある品揃えと、出展者と来場者がゆっくりコミュニケーションが取れるアットホームな雰囲気があって、「B2Bの手作り市」とまで言ってしまうと語弊があると思いますが、地方の個人専門店さんにとっては掘り出し物が見つかる可能性が高いように思います。

出展料がそんなに高くないので、最近は他の展示会ではめっきり少なくなった若いクリエーターの登竜門的な存在になっているようですね。

入り口に近いところに、昨年の秋にはroomsでお姿を拝見した、フレームアートの「カヤノマディック(Kaya Nomadic)」の茅切剛さんがいらっしゃいました。

茅切さんは、美大や芸大卒ではなくて、織田デザイン専門学校を出ていらっしゃるとのことで、一瞬、驚いてしまいました。私がお世話になっている先生方のお名前ももちろんご存知でした。お話を伺っているうちに、ブログでご紹介させて頂きたくなり、本稿はご本人の承諾を得た上で書かせて頂いております。

学校を卒業後、4年間ご自身のアパレルブランドを運営、その後、2年間、世界を旅行して、その時に感じたインスピレーションを元に、額縁の中にテキスタイルや花などのモチーフを盛り込み、立体感のある装飾品に仕上げて行く「フレームアート」の制作を開始されたとのこと。

作風は、単に綺麗とか、可愛いといった感じのものではなく、民族的な要素や時代性と作者の心象風景がクロスし、若さの持つエネルギーと、それとは裏腹の鬱屈や、情感を帯びたものでした。ご本人曰く、「素材の選択や生産背景の手配に、アパレル経験が非常に役立っている」とのことです。

来場者の方々からは、「お店のディスプレイ用に欲しい」というお声が多かったそうです。ギフト用とか自分へのプレゼント用には、作品を覆うカバーの部分にオリジナルのメッセージを入れることも可能だとか。

日本で「フレームアート」の作家を名乗っているのは、茅切さんが初めてとのことで、そのパイオニア精神を大いに評価したいと思います。これから一層作品が充実してこられるのではないかと思いました。以前、織田デザインの先生から、「当校の卒業生には、起業して頑張っている人達もいる」というお話を伺ったことがございましたが、茅切さんもきっとその代表選手のお一人だったんでしょうね。今後一層のご活躍を楽しみにしております。

カヤノマディック

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2009年10月12日 (月)

「JFW JAPAN CREATION2010AUTUMN/WINTER」の感想

ヨウジさんがらみのネタに追われているうちに先週書こうと思っていたことをすっかり忘れそうになっていたんですが、

記憶が消えないうちにちょこっとだけ書いておきます。

先週の10月7日(水)、8日(木)、9日(金)は、日本最大級のテキスタイルの総合見本市「JFW JAPAN CREATION」の開催日でした。私は9日(金)の午後、2時間半程度会場にお邪魔致しました。

期間中、8日(木)の午前中が、台風のため非常に来場者数が落ち込んだようで、最終的な総来場者数がどの程度に落ち着いたのか・・・。8日(木)には、出展者の方々も、ビッグサイトのすぐ側のホテルに泊まっておられた方はよいですが、都内の企業さんはお車でビッグサイトにかけつけられたり、地方から上京なさっておられた方で、ビッグサイトから離れたところに宿泊なさっておられた方の中には、2時間半とか3時間かけて会場入りされた方もおられたと伺いました。皆様本当にお疲れ様でした。

JCの会場では、地方の方や、昔からの知人の方々と久々に情報交換させて頂きましたが、大不況の真っただ中にある「今」のこと以上に、「先」の心配=「この不況が終わったら、元に戻るのか」→「たぶん、昔にはもう戻ることはないだろう(日本のヤングはチープな素材に慣らされてしまっている)」という不安の声を耳にして、非常に感じるところがございました。

しかし、さすがにJCであります。今回も海外の有名ブランドさんのテキスタイル担当らしき方のお姿をお見かけいたしました。いい生地を置いておられるブースにお立ち寄りになっておられましたね。目利きです。

日本のテキスタイルの勝ち残りの道は、やはり、アパレルと一緒になった国内市場の深耕と合わせて、輸出にあると思います。欧米はもちろんのこと、あるレベル以上に経済発展を遂げた国には、どの国にも一定割合の富裕層、中間層は存在しますので、リスクはあっても、そういう国のアパレルとの取引を狙って行くしかないでしょう。

話は変わりますが、トレンドテーマの「違和感と独創性」、ちょっとわかりにくい気がして、さくら的にはこのテーマの「違和感」というのに違和感を憶えてしまいました。

ご参考までに、総合テーマの下の小テーマ4つをご紹介しております。

「違和感と独創性」
・・・「私生活の香り」「科学的欲望」「西洋と東洋のかさなり」「不揃いのメロディー」
(プラス、別枠で「エコテキスタイル」のくくり有り)。

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